3/5(土)放送の「炎の体育会TV 大逆転SP」に髙橋大輔選手がコメント出演!
番宣の予告動画が公式サイトやSNS等にUPされています。
昨夜の番組内で予告の映像が流れたとのことですが、
もしかしたら直前のダイジェスト番組でもチラ大輔さんあるかも??
放送予定や予告動画など情報をまとめてお借りします。
◇03月05日(土)16:00〜17:00 TBS系(関東地区、関西地区、福岡、沖縄)
「炎の体育会TV ダイジェスト」
https://tv.yahoo.co.jp/program/96492831/
◇03月05日(土)18:51〜21:00 TBS系
「炎の体育会TVSP」
https://tv.yahoo.co.jp/program/96492839/
◆『炎の体育会TV』3/5(土) トップアスリートが語る「大逆転」SP!!【TBS】
▼炎の体育会TV 番組公式サイト
http://www.tbs.co.jp/taiikukaitv/
▼TBS炎の体育会TV🌈 Twitter (2/26)
https://twitter.com/taiikukaitv/status/1497541615426371584
▼taiikukaitv Instagram reel (2/6)
https://www.instagram.com/reel/CacTf4IhKIM/
🔴✨朗報✨🔴
体育会TVが
来
週
も
放
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あります❗️
3/5土曜1900〜2100
大逆転2時間SP‼️
スケジュール帳に
メモしておきましょう
#大逆転SP
#体育会TV
「絶対、復活劇を作ってやる!みたいな気持ちがあったんです」
2022年の大輔さんが改めて語る自身の大逆転、今から放送日が楽しみです。
髙橋大輔選手の「復活劇」と言えば、右膝前十字靭帯断裂という大怪我を乗り越えての
バンクーバー五輪アジア男子初メダル獲得というストーリーが一番に思い浮かびますが、
2018年に現役復帰してからの全日本2位というストーリーも強く記憶に残っています。
当時のweb記事を振り返り用にお借りしておきます。
★原邦夫 社会保険京都病院 スポーツ整形外科センター長(下)氷上の復活劇に感謝
[読売新聞オンライン (yomiDr. 記事アーカイブ 2011.01.30 ]
けがから復帰し、活躍するトップアスリートたちの姿は見る者の心を打つ。数多くの“復活劇”にかかわってきた社会保険京都病院(京都市北区)の原邦夫・スポーツ整形外科センター長(56)にとって、バンクーバー冬季五輪(カナダ・2010年)のフィギュアスケート男子で、日本初の銅メダルを獲得した高橋大輔選手(関大大学院)も忘れられない患者の1人だ。
フィギュアの選手を診るのは初めてだったので、ひざにどんな負担がかかるかわかりませんでした。「左足で着地できないのか」と聞くと「そんなこと絶対にできない」と言う。利き足でジャンプし、着地することも知りませんでした。
ただ、手術前の高橋君は関節の可動域が狭く、筋力もそれほど強くない。アスリートとしては未完成な体でした。手術後のリハビリで弱点を徹底的に鍛えれば、けがをする前よりも体は強くなる可能性はあると感じました。
<けがから1年後、国内復帰初戦のNHK杯で高橋選手はジャンプ後に、尻もちをつくなどミスが続き、4位に終わる>
「見に来てほしい」と言われたので、車で5時間かけて長野県の会場まで行ったのですが……。高橋君も落ち込んでいたのでしょう、「もっと楽しくやりたい」などと漏らしたんです。叱りつけました。「そういうことはアスリートとしてやれることを全部成し遂げた、1番になって当然の人が言うことや。満足に競技復帰もできていない君が言うのは絶対に間違うてる」と。それ以降、弱音は一切吐かなかった。
すごいと感心したのは、成績が振るわない状態が続いても「ひざの調子が悪いから」とは一度も言わなかったことです。普通ならけがのせいにしたくなるんですが、そういう言い訳をしませんでした。
<バンクーバー五輪出場を果たした高橋選手は、ひざに負担のかかるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を、疲れてくる演技の後半に決めた。小刻みなステップは世界一とも評され、攻める姿勢を貫いて表彰台に立った>
休みを取って現地まで応援に行きました。自分が手術した選手が復帰のシーズンに五輪に出るなんてめったにない。
個人競技のフィギュアはサッカーのように他の選手にフォローしてもらうことができないし、けがをした時と同じ動作を繰り返すわけです。高橋君を応援するというより「僕の手術したひざよ、がんばってくれ」という祈るような気持ちでした。
4回転ジャンプで失敗しても調子を崩さず、最後まで滑りきってくれた時にはホッとしました。さらに1か月後の世界選手権では日本人の男子では初めての優勝も果たしてくれました。
手術前を上回る成績で、僕らの治療が正しかったことを証明してくれたんです。僕らを信頼してつらいリハビリにも耐え、やり遂げてくれた。「感謝」という言葉しかありません。
厳しいリハビリによる痛みで、病室でひそかに涙を流す選手の姿を見てきました。いくら上手に手術しても、それだけでは絶対に治りません。
手術はあくまで競技復帰へ向けたスタート地点。選手が本来のパフォーマンスを発揮するというゴールにたどり着くには、苦しいリハビリに耐え、「絶対治すんだ」という自身の強い気持ちが不可欠です。これからもそうした選手の力になっていきます。
★自分の意見を初めて強く主張した高橋大輔の復活劇
[読売新聞オンライン 2018.10.09]
フィギュアスケーターの高橋大輔(32)が、現役選手としてリンクに戻ってきた。2014年10年に引退表明してから、ちょうど4年。その間、ダンサーやキャスターなどで活動の場を広げていたが、心の奥底で求めていたのは真剣勝負の場所だった。
■「充実した時間を過ごしている」
2018年10月7日、兵庫県尼崎市。復活の舞台は、近畿選手権という小さな大会だった。ジュニア部門も同時開催される地方の競技会で、高橋は静かに滑り出した。
初日のショートプログラム(SP)では、ジャンプの回転不足などはあったものの大きなミスはなく首位発進。しかし、翌8日のフリーで崩れた。
「こんなボロクソな演技は初めて。これが試合の緊張感だと思うし、2日続けての難しさだと思う。(フリーの演技後半は)足が動かなくなってきて、自分でもよく分からない状態になった。ひとつの試合をこなすのは、精神力だったり、体力だったり、いろいろな要素を改めて感じた」
苦笑しながら復帰戦を振り返った高橋だが、同時に、手応えも感じたようだ。
「(時間の短い)SPを気持ちで持っていけたというのは、4年前の気持ちの強さが戻ってきたな、と感じる。目標があって、そこをクリアしていくことを持てるというのは、すごく幸せを感じる。充実した時間を過ごしていると思う」
戦いの場に戻れたことがうれしかった。
■「現役復帰は120%ない」と言っていたが…
「現役復帰は120%ないです。確信を持って言えます」
2016年6月に話を聞いた時、高橋はそう断言した。
浅田真央の現役続行を引き合いに出し、「彼女の基準でやり残したことがたぶんあると思うんで『ハーフハーフ』だったんだろうなと。僕はもうないですね」と言っていた。
そんな高橋が、新しい挑戦の場として選んだのが、舞台で演じるダンサーであり、スポーツを伝えるキャスターだった。
ただ、当時は「やりたいことがなくて、びっくりするくらい。(平昌五輪後も)やりたいことが見つかっていなくて、さまよっているんじゃないですか」とも話していた。
ダンサーにしても、キャスターにしても、依頼を受けての仕事で、もちろんその度に全力投球してきたが、将来については模索していたことが分かる。
事態が動いたのは昨年12月だ。
全日本選手権を見て、真剣勝負で戦う選手たちの姿に触発された。
「自分もあの場所に戻りたい」
マネジメント会社に自分の思いをぶつけた。高橋がこれほど強く自分の意見を主張したのは、現役引退後、初めてのことだった。
今回の演技に戻ろう。
技術的な復活には時間がかかりそうだが、持ち味のひとつである表現力では一端を見せた。
選手の個性を出しやすいフリーのコレオシークエンス(自由なパート)は、2人のジャッジが、出来栄え点で今季から導入された最高ランクの「+5」をつけた。技術点が低くても3位に食い込めたのは、主に表現力・芸術性を評価するプログラム構成点がSP、フリーとも1位だったからだ(かつての高橋に比べればまだまだ低い得点だが)。
「お客さんにどう見せるかというところまで余裕がなくて、感情を乗せるほど余裕がなかった」復帰戦だったが、「魅せる演技」は健在だったということだろう。
「肩書は高橋大輔」
マルチな活動を始めようとした時、肩書を聞くと、高橋は照れながら答えてくれた。
何をしようが「高橋大輔」には変わりはない。それでもやはり、真剣勝負の場で戦う「競技者・高橋大輔」には、他では感じられない存在感があった。
現役復帰シーズン最初の試合となった2018年近畿選手権SP衣装の写真や
日の丸を手にした2010年バンクーバー五輪FS衣装写真、
2005年GPF日本男子初表彰台の笑顔が物語るシングル時代の功績。
そして、アイスダンス転向2シーズン目の斬新なRDソーラン節&琴と
日本史上最高位となった2022年四大陸銀メダル獲得という功績。
5枚のカラー写真で彩られた髙橋大輔選手の特集記事が
現在発売中の女性ファッション誌「25ans 4月号」に掲載されています。
(dマガジンやauスマートパスプレミアム、Yahoo!プレミアムの雑誌読み放題で閲覧可能です)
☆「25ans (ヴァンサンカン) 2022年4月号 」
発売日:2022年02月26日(土)
出版社:ハースト婦人画報社
価格:880円(税込) ※通常版とミニ版あり、同価格
[出版社サイト]https://www.hearst.co.jp/brands/magazine/#25ans
[Amazon (電子書籍)]⇒こちら
目次に書かれている連載コラム、大輔さんの記事1ページ分が載っているのは
『氷上のスターたちにフォーカス! エレ女のためのフィギュアスケート講座』。
世界の舞台で戦い続けたシングルスケーター時代の輝かしいキャリアから
アイスダンスで再び注目を集め急成長を続けている今現在まで、
限られたスペースの中に組み込まれた濃密な紹介文がとても素晴らしいです。
“卓越した感性に導かれ 新しい物語を紡ぎ続ける“
という一文はまさに大輔さんのスケート人生そのものを象徴しているようで、
5枚の写真に添えらえたキャプションも細やかで執筆された方の大輔愛を感じました。
2018年の現役復帰の際にも大輔さんの特集記事が出ていましたが、
もしかしたら今回と同じ方が書かれたのかもしれませんね。
当時のリンクがまだ残っていたのでお借りしておきます。
大輔ファンの視点に立ってあの電撃的復帰が綴られていて共感する部分ばかり。
過去の名プログラムセレクションも写真付きで紹介されています。
★エレ女のためのフィギュアスケート講座【髙橋大輔さん現役復帰!編】
[25ans (ヴァンサンカン) 2018.07.04]
過去の取材メモを少しずつ公開してくださっている朝日新聞記者さん、
2008年四大陸選手権のエピソードもありがとうございます。お借りします。
https://twitter.com/sakagamitak/status/1497325525336879107
◆Daisuke Takahashi 2008 4CC FS ESPN
◆Daisuke Takahashi 4CC 2008 - Interview (ESPN2)
当時の世界歴代最高得点をたたき出した四大陸FSロミジュリと
試合後インタビュー、UP主様ありがとうございます。
こんなふうに会場内に響く大歓声を聴ける日がまたいつか戻ってきてほしいなぁと
しみじみ思いながら大輔さんの演技に見入ってしまいました。
世界の舞台で戦う大輔さんの雄姿が見られる3月、
かなだいの誕生月の3月、もうすぐですね。
2人が充実した練習の日々が送れるよう願っています。
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もしかしたら直前のダイジェスト番組でもチラ大輔さんあるかも??
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「絶対、復活劇を作ってやる!みたいな気持ちがあったんです」
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髙橋大輔選手の「復活劇」と言えば、右膝前十字靭帯断裂という大怪我を乗り越えての
バンクーバー五輪アジア男子初メダル獲得というストーリーが一番に思い浮かびますが、
2018年に現役復帰してからの全日本2位というストーリーも強く記憶に残っています。
当時のweb記事を振り返り用にお借りしておきます。
★原邦夫 社会保険京都病院 スポーツ整形外科センター長(下)氷上の復活劇に感謝
[読売新聞オンライン (yomiDr. 記事アーカイブ 2011.01.30 ]
けがから復帰し、活躍するトップアスリートたちの姿は見る者の心を打つ。数多くの“復活劇”にかかわってきた社会保険京都病院(京都市北区)の原邦夫・スポーツ整形外科センター長(56)にとって、バンクーバー冬季五輪(カナダ・2010年)のフィギュアスケート男子で、日本初の銅メダルを獲得した高橋大輔選手(関大大学院)も忘れられない患者の1人だ。
フィギュアの選手を診るのは初めてだったので、ひざにどんな負担がかかるかわかりませんでした。「左足で着地できないのか」と聞くと「そんなこと絶対にできない」と言う。利き足でジャンプし、着地することも知りませんでした。
ただ、手術前の高橋君は関節の可動域が狭く、筋力もそれほど強くない。アスリートとしては未完成な体でした。手術後のリハビリで弱点を徹底的に鍛えれば、けがをする前よりも体は強くなる可能性はあると感じました。
<けがから1年後、国内復帰初戦のNHK杯で高橋選手はジャンプ後に、尻もちをつくなどミスが続き、4位に終わる>
「見に来てほしい」と言われたので、車で5時間かけて長野県の会場まで行ったのですが……。高橋君も落ち込んでいたのでしょう、「もっと楽しくやりたい」などと漏らしたんです。叱りつけました。「そういうことはアスリートとしてやれることを全部成し遂げた、1番になって当然の人が言うことや。満足に競技復帰もできていない君が言うのは絶対に間違うてる」と。それ以降、弱音は一切吐かなかった。
すごいと感心したのは、成績が振るわない状態が続いても「ひざの調子が悪いから」とは一度も言わなかったことです。普通ならけがのせいにしたくなるんですが、そういう言い訳をしませんでした。
<バンクーバー五輪出場を果たした高橋選手は、ひざに負担のかかるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を、疲れてくる演技の後半に決めた。小刻みなステップは世界一とも評され、攻める姿勢を貫いて表彰台に立った>
休みを取って現地まで応援に行きました。自分が手術した選手が復帰のシーズンに五輪に出るなんてめったにない。
個人競技のフィギュアはサッカーのように他の選手にフォローしてもらうことができないし、けがをした時と同じ動作を繰り返すわけです。高橋君を応援するというより「僕の手術したひざよ、がんばってくれ」という祈るような気持ちでした。
4回転ジャンプで失敗しても調子を崩さず、最後まで滑りきってくれた時にはホッとしました。さらに1か月後の世界選手権では日本人の男子では初めての優勝も果たしてくれました。
手術前を上回る成績で、僕らの治療が正しかったことを証明してくれたんです。僕らを信頼してつらいリハビリにも耐え、やり遂げてくれた。「感謝」という言葉しかありません。
厳しいリハビリによる痛みで、病室でひそかに涙を流す選手の姿を見てきました。いくら上手に手術しても、それだけでは絶対に治りません。
手術はあくまで競技復帰へ向けたスタート地点。選手が本来のパフォーマンスを発揮するというゴールにたどり着くには、苦しいリハビリに耐え、「絶対治すんだ」という自身の強い気持ちが不可欠です。これからもそうした選手の力になっていきます。
★自分の意見を初めて強く主張した高橋大輔の復活劇
[読売新聞オンライン 2018.10.09]
フィギュアスケーターの高橋大輔(32)が、現役選手としてリンクに戻ってきた。2014年10年に引退表明してから、ちょうど4年。その間、ダンサーやキャスターなどで活動の場を広げていたが、心の奥底で求めていたのは真剣勝負の場所だった。
■「充実した時間を過ごしている」
2018年10月7日、兵庫県尼崎市。復活の舞台は、近畿選手権という小さな大会だった。ジュニア部門も同時開催される地方の競技会で、高橋は静かに滑り出した。
初日のショートプログラム(SP)では、ジャンプの回転不足などはあったものの大きなミスはなく首位発進。しかし、翌8日のフリーで崩れた。
「こんなボロクソな演技は初めて。これが試合の緊張感だと思うし、2日続けての難しさだと思う。(フリーの演技後半は)足が動かなくなってきて、自分でもよく分からない状態になった。ひとつの試合をこなすのは、精神力だったり、体力だったり、いろいろな要素を改めて感じた」
苦笑しながら復帰戦を振り返った高橋だが、同時に、手応えも感じたようだ。
「(時間の短い)SPを気持ちで持っていけたというのは、4年前の気持ちの強さが戻ってきたな、と感じる。目標があって、そこをクリアしていくことを持てるというのは、すごく幸せを感じる。充実した時間を過ごしていると思う」
戦いの場に戻れたことがうれしかった。
■「現役復帰は120%ない」と言っていたが…
「現役復帰は120%ないです。確信を持って言えます」
2016年6月に話を聞いた時、高橋はそう断言した。
浅田真央の現役続行を引き合いに出し、「彼女の基準でやり残したことがたぶんあると思うんで『ハーフハーフ』だったんだろうなと。僕はもうないですね」と言っていた。
そんな高橋が、新しい挑戦の場として選んだのが、舞台で演じるダンサーであり、スポーツを伝えるキャスターだった。
ただ、当時は「やりたいことがなくて、びっくりするくらい。(平昌五輪後も)やりたいことが見つかっていなくて、さまよっているんじゃないですか」とも話していた。
ダンサーにしても、キャスターにしても、依頼を受けての仕事で、もちろんその度に全力投球してきたが、将来については模索していたことが分かる。
事態が動いたのは昨年12月だ。
全日本選手権を見て、真剣勝負で戦う選手たちの姿に触発された。
「自分もあの場所に戻りたい」
マネジメント会社に自分の思いをぶつけた。高橋がこれほど強く自分の意見を主張したのは、現役引退後、初めてのことだった。
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技術的な復活には時間がかかりそうだが、持ち味のひとつである表現力では一端を見せた。
選手の個性を出しやすいフリーのコレオシークエンス(自由なパート)は、2人のジャッジが、出来栄え点で今季から導入された最高ランクの「+5」をつけた。技術点が低くても3位に食い込めたのは、主に表現力・芸術性を評価するプログラム構成点がSP、フリーとも1位だったからだ(かつての高橋に比べればまだまだ低い得点だが)。
「お客さんにどう見せるかというところまで余裕がなくて、感情を乗せるほど余裕がなかった」復帰戦だったが、「魅せる演技」は健在だったということだろう。
「肩書は高橋大輔」
マルチな活動を始めようとした時、肩書を聞くと、高橋は照れながら答えてくれた。
何をしようが「高橋大輔」には変わりはない。それでもやはり、真剣勝負の場で戦う「競技者・高橋大輔」には、他では感じられない存在感があった。
現役復帰シーズン最初の試合となった2018年近畿選手権SP衣装の写真や
日の丸を手にした2010年バンクーバー五輪FS衣装写真、
2005年GPF日本男子初表彰台の笑顔が物語るシングル時代の功績。
そして、アイスダンス転向2シーズン目の斬新なRDソーラン節&琴と
日本史上最高位となった2022年四大陸銀メダル獲得という功績。
5枚のカラー写真で彩られた髙橋大輔選手の特集記事が
現在発売中の女性ファッション誌「25ans 4月号」に掲載されています。
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☆「25ans (ヴァンサンカン) 2022年4月号 」
発売日:2022年02月26日(土)
出版社:ハースト婦人画報社
価格:880円(税込) ※通常版とミニ版あり、同価格
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目次に書かれている連載コラム、大輔さんの記事1ページ分が載っているのは
『氷上のスターたちにフォーカス! エレ女のためのフィギュアスケート講座』。
世界の舞台で戦い続けたシングルスケーター時代の輝かしいキャリアから
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2018年の現役復帰の際にも大輔さんの特集記事が出ていましたが、
もしかしたら今回と同じ方が書かれたのかもしれませんね。
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★エレ女のためのフィギュアスケート講座【髙橋大輔さん現役復帰!編】
[25ans (ヴァンサンカン) 2018.07.04]
過去の取材メモを少しずつ公開してくださっている朝日新聞記者さん、
2008年四大陸選手権のエピソードもありがとうございます。お借りします。
https://twitter.com/sakagamitak/status/1497325525336879107
◆Daisuke Takahashi 2008 4CC FS ESPN
◆Daisuke Takahashi 4CC 2008 - Interview (ESPN2)
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試合後インタビュー、UP主様ありがとうございます。
こんなふうに会場内に響く大歓声を聴ける日がまたいつか戻ってきてほしいなぁと
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