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2014年10月14日に大輔さんがファンへ送ったメッセージ&倉敷が誇るスターが乗ったオープンカー

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髙橋大輔選手を応援してきたこの10年の間、私にとって忘れることのできない
衝撃的な出来事のひとつが5年前の10月14日に行われた現役引退発表の会見でした。
当時はものすごく動揺し混乱した気持ちのままひたすら情報を追いかけていて、
その後しばらく読み返すことも出来なかった当時の記事を今改めて目を通しています。

そんな中、会見を終えた大輔さんのホッとした素直な気持ちが記されていた
「2000days」公式Facebookにあったイケメンスーツ男子に目が留まりました。

2000days 髙橋大輔 Facebook
2014.10.15


昨日の引退表明。
会見が終わって髙橋さんの様子です。
「あんなに大々的な会見にするつもりはなかったから、自分もビックリ。
元々は小さな囲みでさりげなくサラリと言うつもりでいたのに…。
久々に圧倒されて、緊張したよ~!」
戸惑いと緊張から解放されてホッとひと息。
会見後、お母様と歌子先生とのレアな3ショット記念撮影もしておきました。
二人に囲まれて、髙橋さんは「恥ずかしい~~~~!!!」の連発と冷や汗。
特にお母様との写真はこっぱずかしいらしく、
「こんな写真撮るならもっとエエ格好してくればよかった~。キレイに撮ってや~」
と言うお母様の横で、
居心地悪そうにオロオロしながら、
「なら、モザイクかけとこうか?」
と掛け合う髙橋さんの様子がなかなか微笑ましかったです。
スーツ姿も"大人の男感"の増してきた髙橋さん。
「最近、トレーニングしてないから筋肉が落ちて、パンツとシャツのネックが緩くなってきた~」
引退という決断に至るまでの深い心境、競技人生の思い出、これからのこと、など、
会見では話していないことを、
『2000days』では、シッカリ語ってくれています。…





2014年の大輔さんが自ら決断したスケート人生の一区切り、
支えてもらった“3人の母“の存在と応援するファンへ送ったメッセージと。
今でも読むことが出来るweb記事で振り返り、一部抜粋でお借りします。

★最後まで心優しかった天性のスケーター 高橋大輔、“3人の母”と迎えた引退
[スポーツナビ コラム  2014.10.15 11:36]
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/figureskate/all/1415/columndtl/201410150005-spnavi
※記事より抜粋

 …ソチ五輪シーズンが始まるころ、高橋は五輪に向けて焦るでもなく、躍起になることもなく、ただ周囲への感謝の言葉を伝えるようになっていた。
「長光先生が引っ張ってきてくれたお陰で27歳までスケートをしてきました。師弟関係は超えていて、第二の母。恥ずかしいですけど。一番大変な思春期まっさかりに、2人で海外に行ったし、先生は本当に大変だったと思います」

 そして3度目の五輪となるソチ大会は、ケガが悪化した状態で臨むことに。順位は6位だったが、それでも晴れやかな表情での演技が、観る者の心を打った。
「皆さんに良い報告ができなくて残念ですけれど、もう(自分を)受け入れるしかないので、笑顔になったのかなと思います。お客さんも日本から多く来てくださいましたし、そういった人に向けても精いっぱいやりたかった。いろいろな思い出がありますが、自分にとっては最高のソチでした」

 その後、世界選手権はケガのために棄権。「1年間の休養」宣言をした。引退を決意したのはそれから半年後の9月中旬。長光コーチにその思いを打ち明けた。長光コーチはこう語る。
「2人ともドライなので、泣いたりしませんでした。ただ一言、お疲れさまと伝えました」
 10月13日の夜、佐々木コーチと母の清登さんに、高橋は電話で「明日、引退を発表するから」と伝えた。母は「半分ほっとした気持ち、よく頑張ったなという気持ち、ちょっと寂しいなという気持ち。でも本人から聞けたのでうれしかったです」という。

 一夜明けた14日は、台風19号が去った台風一過の晴天に。引退会見は、地元の岡山での式典後を選んでいた。母と2人のコーチと「3人の母」も登壇し、いつになくアットホームな雰囲気で会見は始まる。3人の母は綺麗におめかしをして、引退というよりも、新しい門出のお祝いだ。高橋の「引退を決意しました」という重たいセリフも、晴れやかに響いた。

 長光コーチは「彼は十分に皆さんに恩返しできたんじゃないかと思います。血はつながっていませんけれど家族の1人のようなもの。今後もうるさいオバサンのままでいたいと思います」と笑顔。佐々木コーチも「大輔君の後ろ姿はしっかり後輩に受け継がれています」と言い、地元の子どもを引き連れ、高橋や長光コーチに花束を渡した。
 母の清登は「歌子先生には迷惑をかけましたが、安心してお任せしておりました。本当に大輔はいい人に巡り会って、産んだのは私なんですけれど、育てて下さったのは2人のコーチの力が大きかったですね」
 3人の母が交互に労をねぎらい、高橋は終始照れ笑い。そして最後にこう挨拶した。

「ファンの方の心の準備がないままに引退という形をとってしまって、申し訳なく思います。1年考えてから(引退を)言おうかと思ったのですが、これから他の選手がモチベーションを上げていく時期に言うよりも、シーズンが始まる前に発表しようと思いました」
 ファンやライバルへの気遣いが、言葉の端々にもれた。
「気を遣い過ぎる、心優しい少年」と言われた高橋はやはり、現役最後の日も周りに気を遣った。高橋らしい引退だった。




★「いいことも悪いこともいい思い出」高橋大輔 引退会見一問一答
[スポーツナビ  コラム  2014.10.14 21:55]
https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201410140002-spnavi?p=1

 2010年バンクーバー五輪の銅メダリストで、日本フィギュアスケート界をけん引してきた高橋大輔(関西大大学院)が14日、岡山市内で記者会見を行い、現役引退を発表した。
 会見で高橋は、引退を決意した理由や今後の目標などについて語った。
 以下、会見での一問一答。

■ひと段落して大きくなった引退の気持ち
 8月のアイスショーが終わって、これから考えていこうと思っていたんですけれど、考えていく上で自分の中でどうしてもすっきりしないというか。僕自身も(進退を決めるまで)すごく時間がかかるかなと思っていたんですけれど、アイスショーが終わって何もすることがなく、自分の時間を過ごす中で、やっぱり引退と一区切りつけて次に進んでから決めた方がいいかなとなりました。簡単に言えば引退なんですけれど、その後にゆっくり考えていこうかなと思っています。

――今の気持ちは?
 現役最後の試合が(ソチ)五輪になってしまいました。世界選手権には出ることができなくなり、今まで応援してくださった方々の前で「自分は引退します」と公言した中で、ファンの方の心の準備がないままに引退という形にをとってしまってすごく申し訳ないなと。そこは僕自身……こうなってしまってからは、やっぱり世界選手権だけは出ていれば良かったなという後悔はあるんですけれど、スケート自体をやめるというわけではなく、競技人生を引退ということなので、そこは、皆さんにお伝えすることができてよかったなと思います。

 正直、現役に未練がないわけではないので、チャンスがまったくなくなったわけではなく、また復帰できるということもあって、本当に競技に戻りたいのか、全然違う道を歩むのか、また違ったスケートの道を歩むのか、と今は思っています。こういう風にバーンとなってしまったので、戻ると言っても戻りにくいかもしれないですけれど(笑)。サラッと本当は言いたかったんですけれど、でも、気持ちとしては自分の中で、3月から7カ月ですかね、(今が)一番すっきりした気持ちでいます。

――現役に未練がないわけではないという中で、それでも区切りをつけて引退すると決めた一番の理由は?
 一番の理由は、気持ちとしてはソチ五輪でひとつの区切りだというふうに思っていたんですけれど、世界選手権までは決まったら出ようと思っていたので、自分の中でも区切りがついていなかったんです。今、自分の中でも次に目標ができたわけでもないですし、これから先、考えていきたいなと思っていますし。ただ、性格的なことなのかも分からないですが、自分の中で少しすっきりしたいなと。そうしないと少し休養ということで、少しでも気持ちを残しておくと、どうも次に進みにくいなというのを常々感じていた自分がいるなと。1年考えてそれで言おうと思っていたんですけれど、シニアの試合が始まる前にやっぱり言おうと。

――競技人生の中で“選手・高橋大輔”としてこれは貫いてきた、こだわってきたというところは?
 こだわりは自分ではあまりないと思っています。流れのままに生きていくという。あまり強引に自分の思いを突き通すのではなく、受け入れて、それをやってみて決めるというスタンスだけは、自分の中で常々あって。人からいろんなものを吸収しようという気持ちだけは常に持って、競技人生をやってきたのかなと思います。あと、演技では独りよがりな演技をするのではなく、やはりコミュニケーションを大事にして、ひとつになるということを心掛けてきたかな。その2つくらいですかね。それもこだわっているというか、自然に、自分の性格なのかなと思いながらやってきたと思っています。

――今後のことは漠然としたものでも考えはあるか?
 あんまり、ですかね。これからアイスショーなどには出させていただくんですけれど、少し引いたところから考えたいというところで、何か縁があればやっていこうかなと。ただ、自分の中では1年、2年の間は少しスケートというものから2、3歩くらい引いた生活をした中で探していこうかなと思っています。自分がフィギュアスケートというものをどこまで好きなのか、どこまで情熱を持っているのか。今までずっと、目標が次から次に出てきたので、目標を定めるということを考えたことがなくて、今、本当に戸惑っている状態で。自分が何に情熱を持って生きてきたんだろうかと考えた時に、スケートだったんだと思ったんです。
 これが本当のことなのか、次から次に来るものを消化してきたのかも分からないので、ちょっと引いたところで生活してみれば、どこまでスケートが好きでいたのか、これを本当にやっていてよかったと思えたのかが分かると思うので、特にあまりはっきりとは決めずに、流れのままにいこうかなと思います。


――ファンの方へのメッセージを。
 ファンの方には、最後に引退という形で競技をお見せすることができなかったことをすごく後悔しているし、自分の中でも残念だなと思っています。スケートというものから完全に離れるわけではなく、皆さんの前で滑っていけたらなと思っていますし、いろんな形であっても、応援まではいかないですけれど「あんな選手がいたな」と、少しでも頭の片隅に置いていただけたらなと思います。もしかしたら違った形で出るか、それは僕自身も分からないんですけれど、そうなった時はどんな形であれ、もう1回、応援したいなと思ってくれるのであれば、また応援してもらえたらうれしいです。





いつも周囲の人たちや応援するファンに対して思いやりの気持ちを示しながら、
その人生は常に自分自身に正直、流れに抗わず経験してきた様々なことを
フィギュアスケートという表現の場で演技として魅せてきてくれた大輔さん。
5年前に語られた思いは現役に復帰した今の生き様にも通じていることが実感出来て、
あのときファンに向けて送ったメッセージの中で気にかけていたことを
まさに今シーズンの全日本で取り戻してくれようとしていることに胸が熱くなります。



先月26日にD1SK公式サイトから発表された大輔さんからのご報告は、
シングルスケーターとしての競技を今シーズンで一区切りとすることと、
2020年1月からアメリカに拠点を移してアイスダンス競技に転向するということ。
当日夜の生出演でも大輔さん自身の言葉で思いを伝えてくれていましたね。

シングルスケーターに一区切りを付ける最後の試合、それが今年の全日本選手権。
決してスケーターを引退するわけではないし、今後もショーでは1人で滑ることもあって
新たなパートナーとともにアイスダンスに打ち込む日々へシフトチェンジするだけ…
頭の中では分かっていても、いざシングル卒業のときが訪れたときには
どんな気持ちで大輔さんを見つめているのか、今はまだ想像できないし想像したくない、
というのが正直な私自身の思いでもあります。(ホントに弱い人間です…ゴメンナサイ)



それでも、その区切りの時を迎えることを今回は大輔さんが前もって伝えてくれたから…
しっかり心を落ち着けてその時を受け止めようと思っています。仕事柄多忙な年末、
最後の全日本も現地観戦することが出来そうにないのが心苦しいのですが
テレビ中継を通してシングルの大輔さんに最大級のエールを送るつもりです!


今日、10月14日の朝に見ることが出来た大輔さんの地元・倉敷の旅番組で
紹介されていた「マビ昭和館」の館内展示の様子がこちら。
日本男子初の五輪メダリストとなり世界王者にもなった2010年の春、
大輔さんが故郷の凱旋パレードで乗ったオープンカーのお話もありました。





昨年の西日本豪雨でこのオープンカーも浸水の被害を受けたそうですが、
何とか復旧させたいと尽力された地元の方々の並々ならぬ熱意や
倉敷が誇る「スター」を乗せて自らハンドルを握られた凱旋パレードの感動を
今もなお大切な思い出として語ってくださる館長さんにも心から感謝しています。

こちらに画像と映像をUPしておきました。
ご覧になれなかった方はぜひ!
https://www.instagram.com/p/B3lsnIVFt0f/


倉敷から長野へ。このたびの台風19号で大きな被害を受けた地域へ
「恩返し」の支物資が送られたという心温まる記事も今日UPされていました。
https://www.sanyonews.jp/article/948833/

自然災害とはいえ日本列島にとっては大きすぎるダメージ、
まだまだ予断を許さない状況であったり、被災され避難されて
不便で不安な生活を余儀なくされている方々へ。
改めて心よりお見舞い申し上げます。
一日でも早く平穏な生活が戻ってきますように。
これ以上の被害が起こらず復旧が進むことを願っています。


今日、10月14日は体育の日ということでインターネット調査による
「好きなスポーツ選手ランキング」が発表されていました。
現役アスリートが対象、ということで男性部門の第5位に大輔さん!
続く第6位に昌磨くん!嬉しかったので記念のスクショを貼っておきます。

★『第12回 好きなスポーツ選手ランキング』男女別TOP10を発表
[ORIOCN NEWS 2019.10.14]
https://www.oricon.co.jp/special/53730/



こちらはリンク先で写真と記事をご覧ください。
今年の夏のフレンズオンアイス翌日に大輔さんが参加した
「AW19 PUMA OPEN HOUSE」トークイベントの話題が載っています。

★「街着」で使えるものばかり! 「PUMA」2019年秋冬で特に注目の新作シューズ3を解説
[GetNavi Web 2019.09.30 18:00]
https://getnavi.jp/fashion/425308/

★「PUMA 2019秋冬」展示会で、きれいめスニーカーを発見♡|Oggi.jp的【ときめき探し展示会クルーズ】
[Oggi.jp ファッション 2019.10.14 ]
https://oggi.jp/6069848



新しい今シーズンのSP「Phoenix」はFOI披露のときから1か月余り経った
先日のCaOIでも相当ハードな演技に見えてはいましたが、
あのときシェリルさんに直接リンクサイドからも声をかけられていて
ブラッシュアップされた振付に試合へのワクワク感も高まった現地鑑賞でした。
昨シーズンからの持越しで完成形を目指すFS「Pale Green Ghosts」もまた、
リショーさんのアドバイスでより良いプログラムへとブラッシュアップ済みのはず。
来る西日本選手権で2つのプログラムが作り出す大輔ワールドに期待しています!!

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