★「違った自分らしさ」を演出する髙橋大輔 ~アート・オン・アイス 2017~
[SWI swissinfo.ch 2017.02.09 16:12]
原文記事⇒こちら
現在スイスで開催中のアイスショー「アート・オン・アイス(Art on Ice)」にプロフィギュアスケーターの髙橋大輔が出演している。世界のトップスケーターたちが彼らのさらに新しい側面を創り出すアートショーで、髙橋はどのようにショーを作り上げようとしているのか、スイスインフォがリハーサルの合間にインタビューをした。
今回は「ニューヨークのあらゆる人々ーーそれぞれの人に物語がある」というコンセプトを基に、ジェイムス・モリソンの「The Person I Should Have Been」のライブ演奏に合わせて、大都会の片隅にいる「ホームレスのような役」を演じる髙橋大輔。「やさぐれた感じ」を演出したいと語る髙橋は、「スケートというもので表情だったりとか、それでその歌とあわせてっていう、その一つの世界観を作り上げる」と言う。
舞台では、暗闇のリンク上にひっそりと置かれたダンボール箱から這い上がるようにして登場し、長めのコートを脱ぎ捨てる場面があるが、こうした演劇性を取り入れた場面について髙橋は、「小物を使ったりしたことがなかったので、いい経験になる」と話す。このような舞台を作り上げるということは髙橋にとって「演出の人が求めるものを自分で全力でやっていくということ」。また、「僕自身がまた新しいショーをしたいなと思ったときにはすごく勉強になるショーだと思っている」。「ここで見るもの全てを盗んでいけたらな」とも語る。
髙橋のアート・オン・アイスへの参加は今回で2回目。「前回アート・オン・アイスに参加したときと、今このアート・オン・アイスに参加するときの周りの状況だったり自分の心境ってのも変わっている。そういった部分でまた新しい経験です」。
昨年のアイスレジェンドを含め、今年で3年連続スイスのアイスショーに参加することになる髙橋。国外でのアイスショーへの参加はあまりないが、そのなかでもスイスでの参加が一番多いという。アート・オン・アイスの観客は単にスケートの好きな観客とは異なり、「他とはまた違う反応っていうのがある」と明かす。しかし、「スイスの方は僕のことをはまだ知らないと思うので、自分でもアピールできたらなと」。そして、「日本からのファンにはまた違った自分らしさを見せられたらなと思っている」と新しい挑戦を続ける髙橋は結んだ。
「AOI2017」チューリッヒ公演前の大輔さんへのインタビュー、
swissinfoさんのweb記事をお借りしています。
先日すでにUPされているステファンと大輔さんのインタビュー動画から
再編集された記事のようですが、改めて大輔さんが語った言葉を目にすることで
今回の「AOI2017」にかける意気込みが有言実行されていることを強く感じました。
その動画付の記事は⇒こちら
youtubeでもUPされていたので感謝してお借りします。
◆ステファン・ランビエールと髙橋大輔 舞台裏で大いに語る
https://youtu.be/_eu30OgYvGo
大輔さんが「AOI2017」で作り上げた2つのプログラムの世界観。
ひとつは人間が持つ心の闇の部分を情感たっぷりに表現したホームレスの役、
もうひとつは華やかなエンターテイメントショーで観客を楽しませるダンサーのような役。
ローザンヌ初日のコラボと2日目のキャラバンをUP主様に感謝してお借りします。
◆AOI 20170207 Daisuke Takahashi with James Morrison
https://youtu.be/QsN4wDpdi_U
◆AOI 20170208 Daisuke Takahashi Caravan
https://youtu.be/kIhQ3H96pJ8
https://youtu.be/kIhQ3H96pJ8
ローザンヌ公演初日の大輔さんフォト、
newscomにUPされているものから数枚お借りします。
https://www.newscom.com/nc/clearOpenSearch.action?search1String=Daisuke+Takahashi
「RvS.Media」facebookにUPされた大輔さんフォトもお借りします。
2年ぶりにAOIローザンヌ公演に戻ってきて再び魔法を見せてくれた、
と記して大輔さんのパフォーマンスを讃えています。
https://www.facebook.com/RvSmedia.org/posts/674976106016142
Art on Ice is back in Lausanne. Daisuke Takahashi did his magic again.
今まで見たことのない「表現者・髙橋大輔」の氷上の世界に魅了されているこの1週間、
感激と感動で心が満たされた日々を過ごさせてもらっています。
次のダボス公演でも人々を魅了するパフォーマンスを披露してくれることを願っています!
yocco