★高橋大輔の挑戦(中) ダンサーデビュー、「いい経験に」
[YOMIURI ONLINE 大手小町 2016.06.17]
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/project/cafe/20160615-OYT8T50054.html
2014年の現役引退後、迷いの中で見つけたのが、「ダンサー」という選択だ。今夏には、東京で開催される「LOVE ON THE FLOOR」(6月30日~7月9日・東急シアターオーブ)にゲストダンサーとして出演する。「ときめき」「情熱」「嫉妬」といった愛が持つ感情、様々な側面を、米国のトップダンサーや、フィギュアスケート女子五輪金メダリストのクリスティ・ヤマグチさんらが表現する世界初のダンスショー。高橋さんは、唯一の日本人として公演のナビゲーターも務める重要な役割を担う。
Q 出演を引き受けることになった経緯は?
A 「今回のダンスに関しては、現役時代からお誘いがあって、ずっとお断りしていたんだけど。仕事を始めるという段階になって、またお話をいただいて。これもいい経験になるかもしれない、ということで受けました。僕はいま、すごく大きな目標というのがなくて、いまは、やれることをやって、そこから何かが見つかるのでは、と。いろいろな考えが広がるのではないか、と。(ダンサーとしての演技は)ものすごいプレッシャーだから、すごく迷いましたけど。自分のためになると思いました」
Q 大きな目標がない、とはちょっと心配。それで大丈夫?
A 「いまはそれでいいんです。スケート以外は苦手なことしかないですから。やってみないと分かんない」
Q どんな感じのショーですか?
A 「ダンスだけで愛を表現するという漠然としたもの。歌ったり、しゃべったりはなしで、ダンスだけなんです。役割はナビゲーター、狂言回しという立ち位置です。ただ、僕もまだ全部知りえてなくて」(※取材日は6月13日。高橋さんはその夜、ショーの最終チェックのためロスに飛んだ)
Q ダンスもフィギュアスケートも同じ「表現系」。両者の違いは?
A 「やはり体の使い方ですかね。バランスのとり方も、フィギュアの感覚でやろうとすると全然できなかったり。僕は体が硬いので、体のしなりとかも、(氷上を)滑っているからこそ出せていたと思うんです。スケートの場合、(エッジを使って)体を倒せば倒すほどバランスがとりやすいんですけど、陸の場合は足の裏でバランスを取らないといけない」
Q 筋肉の使い方は?
A 「上半身はいっしょだと思いますけど、下半身は違う。でも、つながりなので、下半身が力んでしまうと上にもつながってしまう。そこらへんはかなり感覚が違うと思いました」
Q 公演時間は?
A 「これもまだ、ちょっと分からない。スケートの場合、短時間でかぎ『バン』と集中しますけど、ダンスのナビゲーターの場合、何回も長い時間舞台に出るので、まったく想像できません。本番になるまでわかりません」
Q 世界一のステップは役に立った?
A 「全然役に立ってないです。種類が違いますから。ジャンプもあるかどうか分からない」
Q では、両者の共通点は?
A 「踊りのなかで表現していくというところだけが共通していると思っています。気持ちだったり、ストーリーだったり、会場の空気感だったり。それを感じながら、自分の体だけで何かを伝える、何かを感じてもらうというところは一緒だと思います」
Q 「表現する」というのは得意とするところでは?
A 「いや、得意だと思ったことは一度もなくて、ただ好き、それだけです」
Q フィギュアスケートでは男子シングル。団体演技への不安は?
A 「ペアを組んで踊るという感覚が、よく分からない。リフトがあるんですけど、(ペア出身ではないので、女性の)持ち方も分からない。初めてのことばかり。1人で踊るシーンもスケートではないので、フロアでは全然できない。結構練習しないと、という感じです」
Q 手ごたえは?
A 「感じずに終わりそうですけど、やるしかない。それくらい自信のないことをやっています。本当に『畑違い』とは、このことだと思います。いい経験になると思います。苦手なこと、自信のないことをやっていこうと決めたわけでもありますし。初めて『挑戦』という感じです。僕、あまり『挑戦』とは言わないですけど。スケートでもあまり使わなかった。なんかいやで。好きじゃないんです。大それたことだと思っちゃって。これまではそんなに挑戦じゃなかったんです。やらなければいけないからやっていたわけで」
Q フィギュアスケートで4回転ジャンプに挑む時も挑戦じゃなかった?
A 「やらなければいけない、やらないと勝てないわけですから、そんなに挑戦というわけではない。勝つために必要なことだった。新たな分野に挑む、いまは挑戦だと思っています。本当に自信のないことをやっているので」
大輔さんインタビュー連載記事の第2回、情報を感謝してお借りしました。
読み応えのある記事と初めて見るダンスレッスン中の写真も1枚。
昨日の記事でも感じたことですが、スケートに対しての絶対的な自信と
そこを軸とした上で新しい世界へと足を踏み入れていく勇気と逞しさ、
30歳を過ぎた大輔さんの変化が言葉の端々から読み取れました。
記事によるとPIW大分の翌日にはLAへと旅立ったとか…
もう海の向こうに行ってるってことですね。
今日あたり何か新しい情報が入ってくるでしょうか?楽しみに待っていたいと思います。
そして実のところ、(上)の次は(下)かなと思っていたら
思いがけず(中)だったことに喜んでいる単純な自分w
この記事の続きは明日の朝、また楽しみが増えて嬉しいです!
「Ice Legends」公式facebookに新しいフォトが追加されています。
大輔さんの2枚を感謝してお借りします
⇒https://www.facebook.com/TheIceLegends/posts/636807729810528
一昨日の「IFS」twitterにも大輔さんのフォト。
こちらも荘厳なラクリモーサの一瞬を捉えた素敵な1枚です
IFS Magazine @ifsmagazine 6月15日
Great to see Daisuke Takahashi back skating with a renewed spirit.
Love this program. https://youtu.be/JtfzYNNGjGY
新たな精神を備えてスケートに戻ってきた高橋大輔に会えて嬉しい…
心の底から同意するコメント文、最新号の記事にも期待しています!
そして今日の夕方、 18時40分からはNHK BS1で、
『アイスレジェンドミニ「浅田真央&高橋大輔 対談」 』
http://tv.yahoo.co.jp/program/17692908/
大輔さんと真央ちゃんの未公開映像があるでしょうか?
録画をチェックするのを帰宅後の楽しみにして…今日も仕事へ行ってきます!
yocco
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【記事】高橋大輔の挑戦(中)&荘厳なラクリモーサ
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