中国メディアによる2022年四大陸選手権アイスダンス銀メダリストへのインタビュー、
村元髙橋組に関する記事が公開されたので全文を和訳してみました。
アジア人スケーターとして快挙を成し遂げたかなだいが語るアイスダンスへの情熱、
マリーナ・ズエワコーチのことやRDソーラン節&琴、後輩たちへのアドバイスまで。
長文になりますが最後まで読んでいただければ幸いです。
(ところどころ意訳あり、間違い等あったらご指摘願います。)
★【专访】村元哉中/高桥大辅:我们热爱冰舞的一切
[ 爱滑冰 (iskating) 2022.08.18 20:30] ※原文は中国語、写真6枚あり
https://mp.weixin.qq.com/s/hybzUUIDYUp6UKWscMJPyw
【インタビュー】村元哉中/髙橋大輔:私たちはアイスダンスのすべてが大好き
2021-2022シーズンは日本のアイスダンサーである村元哉中と髙橋大輔にとっての2シーズン目で、不運にも冬季オリンピック日本代表の座は逃したもののタリン開催の四大陸選手権では銀メダルを獲得しました。 日本のアイスダンサーが四大陸の表彰台に上がるのは4年ぶり2度目のことで、アジアのアイスダンサーとして四大陸で最高の成績を収めました。 髙橋大輔は男子シングルスとアイスダンスの2種目で両方のメダルを獲得した最初のフィギュアスケーターとなりました。 試合後、スケートの記者は村元哉中と高橋大輔にインタビューを行い、2人がパートナーとなる過程の心境やアイスダンスに転向してからの練習、リズムダンスの振付について尋ねました。
四大陸で準優勝した感想に言及すると村元哉中と髙橋大輔はとても貴重で特別な瞬間だったと強調しました。「四大陸選手権でメダルを取ることは特別で有意義な経験でした。 私たちは2年間一緒にアイスダンスを練習し、その間に感染症の流行を含む多くの困難を経験しました。 しかし、2年後、私たちは四大陸の表彰台に上がり、再び歴史を作りました 」
村元哉中と髙橋大輔は2019-2020シーズンからアイスダンスのパートナーとなりましたた。 2人がどのようにチームを結成してアイスダンスに参加することを決めたのかについて話を聞くと、村元は髙橋大輔がパートナーになりたいかどうか尋ねるために率先して行動したと言いました。 「クリス・リードとの仕事を終えて2年間休んだ後、私はまだフィギュアスケートが大好きで、実現したいアイデアがまだたくさんあることに気づきました。」髙橋大輔がアイスダンスの練習を考えているかもしれないと聞いたとき、村元哉中はチャンスをつかみ彼に招待状を送りました。 「髙橋大輔は私が尊敬するアスリートの一人で、彼はレジェンドであり、私は彼の大ファンです。彼のスタイルと音楽に対する理解や表現力にとても憧れています。もしも彼が挑戦したいと望むなら、きっと素晴らしいアイスダンサーになるでしょう。」
2018-2019シーズンにシングルスケーターとして復帰してから4年経った髙橋大輔にとって、アイスダンスの練習は当初は空想のものでした。 「最初は全く不可能だと感じていました。 アイスダンスを見るのは大好きですが、アイスダンサーになるなんて思ってもみませんでした。」 髙橋大輔にアイスダンスをやってみるべきだと言う人が増えていき、とりわけ村元哉中と同じアイスアリーナで練習していた元シングルスケーターの田村岳斗コーチに「毎日アイスダンスを練習すべきだと言うよ」と告げられたとき、彼はその可能性を真剣に考え始めました。 「アイスダンスをやってみるのも面白いかもしれない」
2年後に初めてアイスダンスチームとしてトレーニングをした当時のことは髙橋大輔にとては喜ばしい思い出だった一方で村元にとっては緊張感のある出来事でした。 「髙橋大輔は私にとっては最後のチャンスで、一緒にやっていきたいと思った唯一のパートナーです。」 村元の最大の心配は髙橋大輔がアイスダンスが難しすぎると感じてあきらめてしまうことでした。髙橋大輔がパートナーとして練習する意思があることを知ったとき彼女はホッと胸をなでおろしました。
一貫性のある目標はアイスダンスパートナーたちにとって非常に重要です。 パートナーシップを結んだ当初、村元哉中と髙橋大輔は冬季北京オリンピックのためのパートナーではないこと明らかにしました。 当時、村元哉中は2年間の休養から復帰を発表したばかりで、髙橋大輔はアイスダンスを全く練習しておらず、2人はほぼゼロからパートナーとしてスタートしたためこの競技キャリアの方向性を予測できず、日本を代表するオリンピックへの参加は手の届かない夢のようなものでした。 「私は北京冬季オリンピックのパートナーを探しているのではなくて、彼と一緒にスケートを楽しみ、私たちがどこまで行くことができるかを確認したいと髙橋大輔に話しました。」
アイスダンスを楽しむことは村元哉中と髙橋大輔が共同で認めた方向ですが、アスリートとして彼らはまだ自分自身を鼓舞し、トレーニングプランを計画するための具体的な目標を必要とします。従って、2年間のトレーニングプログラムは北京冬季オリンピックに基づいていました。 「冬季オリンピックに出場するために努力したい」 この目標は最終的には達成されませんでしたが、村元哉中と髙橋大輔にとって、パートナーとのトレーニングを楽しみチームとして働く方法を学ぶことは、彼らが最も重要かつ達成したいことです。
「シングルスケーターからアイスダンスへの道のりは簡単ではない」と髙橋大輔は打ち明けました。「2人でスケートをし、食事をし、適応していくことすべてが難しいです。シングルスケーターはジャンプを完成させるためにスリムな体型を維持する必要がありますが、アイスダンサーは難しいリフトを完成させるためにより強靭な筋肉を必要とします。」 髙橋大輔と村元哉中は身長が同じくらいで、リフトを行うための特別な課題が付加されます。 彼らは他の選手のように大きなリフトを達成するために身長の助けを借りることはできませんが、別の方法を見つけて2人のリフトをより大きく見せることができます。 絶え間ないすり合わせの中で、村元哉中も髙橋大輔も近い身長差が2人に有利になってきたことに気づきました。 「私たちはサイズも体形も近いので、スケーティングが高いレベルに達するとそれがアイスダンスにおいて大きな利点となり私たちの個性となります。」。
村元哉中も髙橋大輔もシングルからアイスダンスに転向した選手です。シングルスケーターの経験がアイスダンスのトレーニングに役立つかどうかについて、2人は異なる答えを与えた。 髙橋大輔にとってはアイスダンスの練習期間はまだ短く、このプロジェクトについて学び続ける段階にあって明確な答えを出すことはできません。 アイスダンスの経験が豊富な村元哉中は、非常に異なるプロジェクトではあるけれどシングルスケーターの経験はアイスダンスにとても役立つと考えています。 シングルスケーターから学んだ身体的および技術的な能力の活用は彼女がよりスムーズにアイスダンスの練習へ移行するのに役立ちました。
村元哉中/髙橋大輔組のコーチは有名なアイスダンスインストラクターのマリーナ・ズエワで、村元哉中と元パートナーのクリス・リードのコーチも務めていました。村元哉中と髙橋大輔から見れば「マリーナはレジェンドであり、彼女が今日の私たちを作った」という「伝説」のコーチであるがゆえに、髙橋大輔は最初は少し緊張していましたが徐々に練習を重ねるうちに彼女が実際にはとてもユーモラスであることがわかりました。「 僕はアイスダンスについて何も知らなかったし、何をすべきかもわからなかった。 マリーナはすごく僕の助けになってくれて、アイスダンスへの信頼を構築するのも手助けしてくれました。」
村元哉中はマリーナ・ズエワに7年以上も前から指導を受けていて「マリーナのようなコーチを持つことは私の喜びです」と率直に語っています。「演技、音楽、ダンス、スケートの美学に対する彼女の認識は素晴らしいですし、彼女は私たちに良い影響を与え導いてくれます。 一アスリートとしてマリーナがどれほど私にとって特別な存在か、とても言葉では言い表せません。」
2021-2022シーズン、アイスダンスのリズムダンスに関する国際スケート連盟のパターンダンスはミッドナイトブルースで、音楽スタイルはストリートダンスのリズムです。 村元哉中と髙橋大輔のユニークなリズムダンスプログラムは日本の伝統的な漁師唄と現代音楽「Koto」を選択し、ヒップホップスタイルと日本の伝統舞踊を組み合わせていて、観客やスケートファンに愛され高い評価を得ています。
ストリートダンスの Hip hop でインスピレーションするうちの1つが髙橋大輔の2007-2008シーズンショートプログラム「ヒップホップ・スワン・レイク」です。 「今年のリズムダンスのスタイルがストリートダンスであることを知ってすぐにHip hopで滑ることを提案したとき、私の頭の中で最初に思い浮かんだのが髙橋大輔選手のヒップホップスワンレイクでとても素晴らしいプログラムでした。」 2017年「氷艶 -破沙羅-」で髙橋大輔が演じたヒップホップの歌舞伎がもうひとつのインスピレーションの源であったことを髙橋大輔が言いました。「彼のそのダンスを見たとき、私の心の中に花火が打ち上がったような感じがしました。」 村元哉中のアイデアはマリーナ・ズエワとチームによって支えられており、かつて「氷艶 -源氏物語-」の振付を行った日本のダンサー矢内康洋も振付チームに加わりました。
音楽的な側面において「Koto」はすぐにヒップホップの音楽部分として識別されましたが、ミッドナイトブルースと一致するジャズスタイルの音楽を選択することは容易ではありませんでした。 継続的に探した結果、彼らは最終的にリズムダンス音楽として「ソーラン節」を選びました。 北海道の漁師から伝わった日本の漁師唄で、漁夫の網漁の過程は村元哉中と髙橋大輔がアイスダンスで追いかける夢の描写でもああります。 プログラムの途中で音楽が伝統的な民謡からKotoに変わり、ミッドナイトブルースのパターンダンスからヒップホップの振付に入ります。その変化は村元哉中と髙橋大輔が表現したい「伝統から現代への進化」というテーマでもあるのです。
リズムダンスの衣装はシングルスケーター時代の髙橋大輔の衣装をデザインしたデザイナー伊藤聡美がプロデュース。(※この部分は誤りで正しくは原孟俊さんがデザインされたものです) 2人は衣装のデザインにも多くの思いをし、髙橋大輔はたくさんのアイデアを思いつきました。 「僕たちは伝統的な日本のスタイルと伝統的ではない着物のスタイル、プログラムにおける伝統と現代性の両方を組み合わせたスタイルを体現することを望んでいます。」 最適なカラーマッチングを見つけるために2人とデザイナーのチームは試行錯誤を重ね、最終的に朱赤と黒、および純粋な白の2つの衣装に決定しました。朱赤は日本では朱肉やインクによく使われ高貴さを象徴していて、一方の黒は朱赤とは対照的です。 白い衣装を選んだのも人々が寺や神社に行くときに白い服を着ていくため日本を象徴することができるからです。 髙橋大輔と村元哉中はどちらも白が好みでしたが、チームの他のメンバー、特にマリーナ・ズエワはより強い赤と黒の組み合わせを好んだので、試合の衣装は最終的に赤と黒に決定されました。
シングルからアイスダンスへ転向して、髙橋大輔は2人が言葉がなくても氷上で完璧な一貫性を達成することができるアイスダンスの瞬間を最も楽しんでいます。「氷の上ですべてがとてもスムーズで自然なときにアイスダンスの素晴らしさを感じます。」 パートナーになってから1年半が経ち、髙橋大輔はそんな瞬間を感じ始めましたが、この稀で貴重な瞬間がアイスダンスを最も愛した理由でした。インタビューの中で村元は3回このように強調して言いました。「私はアイスダンスのすべてが大好き、すべて、すべてです。 幸せな時も落ち込んでいる時もアイスダンサーとして経験を共有するパートナーがいることですべての感情が2倍になります。 私が愛するアイスダンスのキャリアに没頭し、他の人と共有することは特別なことです。 髙橋大輔選手と並んで氷の上に立ち、彼から多くのことを学ぶことができて幸運でした。」
インタビューの最後には、髙橋大輔も村元哉中も若い選手に「大胆に挑戦してみて、主流に従うのではなく、本当に興味があるものを見つけて」とアドバイスしました。髙橋大輔は「僕は33歳の時にアイスダンスの練習を始めました。 アジア諸国ではシングルスケーターが最も人気がありますが、若い選手にはペアスケートやアイスダンスにも勇敢に挑戦してもらいたいと思います。 試してみないと、自分の心に従わないと、本当に愛しているものを見つけることはできないでしょう。 」
大輔さんも哉中ちゃんも心の底からアイスダンスを愛していて、
厳しい競技の世界で挑戦を続けながらスケート人生を楽しもうとしているのが
言葉の端々から伝わってくるような素敵なインタビュー記事でした。
引き続き2022-23シーズンのかなだいにも注目し取材してもらえたら嬉しいです。
9月8日発売の雑誌「Sports Graphic Number 1058・1059号」に掲載された
かなだいについてのコラム記事、写真も文面も同じ内容でweb公開されました。
毎日投稿してくださる岡山ニュース動画は貴重な映像ばかり、
トリノ五輪前後の大輔さんをいろいろ見せてとても有難いです。
★「見たことのないラテンを作りたい」ルール改正も、アイスダンス村元哉中&高橋大輔が見せた自信の理由「僕達らしい雰囲気を」
[Number Web (文・野口美恵) 2022.09.19 06:02]
https://number.bunshun.jp/articles/-/854649
「完璧にできればすごくカッコイイ。特に今季は、パターンダンスが無くなって、コレオシークエンスになるので、僕達らしい雰囲気を最初から出せると思います」
アイスダンス転向3季目となる高橋大輔は、新リズムダンスのお披露目に向けて自信を垣間見せた。その根拠となるのはルール変更だ。
もともとアイスダンスは「規定」と呼ばれる決まった足順を滑る種目と、オリジナル、フリーの3日間で行われていた。
規定では全組が同じ課題を滑るため、技術差がはっきりと出る。男女シングルではエンターテイメント性が低いことから1990年、図形を描く「規定」は廃止。それでもアイスダンスでは基礎を重視し、名称を「パターンダンス」に変えて課題は残されていた。
そのパターンがシニア課題から消える、つまり100年以上続いた「規定」の概念がフィギュアスケートから無くなるのだ。一方で、技術の判定がなくGOE(出来栄え)だけで評価される「コレオ」が加わり、自由度は高まった。
■「見たことのないラテンを作りたい」
村元哉中&高橋組は、男女シングルからの転向組。だからこそ2人はこの改正をチャンスに変えようと、リズムダンスの独創性に注力した。
「見たことのないラテンを作りたいと思い、ストリートアーバン系のスタイルも入れました。選曲は難しかったけどユニークなプログラムに仕上がったと思います」(村元)
振付師には、ラテン以外のダンサーも含め6人の名が連ねられた。
「各界に精通している方々からアイデアをいただき、新しいものを融合していくうちに名前が増えていきました」(高橋)
初披露は8月26日の「フレンズオンアイス」初演。冒頭は高橋の情熱的なステップを目立たせ、中盤では村元の滑りの伸びやかさが生かされる。最後のミッドラインステップは、手拍子必須のクライマックスとなった。
「アップテンポでハードだからこそ、完璧に仕上げたい気持ちでモチベーションも高いです」(高橋)
規定の完全撤廃のなか、その重要性を問う議論は必要な一方で、転向組だからこそ切り開ける魅力もある。岐路を迎えるアイスダンスで2人の開拓力が問われている。
◆【高橋大輔2006】高橋大輔選手 かつて練習をしていた岡山市のリンクでトリノ五輪のエキシビジョン披露「知っている人がいっぱい。五輪とは違った緊張」
2022年、現役続行を表明した高橋大輔選手(岡山県倉敷市出身)です。RSK山陽放送では、新たなシーズンを前に、過去の高橋大輔選手の雄姿をシリーズで紹介していきます。
原稿は当時のままを掲載させて頂きます。
【2006年3月23日放送】
トリノオリンピック男子フィギュアで8位入賞を果たした高橋大輔選手が、昨夜岡山市内のスケートリンクで演技を披露しました。
昨夜、岡山市の国際スケートリンクを訪れた高橋選手は、スケートクラブの関係者ら大勢の人たちの出迎えを受けました。まずは後輩たちと一緒にリンクを滑走です。
このあと高橋選手は、オリンピックのエキシビションで見せた演技を披露しました。かつて夏場に毎日通っていた思い出のリンクで世界を魅了した滑りを見せ、訪れた人たちからは大きな拍手が送らていました。
◆【高橋大輔2006】トリノ五輪8位入賞!「すごいですね、盛り上がってて」高橋選手が帰郷 倉敷市スポーツ栄誉賞を受賞
【2006年3月23日放送】
トリノオリンピックのフィギュアスケートで8位入賞を果たした高橋大輔選手が、地元・倉敷市でスポーツ栄誉賞を受賞しました。
倉敷市役所を訪れた高橋選手は、職員や市民ら大勢の人たちの拍手に出迎えられました。倉敷市のスポーツ栄誉賞は世界大会などで目覚しい活躍をした選手に贈られるもので、高橋選手は古市倉敷市長から賞状と盾を授与されました。
賞の受賞は、ボクシングの辰吉丈一郎選手らに次いで7人目となります。
◆【高橋大輔2006】「トリノ五輪でできる限り金メダルを」高橋選手が決意 後輩・織田信成選手「僕はいけないので金を」五輪出発前日に関西大学で壮行式
【2006年1月11日放送】
フィギュアスケートの高橋大輔選手、いよいよ明日オリンピックへ向け日本を立ちます。昨日の地元倉敷に続いて今日は大学の壮行式に出席しました。
オリンピック代表に決まってから初めてキャンパスを訪れた高橋選手。ともに代表の座をかけて戦った、後輩・織田信成選手とともに関西大学の壮行式に出席しました。
ホールには明日日本を立つ高橋選手をひと目見ようと、大勢の学生が集まります。大学を挙げて高橋選手の活躍を願うエールが送られました。
高橋選手は明日アメリカ合宿へ向け出発、オリンピック直前まで調整を行いそのままトリノに入ります。
▼SPORTS DEPO スポーツデポ Twitter (9/19)
https://twitter.com/SPORTSDEPO_JP/status/1571695645584658432
【PUMA POWER COLLECTION】
大胆なブランドロゴとメリハリの効いたブロックパターン切り替えがインパクト。プーマの新作「PUMA POWER COLLECTION」が登場!藤田ニコルさん・高橋大輔さんが着こなすこの秋大活躍のアイテムをチェック!
詳細はこちら→ https://lnky.jp/fs2VCfl
▼NHK Trophy / NHK杯フィギュア Twitter (9/19)
https://twitter.com/NHKTrophyFigure/status/1571728923272302592
東京・渋谷駅の地下通路にNHK杯の大型広告が掲出されています!(東横線改札内の各地下鉄にアクセスする中央通路です)
チケット単日券一次販売の抽選申込受付は9月22日(木)23:59までとなっております。
詳細はこちら https://eplus.jp/nhk-trophy/
#フィギュアスケート #NHK杯フィギュア #GPFigure
★【動画】法大・渡辺倫果インタビュー「自分に勝つことが大事」ロンバルディア杯に出場
[4years.編集部 フィギュアスケート 特集 2022.09.17]
https://4years.asahi.com/article/14719144
4月の世界ジュニア選手権に初出場した法政大学の渡辺倫果は、9月16日からイタリア・ベルガモで開かれるロンバルディア杯に出場します。より高いステージをめざす今シーズン。ショートプログラム(SP)は「El Tango De Roxanne」、フリーは「JIN─仁─」を披露します。オフシーズンにはアイスダンスの高橋大輔(関大KFSC)の「特別レッスン」を受けました。高橋が過去に使ったSP曲についてアドバイスをもらった渡辺は「体の使い方とか表情とか目線とか理想そのもの」と語りました。今季の意気込みを語ったインタビューや氷上練習の様子を動画で紹介します。(2022年7月撮影)
◆渡辺倫果、高橋大輔の特別レッスンに感激「理想そのもの」SPは情熱タンゴ[フィギュアスケートチャンネル Kiss and Cry Plus | 朝日新聞社, 4years. ]
SP「ロクサーヌのタンゴ」を大輔さんにアドバイスしてもらったという渡辺選手、
ロンバルディアトロフィー杯優勝おめでとうございます!
https://www.fisg.it/upload/result/5874/csita2022/CAT002RS.htm
SP:https://youtu.be/RvVT3nd2Jlc
FS:https://youtu.be/5EpjRZX6Gso
Inside Skating Twitter、「ロクサーヌを指先まで体現している」と絶賛の言葉が。
大輔さんから直接教わったこともきっと今回の演技に活かされていたことでしょう。
https://twitter.com/insideskating/status/1571054999391834113
Instagramにはワールドのかなだいコメントが紹介されていました。
▼insideskating Instagram (9/17)
https://www.instagram.com/p/CikK0q0JSzb/
(意訳)
#2022Worlds でのフリー ダンスの数分後ミックス ゾーンで、シングルスケーターとしてプログラムにアプローチすることと、現在アイス ダンサーとしてプログラムにアプローチすることの違いについて尋ねられたとき、@d1sk_t は日本語で私たちに話しかけ、@k.a.n.a.m.u.r.a は笑顔で彼の答えを通訳してくれました。
彼はこの 2 つを明確に区別しました。
「シングルスケーターとしては基本的にはジャッジまたは聴衆との間です。
音楽の解釈をジャッジまたは聴衆にどのように見せるかです。
でも、アイス ダンスではパートナー同士の関係がより重要になります。
2人の間のコミュニケーションが審査員や観客にどのように示されるかです。」
大輔は、より明確にするために、英語で次のように付け加えます。
「シングルスケーターとしては僕は音楽をより感じ取ります。
でも、アイスダンサーとしてはもっとストーリーのことを考えます。」
日本では3連休の最終日となりましたが、フロリダの大輔さんと哉中ちゃんも
週末にはゆっくり休んでリフレッシュできているといいなと思います。
大型台風が日本列島に襲い掛かってきている中、大きな災害が起きないか心配です…
どうぞ皆さんも十分に気を付けてお過ごしくださいね。
ブログランキング参加中!
↓ポチッと応援してもらえると嬉しいです! yocco
にほんブログ村
村元髙橋組に関する記事が公開されたので全文を和訳してみました。
アジア人スケーターとして快挙を成し遂げたかなだいが語るアイスダンスへの情熱、
マリーナ・ズエワコーチのことやRDソーラン節&琴、後輩たちへのアドバイスまで。
長文になりますが最後まで読んでいただければ幸いです。
(ところどころ意訳あり、間違い等あったらご指摘願います。)
★【专访】村元哉中/高桥大辅:我们热爱冰舞的一切
[ 爱滑冰 (iskating) 2022.08.18 20:30] ※原文は中国語、写真6枚あり
https://mp.weixin.qq.com/s/hybzUUIDYUp6UKWscMJPyw
【インタビュー】村元哉中/髙橋大輔:私たちはアイスダンスのすべてが大好き
2021-2022シーズンは日本のアイスダンサーである村元哉中と髙橋大輔にとっての2シーズン目で、不運にも冬季オリンピック日本代表の座は逃したもののタリン開催の四大陸選手権では銀メダルを獲得しました。 日本のアイスダンサーが四大陸の表彰台に上がるのは4年ぶり2度目のことで、アジアのアイスダンサーとして四大陸で最高の成績を収めました。 髙橋大輔は男子シングルスとアイスダンスの2種目で両方のメダルを獲得した最初のフィギュアスケーターとなりました。 試合後、スケートの記者は村元哉中と高橋大輔にインタビューを行い、2人がパートナーとなる過程の心境やアイスダンスに転向してからの練習、リズムダンスの振付について尋ねました。
四大陸で準優勝した感想に言及すると村元哉中と髙橋大輔はとても貴重で特別な瞬間だったと強調しました。「四大陸選手権でメダルを取ることは特別で有意義な経験でした。 私たちは2年間一緒にアイスダンスを練習し、その間に感染症の流行を含む多くの困難を経験しました。 しかし、2年後、私たちは四大陸の表彰台に上がり、再び歴史を作りました 」
村元哉中と髙橋大輔は2019-2020シーズンからアイスダンスのパートナーとなりましたた。 2人がどのようにチームを結成してアイスダンスに参加することを決めたのかについて話を聞くと、村元は髙橋大輔がパートナーになりたいかどうか尋ねるために率先して行動したと言いました。 「クリス・リードとの仕事を終えて2年間休んだ後、私はまだフィギュアスケートが大好きで、実現したいアイデアがまだたくさんあることに気づきました。」髙橋大輔がアイスダンスの練習を考えているかもしれないと聞いたとき、村元哉中はチャンスをつかみ彼に招待状を送りました。 「髙橋大輔は私が尊敬するアスリートの一人で、彼はレジェンドであり、私は彼の大ファンです。彼のスタイルと音楽に対する理解や表現力にとても憧れています。もしも彼が挑戦したいと望むなら、きっと素晴らしいアイスダンサーになるでしょう。」
2018-2019シーズンにシングルスケーターとして復帰してから4年経った髙橋大輔にとって、アイスダンスの練習は当初は空想のものでした。 「最初は全く不可能だと感じていました。 アイスダンスを見るのは大好きですが、アイスダンサーになるなんて思ってもみませんでした。」 髙橋大輔にアイスダンスをやってみるべきだと言う人が増えていき、とりわけ村元哉中と同じアイスアリーナで練習していた元シングルスケーターの田村岳斗コーチに「毎日アイスダンスを練習すべきだと言うよ」と告げられたとき、彼はその可能性を真剣に考え始めました。 「アイスダンスをやってみるのも面白いかもしれない」
2年後に初めてアイスダンスチームとしてトレーニングをした当時のことは髙橋大輔にとては喜ばしい思い出だった一方で村元にとっては緊張感のある出来事でした。 「髙橋大輔は私にとっては最後のチャンスで、一緒にやっていきたいと思った唯一のパートナーです。」 村元の最大の心配は髙橋大輔がアイスダンスが難しすぎると感じてあきらめてしまうことでした。髙橋大輔がパートナーとして練習する意思があることを知ったとき彼女はホッと胸をなでおろしました。
一貫性のある目標はアイスダンスパートナーたちにとって非常に重要です。 パートナーシップを結んだ当初、村元哉中と髙橋大輔は冬季北京オリンピックのためのパートナーではないこと明らかにしました。 当時、村元哉中は2年間の休養から復帰を発表したばかりで、髙橋大輔はアイスダンスを全く練習しておらず、2人はほぼゼロからパートナーとしてスタートしたためこの競技キャリアの方向性を予測できず、日本を代表するオリンピックへの参加は手の届かない夢のようなものでした。 「私は北京冬季オリンピックのパートナーを探しているのではなくて、彼と一緒にスケートを楽しみ、私たちがどこまで行くことができるかを確認したいと髙橋大輔に話しました。」
アイスダンスを楽しむことは村元哉中と髙橋大輔が共同で認めた方向ですが、アスリートとして彼らはまだ自分自身を鼓舞し、トレーニングプランを計画するための具体的な目標を必要とします。従って、2年間のトレーニングプログラムは北京冬季オリンピックに基づいていました。 「冬季オリンピックに出場するために努力したい」 この目標は最終的には達成されませんでしたが、村元哉中と髙橋大輔にとって、パートナーとのトレーニングを楽しみチームとして働く方法を学ぶことは、彼らが最も重要かつ達成したいことです。
「シングルスケーターからアイスダンスへの道のりは簡単ではない」と髙橋大輔は打ち明けました。「2人でスケートをし、食事をし、適応していくことすべてが難しいです。シングルスケーターはジャンプを完成させるためにスリムな体型を維持する必要がありますが、アイスダンサーは難しいリフトを完成させるためにより強靭な筋肉を必要とします。」 髙橋大輔と村元哉中は身長が同じくらいで、リフトを行うための特別な課題が付加されます。 彼らは他の選手のように大きなリフトを達成するために身長の助けを借りることはできませんが、別の方法を見つけて2人のリフトをより大きく見せることができます。 絶え間ないすり合わせの中で、村元哉中も髙橋大輔も近い身長差が2人に有利になってきたことに気づきました。 「私たちはサイズも体形も近いので、スケーティングが高いレベルに達するとそれがアイスダンスにおいて大きな利点となり私たちの個性となります。」。
村元哉中も髙橋大輔もシングルからアイスダンスに転向した選手です。シングルスケーターの経験がアイスダンスのトレーニングに役立つかどうかについて、2人は異なる答えを与えた。 髙橋大輔にとってはアイスダンスの練習期間はまだ短く、このプロジェクトについて学び続ける段階にあって明確な答えを出すことはできません。 アイスダンスの経験が豊富な村元哉中は、非常に異なるプロジェクトではあるけれどシングルスケーターの経験はアイスダンスにとても役立つと考えています。 シングルスケーターから学んだ身体的および技術的な能力の活用は彼女がよりスムーズにアイスダンスの練習へ移行するのに役立ちました。
村元哉中/髙橋大輔組のコーチは有名なアイスダンスインストラクターのマリーナ・ズエワで、村元哉中と元パートナーのクリス・リードのコーチも務めていました。村元哉中と髙橋大輔から見れば「マリーナはレジェンドであり、彼女が今日の私たちを作った」という「伝説」のコーチであるがゆえに、髙橋大輔は最初は少し緊張していましたが徐々に練習を重ねるうちに彼女が実際にはとてもユーモラスであることがわかりました。「 僕はアイスダンスについて何も知らなかったし、何をすべきかもわからなかった。 マリーナはすごく僕の助けになってくれて、アイスダンスへの信頼を構築するのも手助けしてくれました。」
村元哉中はマリーナ・ズエワに7年以上も前から指導を受けていて「マリーナのようなコーチを持つことは私の喜びです」と率直に語っています。「演技、音楽、ダンス、スケートの美学に対する彼女の認識は素晴らしいですし、彼女は私たちに良い影響を与え導いてくれます。 一アスリートとしてマリーナがどれほど私にとって特別な存在か、とても言葉では言い表せません。」
2021-2022シーズン、アイスダンスのリズムダンスに関する国際スケート連盟のパターンダンスはミッドナイトブルースで、音楽スタイルはストリートダンスのリズムです。 村元哉中と髙橋大輔のユニークなリズムダンスプログラムは日本の伝統的な漁師唄と現代音楽「Koto」を選択し、ヒップホップスタイルと日本の伝統舞踊を組み合わせていて、観客やスケートファンに愛され高い評価を得ています。
ストリートダンスの Hip hop でインスピレーションするうちの1つが髙橋大輔の2007-2008シーズンショートプログラム「ヒップホップ・スワン・レイク」です。 「今年のリズムダンスのスタイルがストリートダンスであることを知ってすぐにHip hopで滑ることを提案したとき、私の頭の中で最初に思い浮かんだのが髙橋大輔選手のヒップホップスワンレイクでとても素晴らしいプログラムでした。」 2017年「氷艶 -破沙羅-」で髙橋大輔が演じたヒップホップの歌舞伎がもうひとつのインスピレーションの源であったことを髙橋大輔が言いました。「彼のそのダンスを見たとき、私の心の中に花火が打ち上がったような感じがしました。」 村元哉中のアイデアはマリーナ・ズエワとチームによって支えられており、かつて「氷艶 -源氏物語-」の振付を行った日本のダンサー矢内康洋も振付チームに加わりました。
音楽的な側面において「Koto」はすぐにヒップホップの音楽部分として識別されましたが、ミッドナイトブルースと一致するジャズスタイルの音楽を選択することは容易ではありませんでした。 継続的に探した結果、彼らは最終的にリズムダンス音楽として「ソーラン節」を選びました。 北海道の漁師から伝わった日本の漁師唄で、漁夫の網漁の過程は村元哉中と髙橋大輔がアイスダンスで追いかける夢の描写でもああります。 プログラムの途中で音楽が伝統的な民謡からKotoに変わり、ミッドナイトブルースのパターンダンスからヒップホップの振付に入ります。その変化は村元哉中と髙橋大輔が表現したい「伝統から現代への進化」というテーマでもあるのです。
リズムダンスの衣装はシングルスケーター時代の髙橋大輔の衣装をデザインしたデザイナー伊藤聡美がプロデュース。(※この部分は誤りで正しくは原孟俊さんがデザインされたものです) 2人は衣装のデザインにも多くの思いをし、髙橋大輔はたくさんのアイデアを思いつきました。 「僕たちは伝統的な日本のスタイルと伝統的ではない着物のスタイル、プログラムにおける伝統と現代性の両方を組み合わせたスタイルを体現することを望んでいます。」 最適なカラーマッチングを見つけるために2人とデザイナーのチームは試行錯誤を重ね、最終的に朱赤と黒、および純粋な白の2つの衣装に決定しました。朱赤は日本では朱肉やインクによく使われ高貴さを象徴していて、一方の黒は朱赤とは対照的です。 白い衣装を選んだのも人々が寺や神社に行くときに白い服を着ていくため日本を象徴することができるからです。 髙橋大輔と村元哉中はどちらも白が好みでしたが、チームの他のメンバー、特にマリーナ・ズエワはより強い赤と黒の組み合わせを好んだので、試合の衣装は最終的に赤と黒に決定されました。
シングルからアイスダンスへ転向して、髙橋大輔は2人が言葉がなくても氷上で完璧な一貫性を達成することができるアイスダンスの瞬間を最も楽しんでいます。「氷の上ですべてがとてもスムーズで自然なときにアイスダンスの素晴らしさを感じます。」 パートナーになってから1年半が経ち、髙橋大輔はそんな瞬間を感じ始めましたが、この稀で貴重な瞬間がアイスダンスを最も愛した理由でした。インタビューの中で村元は3回このように強調して言いました。「私はアイスダンスのすべてが大好き、すべて、すべてです。 幸せな時も落ち込んでいる時もアイスダンサーとして経験を共有するパートナーがいることですべての感情が2倍になります。 私が愛するアイスダンスのキャリアに没頭し、他の人と共有することは特別なことです。 髙橋大輔選手と並んで氷の上に立ち、彼から多くのことを学ぶことができて幸運でした。」
インタビューの最後には、髙橋大輔も村元哉中も若い選手に「大胆に挑戦してみて、主流に従うのではなく、本当に興味があるものを見つけて」とアドバイスしました。髙橋大輔は「僕は33歳の時にアイスダンスの練習を始めました。 アジア諸国ではシングルスケーターが最も人気がありますが、若い選手にはペアスケートやアイスダンスにも勇敢に挑戦してもらいたいと思います。 試してみないと、自分の心に従わないと、本当に愛しているものを見つけることはできないでしょう。 」
大輔さんも哉中ちゃんも心の底からアイスダンスを愛していて、
厳しい競技の世界で挑戦を続けながらスケート人生を楽しもうとしているのが
言葉の端々から伝わってくるような素敵なインタビュー記事でした。
引き続き2022-23シーズンのかなだいにも注目し取材してもらえたら嬉しいです。
9月8日発売の雑誌「Sports Graphic Number 1058・1059号」に掲載された
かなだいについてのコラム記事、写真も文面も同じ内容でweb公開されました。
毎日投稿してくださる岡山ニュース動画は貴重な映像ばかり、
トリノ五輪前後の大輔さんをいろいろ見せてとても有難いです。
★「見たことのないラテンを作りたい」ルール改正も、アイスダンス村元哉中&高橋大輔が見せた自信の理由「僕達らしい雰囲気を」
[Number Web (文・野口美恵) 2022.09.19 06:02]
https://number.bunshun.jp/articles/-/854649
「完璧にできればすごくカッコイイ。特に今季は、パターンダンスが無くなって、コレオシークエンスになるので、僕達らしい雰囲気を最初から出せると思います」
アイスダンス転向3季目となる高橋大輔は、新リズムダンスのお披露目に向けて自信を垣間見せた。その根拠となるのはルール変更だ。
もともとアイスダンスは「規定」と呼ばれる決まった足順を滑る種目と、オリジナル、フリーの3日間で行われていた。
規定では全組が同じ課題を滑るため、技術差がはっきりと出る。男女シングルではエンターテイメント性が低いことから1990年、図形を描く「規定」は廃止。それでもアイスダンスでは基礎を重視し、名称を「パターンダンス」に変えて課題は残されていた。
そのパターンがシニア課題から消える、つまり100年以上続いた「規定」の概念がフィギュアスケートから無くなるのだ。一方で、技術の判定がなくGOE(出来栄え)だけで評価される「コレオ」が加わり、自由度は高まった。
■「見たことのないラテンを作りたい」
村元哉中&高橋組は、男女シングルからの転向組。だからこそ2人はこの改正をチャンスに変えようと、リズムダンスの独創性に注力した。
「見たことのないラテンを作りたいと思い、ストリートアーバン系のスタイルも入れました。選曲は難しかったけどユニークなプログラムに仕上がったと思います」(村元)
振付師には、ラテン以外のダンサーも含め6人の名が連ねられた。
「各界に精通している方々からアイデアをいただき、新しいものを融合していくうちに名前が増えていきました」(高橋)
初披露は8月26日の「フレンズオンアイス」初演。冒頭は高橋の情熱的なステップを目立たせ、中盤では村元の滑りの伸びやかさが生かされる。最後のミッドラインステップは、手拍子必須のクライマックスとなった。
「アップテンポでハードだからこそ、完璧に仕上げたい気持ちでモチベーションも高いです」(高橋)
規定の完全撤廃のなか、その重要性を問う議論は必要な一方で、転向組だからこそ切り開ける魅力もある。岐路を迎えるアイスダンスで2人の開拓力が問われている。
◆【高橋大輔2006】高橋大輔選手 かつて練習をしていた岡山市のリンクでトリノ五輪のエキシビジョン披露「知っている人がいっぱい。五輪とは違った緊張」
2022年、現役続行を表明した高橋大輔選手(岡山県倉敷市出身)です。RSK山陽放送では、新たなシーズンを前に、過去の高橋大輔選手の雄姿をシリーズで紹介していきます。
原稿は当時のままを掲載させて頂きます。
【2006年3月23日放送】
トリノオリンピック男子フィギュアで8位入賞を果たした高橋大輔選手が、昨夜岡山市内のスケートリンクで演技を披露しました。
昨夜、岡山市の国際スケートリンクを訪れた高橋選手は、スケートクラブの関係者ら大勢の人たちの出迎えを受けました。まずは後輩たちと一緒にリンクを滑走です。
このあと高橋選手は、オリンピックのエキシビションで見せた演技を披露しました。かつて夏場に毎日通っていた思い出のリンクで世界を魅了した滑りを見せ、訪れた人たちからは大きな拍手が送らていました。
◆【高橋大輔2006】トリノ五輪8位入賞!「すごいですね、盛り上がってて」高橋選手が帰郷 倉敷市スポーツ栄誉賞を受賞
【2006年3月23日放送】
トリノオリンピックのフィギュアスケートで8位入賞を果たした高橋大輔選手が、地元・倉敷市でスポーツ栄誉賞を受賞しました。
倉敷市役所を訪れた高橋選手は、職員や市民ら大勢の人たちの拍手に出迎えられました。倉敷市のスポーツ栄誉賞は世界大会などで目覚しい活躍をした選手に贈られるもので、高橋選手は古市倉敷市長から賞状と盾を授与されました。
賞の受賞は、ボクシングの辰吉丈一郎選手らに次いで7人目となります。
◆【高橋大輔2006】「トリノ五輪でできる限り金メダルを」高橋選手が決意 後輩・織田信成選手「僕はいけないので金を」五輪出発前日に関西大学で壮行式
【2006年1月11日放送】
フィギュアスケートの高橋大輔選手、いよいよ明日オリンピックへ向け日本を立ちます。昨日の地元倉敷に続いて今日は大学の壮行式に出席しました。
オリンピック代表に決まってから初めてキャンパスを訪れた高橋選手。ともに代表の座をかけて戦った、後輩・織田信成選手とともに関西大学の壮行式に出席しました。
ホールには明日日本を立つ高橋選手をひと目見ようと、大勢の学生が集まります。大学を挙げて高橋選手の活躍を願うエールが送られました。
高橋選手は明日アメリカ合宿へ向け出発、オリンピック直前まで調整を行いそのままトリノに入ります。
▼SPORTS DEPO スポーツデポ Twitter (9/19)
https://twitter.com/SPORTSDEPO_JP/status/1571695645584658432
【PUMA POWER COLLECTION】
大胆なブランドロゴとメリハリの効いたブロックパターン切り替えがインパクト。プーマの新作「PUMA POWER COLLECTION」が登場!藤田ニコルさん・高橋大輔さんが着こなすこの秋大活躍のアイテムをチェック!
詳細はこちら→ https://lnky.jp/fs2VCfl
▼NHK Trophy / NHK杯フィギュア Twitter (9/19)
https://twitter.com/NHKTrophyFigure/status/1571728923272302592
東京・渋谷駅の地下通路にNHK杯の大型広告が掲出されています!(東横線改札内の各地下鉄にアクセスする中央通路です)
チケット単日券一次販売の抽選申込受付は9月22日(木)23:59までとなっております。
詳細はこちら https://eplus.jp/nhk-trophy/
#フィギュアスケート #NHK杯フィギュア #GPFigure
★【動画】法大・渡辺倫果インタビュー「自分に勝つことが大事」ロンバルディア杯に出場
[4years.編集部 フィギュアスケート 特集 2022.09.17]
https://4years.asahi.com/article/14719144
4月の世界ジュニア選手権に初出場した法政大学の渡辺倫果は、9月16日からイタリア・ベルガモで開かれるロンバルディア杯に出場します。より高いステージをめざす今シーズン。ショートプログラム(SP)は「El Tango De Roxanne」、フリーは「JIN─仁─」を披露します。オフシーズンにはアイスダンスの高橋大輔(関大KFSC)の「特別レッスン」を受けました。高橋が過去に使ったSP曲についてアドバイスをもらった渡辺は「体の使い方とか表情とか目線とか理想そのもの」と語りました。今季の意気込みを語ったインタビューや氷上練習の様子を動画で紹介します。(2022年7月撮影)
◆渡辺倫果、高橋大輔の特別レッスンに感激「理想そのもの」SPは情熱タンゴ[フィギュアスケートチャンネル Kiss and Cry Plus | 朝日新聞社, 4years. ]
SP「ロクサーヌのタンゴ」を大輔さんにアドバイスしてもらったという渡辺選手、
ロンバルディアトロフィー杯優勝おめでとうございます!
https://www.fisg.it/upload/result/5874/csita2022/CAT002RS.htm
SP:https://youtu.be/RvVT3nd2Jlc
FS:https://youtu.be/5EpjRZX6Gso
Inside Skating Twitter、「ロクサーヌを指先まで体現している」と絶賛の言葉が。
大輔さんから直接教わったこともきっと今回の演技に活かされていたことでしょう。
https://twitter.com/insideskating/status/1571054999391834113
Instagramにはワールドのかなだいコメントが紹介されていました。
▼insideskating Instagram (9/17)
https://www.instagram.com/p/CikK0q0JSzb/
(意訳)
#2022Worlds でのフリー ダンスの数分後ミックス ゾーンで、シングルスケーターとしてプログラムにアプローチすることと、現在アイス ダンサーとしてプログラムにアプローチすることの違いについて尋ねられたとき、@d1sk_t は日本語で私たちに話しかけ、@k.a.n.a.m.u.r.a は笑顔で彼の答えを通訳してくれました。
彼はこの 2 つを明確に区別しました。
「シングルスケーターとしては基本的にはジャッジまたは聴衆との間です。
音楽の解釈をジャッジまたは聴衆にどのように見せるかです。
でも、アイス ダンスではパートナー同士の関係がより重要になります。
2人の間のコミュニケーションが審査員や観客にどのように示されるかです。」
大輔は、より明確にするために、英語で次のように付け加えます。
「シングルスケーターとしては僕は音楽をより感じ取ります。
でも、アイスダンサーとしてはもっとストーリーのことを考えます。」
日本では3連休の最終日となりましたが、フロリダの大輔さんと哉中ちゃんも
週末にはゆっくり休んでリフレッシュできているといいなと思います。
大型台風が日本列島に襲い掛かってきている中、大きな災害が起きないか心配です…
どうぞ皆さんも十分に気を付けてお過ごしくださいね。
ブログランキング参加中!
↓ポチッと応援してもらえると嬉しいです! yocco
にほんブログ村