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アイスダンス村元髙橋組の努力と情熱、2シーズン目の成長を伝える記事

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★「かなだい」大躍進を叶えた、髙橋大輔の努力とスケートへの情熱|今こそ知りたいアイスダンスの世界(8)
[JBpress autograph (松原孝臣)    2021.12.02]  ※写真4枚
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/67902
 先日行なわれた「2021NHK杯フィギュア」のアイスダンスに出場した「かなだい」こと村元哉中、髙橋大輔組。リズムダンス、フリーダンスの合計で日本最高得点を出し6位となった2人の躍進は、昨年の同大会の演技を見れば明らかである。カップルを組んで2シーズン目という短期間での成長を叶えた理由を、今回は髙橋大輔に焦点を当て、探っていく。
■「スタートラインに立てた」NHK杯
 世界の舞台に帰ってきた。ところをかえて、髙橋大輔は再び、戻ってきた。
 村元哉中をパートナーに、昨シーズンからアイスダンスに取り組んできた。デビュー戦はNHK杯。ただコロナの影響で、通常の形式とは異なり、ほぼ国内大会に近い様相での開催だった。
 今シーズンになると、2人の演技は格段のレベル向上を示す。9月の「レイバー・デイ・インビテーショナル」を経て出場した11月のNHK杯で合計179・50点で6位となった。前年のNHK杯から22点強、伸ばしたこの点数は、国際スケート連盟公認のもとでの日本歴代最高得点であった。
「大きなミスなく、予想していた以上の評価をいただけました。1つ、自信になった試合だったと思いますし、僕自身はスタートラインに立てたのかな、と」
 手ごたえを言葉に表した。
翌週のワルシャワ杯では190・16点とさらに得点を伸ばし2位、表彰台に上がった。成長の速度は著しい。アイスダンスをスタートさせてから2年にも満たないこと、そしてこれまでのキャリアを思えば感慨深い。
 2010年バンクーバーオリンピックで日本男子史上初の表彰台となる銅メダルを獲得、同シーズンの世界選手権でも日本男子初の優勝などシングルで数々の輝かしい足跡を刻んだ髙橋は、男女を通じて日本初の3度目のオリンピック出場となった2014年のソチ大会で6位入賞を果たしたのち、同年の秋に一度は競技生活から退くことを発表した。
 あっと言わせたのは2018-2019シーズンのことだ。32歳で現役復帰を表明したのである。フィギュアスケートでは大ベテランと言える年齢、しかも5シーズンぶりの復帰は異例のことと注目される中、同シーズンの全日本選手権で2位と表彰台に上がり、存在感をあらためて示した。
 そして2019年に、翌シーズンから村元とともにアイスダンスに挑むことを発表したのである。
■2シーズン目の進化
 アイスダンス2シーズン目となった今季、残してきた成績もさることながら、目をひく点がある。
 村元との結成当初、期待を集めたのは表現の部分だった。髙橋の持ち味であるステップワークや人を惹きつける力、また村元も表現面に秀でたところがあったため、そこに着目された。
 昨シーズンから今シーズンに移り、示しているのは技術の向上だ。例えばリフト。もともと体格的に両者に大きな違いがないことから、髙橋が村元を持ち上げられるのか懸念されていた部分で、昨シーズンは不安定な面もあった。
 だがNHK杯では下半身から安定感があった。リフトやスピンのレベルも昨年のNHK杯と違い、最高レベルの「4」を得た。この1点からも見えるように、技術力を伸ばしたのである。その土台の上に、シングルのショートプログラムにあたるリズムダンスの『ソーラン節&琴』では和のテイストとヒップホップの融合した曲を演じ、シングルのフリーにあたるフリーダンスではクラシックバレエの名作『ラ・バヤデール』を演じた。2人に備わる表現力は、技術の伸びによって、より発揮されていた。
 あらためて、髙橋のキャリアを思う。競技生活から退いても再び戻り、新たな挑戦を始める原動力は、かねてから髙橋本人が言葉にしてきた「スケートをしていきたい」「スケートが好き」に尽きるだろう。
 一方、そうした思いがあっても、それを現実にするのは簡単ではない。年齢を重ねるにつれ、身体面の維持も容易ではなくなり、新しい技術を身に着けるのもまた難しさを増していく。
 にもかかわらず、挑戦をやめない。努力を惜しまない。安定感のあるリフトの下支えとなっているのは見るからに変化がはっきりと分かる筋肉の増した身体だが、そこにも努力の証がある。スケートへの情熱と、それを実践することで新たな道を切り拓く姿に、髙橋の真実がある。村元というよき理解者をパートナーに得たこともまた、大きいだろう。
 2人が目標として掲げるのは、北京オリンピック出場。ただ、国内には全日本選手権3連覇をはじめ近年のアイスダンスを牽引してきた小松原美里、小松原尊組がいて、しかも出場枠はわずか1つでしかない。
 ただ今は、自分たちの演技のさらなる向上を志す。
「もっとレベルアップすることができると思いますし、思い切ってやるだけです」
 12月23日に開幕する全日本選手権へ向けて、日々、練習を重ねる。






髙橋大輔選手のことをシングル時代から見守ってくださっている松原さん執筆記事、
読みながらいろんなことを思い返して胸に迫るものがあったので全文お借りしました。
かなだいが積み重ねてきた練習の日々とたゆまぬ努力、
挑戦することを恐れずに常に高みを目指していくアイスダンスへの情熱、
2シーズン目に見せている驚異的な進化と確かな成長、
それらを余すところなく記してくださってとても嬉しく思います。

かなだいをテーマに書かれたコラム記事、リンク先をお借りします。
遅れ馳せながらワルシャワ杯後の11/22日刊スポーツ紙面も貼っておきますね。
『「成長」 初表彰台 村元髙橋組』という見出しとFDの写真が大きく報じられていました。

★高橋大輔&村元哉中、北京冬季五輪へワルシャワ杯表彰台で見えた成長の跡
[SPAIA (田村崇仁) 2021.11.12]
https://spaia.jp/column/figureskating/15542




★高橋大輔&村元哉中を輝かせる卓越した「和」テイスト 急成長を導く才能と努力とは
[THE ANSWER (辛 仁夏) 2021.12.02 20:03]
https://the-ans.jp/column/204891/



★日刊スポーツ2021年11月22日紙面



★フィギュアにオミクロン余波…GPファイナルが中止 23日開幕の全日本も海外拠点選手に影響か
[スポーツ報知   2021.12.03 06:00]
https://hochi.news/articles/20211202-OHT1T51219.html?page=1
日本スケート連盟は2日、大阪市で9日から11日まで開催予定だったフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルを、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の影響を受け、中止にすると発表した。日本政府が11月29日に全世界を対象に外国人の入国禁止を決め、日本連盟がスポーツ庁と対応を協議していた。同大会の中止は昨季の北京大会に続き2季連続。変異株の水際対策の余波で、北京五輪代表選考会を兼ねた全日本選手権(23~26日、さいたまスーパーアリーナ)に影響する可能性も出てきた。
開幕まで1週間と直前に迫ったタイミングで、GPファイナル中止が決まった。全世界で猛威を振るいつつある「オミクロン株」の感染拡大を受けての判断だ。日本連盟は「11月29日に政府より発表された水際対策強化のため、外国人の新規入国停止に伴い中止となりましたのでお知らせいたします」とした。国際スケート連盟(ISU)は、シーズン終盤の代替開催を、開催地を含めて今後模索していくとした。…[途中省略]
オミクロン株の余波で、北京五輪代表選考会を兼ねた23日開幕の全日本選手権への影響も懸念される。海外を拠点に活動する女子の紀平梨花(19)=トヨタ自動車=、アイスダンスの村元哉中(28)、高橋大輔(35)組=関大KFSC=らは現在、帰国時の隔離などの対応が不透明となっている。これまで例外的に認められていた隔離期間中の練習や大会出場の可否については未定で、日本連盟も「まだ何も決まっていない。これから」と対応に追われている。無観客開催となった今夏の東京五輪では条件付き入国のアスリートトラック※が設けられたが、北京五輪の日本選手に向けては未定。選手の帰国便や隔離措置などの詳細は政府の方針を受けてからになりそうだ。
※アスリートトラック 東京五輪、パラリンピックに向け、昨年11月から対象者の入国を条件付きで認めていた。日本人および外国人選手に関し、必要な防疫上の措置を講じた上で入国を認め、入国後14日間の自宅等待機期間中の活動(大会参加等)を可能とする特例措置。出国前72時間以内の検査や健康管理、行動管理が定められる。公共交通機関は利用せず、車移動が原則。オミクロン株に対する水際対策下での適用可否は未定。



北京五輪を控えた今シーズンのフィギュアスケート界への影響、
すでにユニバーシアードやGPファイナルの中止が決定していますが
今月開催の全日本フィギュアがどうなっていくのか心配が尽きない状況ですね。

そんな中でも昨日からチケット2次抽選の受付が始まっています。
また、CSフジテレビ ONE TWO NEXTに全日本フィギュアのページがUPされました。
アイスダンスの全選手生中継に期待大です。

<第90回全日本フィギュアスケート選手権大会/ローチケ>
https://l-tike.com/sports/mevent/?mid=612896


2次抽選受付:12月2日(木)10:00~12月5日(日)23:00
※インターネット販売(抽選)のみとなります。電話、店頭での申込みはできません。
※お申込みには事前の会員登録(ローソンWEB会員)が必要です。
新型コロナウイルス感染拡大対策として「スマートフォン電子チケット『チケプラ(旧:EMTG)』」の発券となります。チケプラとは、株式会社Tixplus(ティックスプラス)が運営する電子チケットサービスです。
チケット表示開始日(予定):12/16(木)10:00~頃


<全日本フィギュアスケート選手権2021/ フジテレビ ONE TWO NEXT>
https://otn.fujitv.co.jp/b_hp/921200243.html

[TWO]
12/23(木) 14:50~16:00 生放送 アイスダンス リズムダンス
12/25(土) 15:00~16:30 生放送 アイスダンス フリーダンス
12/31(金) 10:30~13:00 メダリスト・オン・アイス



全日本に向けて選手の皆さんも不安の中で練習を重ねていることと想像します。
どうか無事に開催されますように。どの選手も全力の演技を披露出来るよう願っています。

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