試合が終わってもなお余韻が残るワルシャワ杯出場のかなだいの演技、
12月の「フィギュアスケートTV!」で特集が組まれるとのことでとても嬉しいです!
今週末は「LUXE完全編集版」も控えていますね。放送予定を確認しておきます。
◇11月25日(木)20:00~21:00 日テレプラス(CS)
「荒川静香 Friends+α 2021-22 #8 田中刑事」
3度目の出演は27歳で迎える五輪イヤー。LUXEなど、オフシーズンの挑戦で得たものとは?2年ぶりの新FS、振付や衣装の製作秘話。自ら選んだSPの更なる進化。GPシリーズ開幕目前に語った本音
https://www.nitteleplus.com/program/friendsplus_2021/
◇11月25日(木)21:00〜23:40 日テレプラス(CS)
「THE ICE 2021 完全版」
https://www.nitteleplus.com/program/the_ice2021/
◇11月28日(日)01:45〜03:50 フジテレビ(関東ローカル)
「全日本ジュニアフィギュアスケート選手権2021<フジバラナイト SAT>」
新世代スケーターの熱き戦い!4回転ジャンプ武器に史上初ノービスからの頂点狙う島田麻央!迎え撃つ住吉りをん&吉田陽菜!男子の注目は三浦佳生vs壷井達也!
https://tv.yahoo.co.jp/program/92915244/
◇11月28日(日)11:50~15:00 日テレプラス(CS)
「LUXE 完全編集版」
髙橋大輔主演!「氷艶 2019」のメンバーが再集結!
豪華メンバーが創り上げる華麗なる氷上レビューをお届け!!
ステージ映像を再編集した完全編集版!!!
https://www.nitteleplus.com/program/luxe_kanzen
◇11月28日(日)15:00〜18:00 日テレプラス(CS)
「荒川静香フレンズオンアイス2021 完全版」
https://www.nitteleplus.com/program/friendsonice_2021/
◇11月28日(日)15:00~17:00 テレ朝チャンネル2(CS)
「氷上のプレイリスト ~これが私のフィギュアスケート観~」
大好評につき、早くも第3弾の放送が決定!!
今回のセレクター荒川静香が選んだテーマは「巧(たくみ)」。
どんなプレイリストが完成するのか、お楽しみに。
https://www.tv-asahi.co.jp/ch/contents/sports/0515/
◇12月5日(日) 17:00~17:55 BSフジ
「<BSフジスポーツセレクション>『フィギュアスケートTV!』」
今回は、全日本フィギュアスケート選手権大会への道である東日本・西日本フィギュアスケート選手権大会と、全日本フィギュアスケートジュニア選手権大会、そして先月ポーランドで開催され村元哉中/髙橋大輔組が出場したワルシャワカップの模様をお届け。そして、全日本選手権に出場予定の宇野昌磨選手、紀平梨花選手、そして田中刑事選手のインタビューもお伝えする。
https://www.bsfuji.tv/figuretv/pub/index.html
★村元と高橋、また自己新 ステップに成長の跡―フィギュア
[時事ドットコム 2021.11.24 05:29] ※表彰式後2ショット写真1枚
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021112400162&g=spo
20日までポーランドで行われたフィギュアスケートのワルシャワ・カップで、アイスダンスの村元哉中、高橋大輔組(関大ク)が自己ベストで2位に入った。初の国際スケート連盟公認大会となった前週のNHK杯で出した得点をリズムダンス、フリーとも更新。合計で10.66点も上積みし、今季世界13位の190.16点をマークした。
男子で2010年バンクーバー五輪銅メダルの高橋は、マネジメント会社を通じ「大きな励み。また新しい経験ができた」との談話を出した。転向2年目で、大会のたびに手応えを深めている。
NHK杯で高橋が反省点に挙げたのは「エッジワーク」だった。ステップは、世界選手権の頂点にも立ったシングル時代に男子随一と評された。しかし、アイスダンスではまた違った繊細さが求められ、パートナーと息を合わせる必要もある。
NHK杯で2種類ともレベル2にとどまったフリーのステップは、ワルシャワ・カップで3に上げ、出来栄え点(GOE)も2点以上の加点を引き出した。連戦でしっかり成長の跡を残した。
北京五輪代表1枠の最終選考会となる12月下旬の全日本選手権(埼玉)に向けて、拠点の米フロリダ州で練習を積む。高橋は「一日一日を大切に、悔いの残らぬよう頑張っていきたい」。村元は「さらなる進化と完成度を求め、トレーニングに励みたい」とコメントした。
★結成2年で日本歴代最高点を連発 フィギュア村元&高橋を北京五輪へ“前進”させた言葉
[THE ANSWER (著者 : 松原 孝臣) 2021.11.24]
https://the-ans.jp/column/202474/
★高橋大輔、ウクライナ女性記者が“10年前の2ショット”を公開「思い出をさかのぼる」
[THE ANSWER 編集部 2021.11.24] ※大輔さんRD写真1枚
https://the-ans.jp/news/202515/
▼Miljota Twitter (11/24)
https://twitter.com/miljota/status/1463225218953056265
Down the memory lane. With #DaisukeTakahashi at WC 2011 in Moscow
★高橋大輔がアイスダンスで復活! 「昔の顔」と言わせない技術力
[AERA.dot (筆者:菱守葵) 2021.11.24 11:30] ※NHK杯FD写真1枚
https://dot.asahi.com/wa/2021112200048.html
11月13日、フィギュアスケートのNHK杯アイスダンスに出場した村元哉中、高橋大輔組は日本勢最上位の総合6位に食い込んだ。
ペア結成2シーズン目の2人にとって、今大会は国際公認試合のデビュー戦。北京五輪出場枠1を巡る争いで、最大のライバル小松原美里、尊組をリードした裏には意外な戦略があった。
実況アナウンサーも村元、高橋組の滑走直前に「表現力、表現力」と連呼していたように、「高橋と言えば表現力」のイメージは強い。村元も「アクトレス」としての評価が高く、彼らがチームを結成した当初は、「演技構成点が『かなだい』(村元、高橋組の愛称)の強み」と目されていた。
ところが今回、スコアシートを見る限り、陣営はPCS(演技構成点)の優位性よりも「丁寧にTES(技術点)を稼ぐ」という戦略を取った。
アイスダンスのTESは非常に複雑かつ厳密だ。数シーズン前には、北京五輪メダル最有力と言われる米国のハベル、ダナヒュー組ですら、容赦なく「要素」でノーカウントとなったほどである。つまり、ジャッジシステムが完璧に厳密で、出てきた点数には疑念の余地が介在しないのがアイスダンスの技術点なのだ。
「かなだい」を指導する名伯楽マリナ・ズエワコーチは、「昔の名前」で戦わせることを良しとしなかった。アイスダンスの技術点に、「輝かしい経歴」という色眼鏡やボーナスは決して付かない。
表現力ばかりに注目が集まりがちな「かなだい」だが、実は確かな技術力に下支えされている。そこであえて技術点の勝負に持ち込み、日本の絶対王者である小松原チームと真正面から戦うことを選んだ。「(五輪メダリストの)高橋に対する忖度」「人気選手を北京五輪代表にしたいがための不正ジャッジ」などという外野の声を封じるのに、これほど真っすぐな戦術はない。
ズエワコーチの戦略が奏功し、点数的には「かなだい」が上回ったものの、小松原チームは全日本3連覇中。前シーズンの世界選手権では31組中19位に滑り込み、見事に自力での五輪出場枠獲得を成し遂げた日本のエースだ。ビザの関係で練習拠点のカナダに入国できず苦しい戦いを強いられる中、今大会も自己ベストをたたき出す底力を見せた。
五輪代表選考の行方は全日本選手権(12月22~26日)が終わるまでわからない。
※週刊朝日2021年12月3日号
▼Polski Związek Łyżwiarstwa Figurowego / Polish Figure Skating Association Facebook (11/23)
https://www.facebook.com/139531509979729/posts/965603444039194/
※ポーランドフィギュアスケート協会100周年記念GALA写真
https://www.facebook.com/PolskiZwiazekLyzwiarstwaFigurowego/photos/pcb.965603444039194/965603074039231
▼Polski Związek Łyżwiarstwa Figurowego / Polish Figure Skating Association Facebook (11/23)
https://www.facebook.com/139531509979729/posts/965629620703243/
※ポーランドフィギュアスケート協会100周年記念GALA写真
村元&高橋組 EX関連
https://facebook.com/PolskiZwiazekLyzwiarstwaFigurowego/photos/a.141761963090017/965603074039231/
https://facebook.com/PolskiZwiazekLyzwiarstwaFigurowego/photos/a.471447696788107/965629410703264/
https://www.facebook.com/PolskiZwiazekLyzwiarstwaFigurowego/photos/a.471447696788107/965629417369930/
ワルシャワ杯やポーランドGALA関連の記事や写真、発売中の週刊朝日の記事など、
かなだい関連情報をお借りしました。松原孝臣さんの記事は今回も素敵なコラムでしたね。
ズエワコーチがNHK杯のときにかなだいに掛けた言葉は2人を信頼しているからこそ、
その力を発揮できると期待してのエールだったのでしょうね。
そんなズエワコーチのインタビューがワルシャワ杯開催期間中に
ロシアのweb記事で公開されました。(原文はこちら↓)
https://russian.rt.com/sport/article/929115-zueva-takahasi-muramoto-bayaderka
記事タイトルを変えた同様の内容の英文記事がこのほどUPされましたので、
google翻訳にかけて部分修正した意訳を載せておきます。
(素人和訳のため間違い等あればご指摘をお願いいたします)
★Marina Zueva: “Daisuke Takahashi has just a huge, almost unlimited potential, and that’s just the beginning, believe my experience.”
[FS GOSSIPS 2021.11.23]
https://fs-gossips.com/marina-zueva-daisuke-takahashi-has-just-a-huge-almost-unlimited-potential-and-thats-just-the-beginning-believe-my-experience/
マリナ・ズエワ:「髙橋大輔には、ほぼ無限の可能性があります。それはほんの始まりに過ぎません。私の経験を信じてください。」
マリナ・ズエワの村元哉中と髙橋大輔との取り組みについて。その有名なコーチは、日本人がたちまち2人に注目するようにさせたユニークなバレエプログラムがどのように振り付けられたかを語り、ダンスの明確なリーダーがいないという意見を共有し、オリンピックでの成功の秘訣を明らかにしました。
―何を祝福すればいいのかわかりません。東京であなたのカップルがこのような大々的なデビューをしたことについてか、あるいは偉大なるフィギュアスケート界への復帰についてか。 一言で言えば、私たちはあなたに驚かされました。
マリナ・ズエワ:今、村元髙橋組は私たちと一緒に真剣にトレーニングしている唯一のカップルです。 もちろん、私たち全員がこのカップルに力を注いでいます。
私と、2004年から私の所のバレリーナで仕事をしているエレーナ・ソコロワ、2006年から私の所のすべてのチャンピオンたちと仕事をしていたジョニー・ジョーンズ、4年前に私たちのグループにやって来てよく溶け込んでいるイリヤ・トカチェンコです。
―村元哉中がクリス・リードと日本代表として試合に出ていたときも、これらのスペシャリスト全員が協力していたのですか?
マリナ・ズエワ:はい。哉中とクリスは平昌五輪に出場して15位になり、その後にパフォーマンスするのを辞め、キャリアを継続することについての話はありませんでした。哉中に何をしたいのか聞いてみると、コーチの仕事を考えているとのことでしたが、氷を離れることへの最終決断は出来ていませんでした。私は彼女にカリフォルニアにあるバレエ学校に行くことを勧めました。そこはかつてタニスベルビン–ベンジャミンアゴスト組が研修のために行ったところです。哉中は私の言うとおりにして、適切なコースを選び、バレエ学校でしばらく勉強した後、帰国してショーに出演していました。
大輔はまだシングルスケーターとして滑っていたときに、キャリアを終えたらアイスダンスに挑戦するのも面白いとよく言っていました。加えて言うと、彼のキャリアのピークは、テッサ・ヴァーチュ - スコット・モイア組とメリル・デイヴィス - チャーリー・ホワイト組が上位を独占して彼らの勝利が大成功をもたらしたバンクーバー五輪の頃でした。しかし、当時はみんな髙橋の言葉を冗談だと思っていました。ところが哉中は、彼とショーで一緒になった時に率直に「やってみたいですか?」と尋ねたのです。その答えは「やってみたい」でした。
―村元はその計画をあなたに知らせていましたか?
マリナ・ズエワ:彼女は新しいパートナーと滑り始めたいと言いましたが、名前は告げませんでした。彼らがフロリダに到着する直前に、それが髙橋のことだと分かりました。 2019年の終わりに、大輔は先の責任を果たすためにシングルスケーターとして最後の全日本選手権に出場することになっていたので、そこで彼と哉中は一緒に滑り始めることを発表しました。
※実際のカップル結成発表は2019年9月26日のことでした
その時、私はとても喜びました。私はすでにシングルからアイスダンスに転向するスケーターたちとの経験があり、それが可能であることを知っていました。哉中にとってこれが願ってもない最良の選択であるというのが私の最初の感想です。
まず、パートナーが日本人であること。これはオリンピックで国の代表になるために問題がないことを意味します。第二に、日本のシングルスケーターの中で、大輔は常に最も感情的で表現力豊かなスケーターであること。実際、去年の2月に髙橋がやって来て氷の上に現れたときは、喜ぶには早すぎるかなと思いました。彼はすべてのシングルスケーターのように非常に痩せていましたが、難しいジャンプは何よりも軽さと鋭さを必要とするのでこれは理解できることでした。
―どのくらいでふさわしい体形になりましたか?
マリナ・ズエワ:私たちが最初にしたことは、フロリダにフィットネスクラブを開設したばかりのフィットネスコーチ、ライアン・ベスのところに大輔を送ることでした。ライアンは元プロアイスホッケー選手であり、フォワードでプレーをしていました。つまり、彼は非常に速いプレーヤーでした。フィギュアスケーターは氷上で同じクオリティ、つまりスピード・鋭敏さ・怪我の可能性を最小限に抑えることを必要とするため、私たちの体力トレーニングについての見解に非常に近いのです。
日本では、髙橋はパワートレーニングをしたことがなく、最初は彼にそれが必要かどうかをとても疑っていました。しかし、ジムでのトレーニングの結果があらわれるようになってくると、彼はそれを好んでやりました。そして彼は再び熱意を持ってトレーニングをやるようになりました。
それと同時に、ポジショニングやスケーティングにも取り組みました。そして、当初からフリープログラムが彼らの「名刺」になるべきであることを念頭に置いていました。大輔と哉中がすぐにみんなから注目を集め、競争相手たちの誰とも似ていないということをみんなが理解するために。
―それでラ・バヤデールを選んだのですか?
マリナ・ズエワ:はい。 村元・髙橋が理想のパフォーマーだと思ったのです。 結局のところ、私はあれこれ音楽を見つけるときには頭の中でパフォーマーを選び始めます。 このプロセスには何年もかかる場合があります。 2015年に本田真凜にスプリングソナタのプログラムをどうやって振付したかお話したのを覚えていますか? 私が人生で今まで見てきた中で最も美しい春は日本にあるので、私はどうしても日本人女性のためにこのプログラムを振り付けたかったのです。 音楽を見つけてプログラムを思いついた瞬間から、出演者が見つかるまで3年が経ちました。 それで、それはラ・バヤデールでも起こりました:私は音楽とアイデアを持っていましたが、長い間パフォーマーを見つけることができませんでした。 そして、それが髙橋と村元だと気づいたのです。
―バレエの動きが多いパフォーマンスを氷に移す作業が、全く異なる筋肉を用いて練習するアスリートたちの苦労を伴う作業になるのではないかと心配していませんでしたか?
マリナ・ズエワ:もちろん、心地の良い音楽を選んでただ美しく滑る方が簡単です。氷の上でバレエを演じるのははるかに難しいことです。バレエのように振り付けをフレーズに割り振りできない場合、バレエのパロディーで終わってしまうだけになりますから。
すべてのステップ、エレメンツをつなぐすべてのトランジション、あらゆる動きが1つ1つの音楽のアクセントに正確にぴったりと合っていなければならないのですから、これは本当に困難で非常に骨の折れる作業です。この点で、私たちのプログラムにはランダムな動きは1つもありません。しかし、これが印象に残るのです。
一般的に、ゆっくりと滑ることは誰にでもできることと言えます。しかし、それを迅速かつ鋭敏に行う方法を知っている人はほとんどいません。これは非常に特別な才能であり、その才能を伸ばすことはとても難しいことです。それを持っているか持っていないかのどちらかです。たとえば、ネイサン・チェンはそのような才能でジャンプをします。彼の足の動きはとても速いです。
―どういうわけか、私はオクサナ・グリシュクとエフゲニー・プラトフが最初に氷上に現れたときのことを思い出しました。彼女はあなたが言ったような素晴らしい素質で注目を集めていました。
マリナ・ズエワ:その通りです。彼女はフットワークが最も速いダンサーでした。そしてそれは実際に私の目を引きました。しかしながら繰り返しますが、これは稀な素質です。そのため、私は思いついたすべてのステップを実行できるパフォーマーをこんなにも長い間待たなければなりませんでした。
―村元と髙橋がこの課題に対処できると、どれくらい早く気が付きましたか?
マリナ・ズエワ:すぐにです。彼らは初心者グループから私のところに来たわけではありません。大輔は世界チャンピオンであり、オリンピックで表彰台を獲得した最初の日本人シングルスケーター、つまりストーリーだけでなく、非常に強力な技術基盤を持った人物です。
したがって、私の課題はこの基盤をアイスダンスに適応させることだけでした。哉中は同じような技術基盤を持っていました。かつて、彼女はルッツを含むすべての3回転ジャンプを跳ぶ本当に強いシングルスケーターでした。しかし、その後怪我があり、彼女はジャンプのことを忘れなければなりませんでした。
―髙橋がダンスにおいてひとつひとつのステップをどれほどきれいに、そしてはっきりと実行しているかに私は気づきました。
マリナ・ズエワ:彼はその重要性をよく理解しています。 したがって、彼は大きな熱意をもって自分自身のために新しいことを学びます。 長年アイスダンスに携わってきた人々よりも技術的な練習を非常に入念にやっているとさえ言えます。
―みんなとは英語で会話をしますか?
マリナ・ズエワ:はい、私のコメントの多くは哉中が大輔に日本語で翻訳していますが。 やはり、私と何年も一緒に働いてきたので、彼女は私の説明のスタイルにずっと慣れてきました。
―髙橋はあなたと一緒にトレーニングを始めたとき自分がどのようなレベルになることを望んでいるかを示しましたか、それともそのレベルはあなたによって決定されますか?
マリナ・ズエワ:私が決定することはしません。作品を作ってそれを観客やジャッジが氷上で見るものに関係していると感じるように演じることは、はるかに重大な課題があると思います。彼らを魅了し、感情移入させる作品にすること。技術的基盤はこれらを可能にするのです。東京での大会では、村元-髙橋組のリズムダンスのベースバリューはビクトリア・シニツィーナ–ニキータ・カツァラポフ組のそれよりもわずか0.01低く、フリーダンスではニキータとヴィーカを0.25点上回っていました。 そのロシアのカップルは世界チャンピオンなのですよ。
―東京での大会はあなたの所にいるカップルたちにとって今シーズンの2度目の大会でしたか?
マリナ・ズエワ:はい。今シーズンはオリンピックがあるので、いつもより早くスタートしなければなりませんでした。 9月上旬、私たちのアリーナで開催された地元の大会に出場し、両方のプログラムを滑り、非常に高いスコアを獲得しました。これらのパフォーマンスのすべてのビデオを日本の審査員と技術者へ意見を言ってもらえるように送りました。そして1か月以上の間、私たちはプログラムを磨き滑り込むことに取り組んできました。村元と髙橋がワルシャワで演技をした後、私たちは目的を持って全日本選手権のための準備を始めます。そこではまさにオリンピックの選考が行われます。
―北京へ行くためにはその試合で勝たなければならないのですか?
マリナ・ズエワ:その通りです。したがって私たちにとってこれは最も重要な大会でなのです。
―大輔は今年35歳になります。彼は多分あと4年間もスケートを続けたくはないのでしょうか?
マリナ・ズエワ:もし私が彼だったら、続けたいと思うでしょう。
―身体的な余力はあるでしょうか?
マリナ・ズエワ:私たちが今していることは、巨大な、ほぼ無限の可能性を秘めた仕事の始まりに過ぎません。私の経験を信じてください。私は何も話に尾ひれをつけようとはしていません。それどころか、私はこのカップルに大きな責任を感じています。なぜなら、私の手中には才能があって、コーチというのはいつでも多くの責任を負うものだからです。テッサとスコットも同じでした。もっとも村元と髙橋の技術基盤はさらに高いですが。
―北京オリンピックについて言えば、少なくとも一般的な見解として、アイスダンスの試合がどのようになっていくか想像ができますか?
マリナ・ズエワ:私はそれについて考えていませんでした。そして、私はそんなに多くのカップルを生では見ていません。誰がどのような形で、どのように試合にアプローチするかをビデオで判断するのはかなり難しいです。アイスダンスは、パフォーマンスが大きな役割を果たすような分野です。滑りの速さ、特定のカップルから来るエネルギー、感情が考慮されます。それらはテレビ画面にはまったく表示されないものです。これらのニュアンスがチャンピオンを定義します。大会まであと3か月以上あります。この間にはるかに強くなることができますが、逆に健康を損なう可能性だってあります。
さらに、アイスダンスには明確なリーダーは今のところいません。誰もがお互いにかなり拮抗しています。だからこそ、大会でのパフォーマンスの質が決定的になると思います。そこでは冷静でなければなりません。背景は考慮されないように私には思えます。私は間違っているかもしれませんが、私の意見はいつもこうでした。氷上に行って息を呑むような滑りをしてください。そうすれば1位になれます。
ズエワコーチのかなだいに対する深い愛情と名伯楽としての思慮深さが感じられたインタビュー、
長文の拙い訳を最後まで読んでくださりありがとうございました。
確かな技術力に裏打ちされて今後ますます伸びていくであろうかなだいの表現力、
全日本でのRDとFDのさらなる進化が楽しみになってきました。
今年も残り1か月あまり、大輔さんの2022年カレンダーは
NHK杯やワルシャワ杯の写真も組み込まれてくるのでしょうか??
エンスカイさんからの最新情報は11/25(木)昼12時に発表されます。
また、「家庭画報2022年1月号」の特典情報も新たにUPされています。
▼エンスカイスポーツ部 Twitter (11/24)
https://twitter.com/ensky_sports/status/1463403748458254338
▼有隣堂アトレ恵比寿店 Twitter (11/24)
https://twitter.com/yurindo_ebisu/status/1463344246602158083
▼家庭画報編集部 Twitter (11/24)
https://twitter.com/KATEIGAHO/status/1463478261686550528
★「NHK杯フィギュア2021」最新オリジナルポストカードの特典付き! 【村元哉中選手&髙橋大輔選手ペア】【宇野昌磨選手】 家庭画報2022年1月号「有隣堂アトレ恵比寿店」特別キャンペーンのお知らせ
[家庭画報.com 2021.11.24]
https://www.kateigaho.com/123936/
2021年12月1日(水)発売の『家庭画報2022年1月号』新春特大号は、通常サイズ版とプレミアムライト版で2種同時刊行いたします。
両誌では、「フィギュアスケート2大特集」として、【村元哉中選手&髙橋大輔選手ペア】と【宇野昌磨選手】の記事を掲載。発売を記念し、有隣堂アトレ恵比寿店にて特別キャンペーンを実施いたします!
●対象商品
(1)家庭画報2022年1月号 通常サイズ版 特別定価1,595円(本体1,450円)
〔付録内容〕
・別冊付録1「年賀状書き方BOOK」
・別冊付録2「ジュエリーカレンダー」
・綴じ込み付録「村元哉中選手&髙橋大輔選手ペア ポストカード4枚」
(2)家庭画報2022年1月号 プレミアムライト版 定価1,222円(本体1,111円)
〔付録内容〕
・綴じ込み付録「宇野昌磨選手 ポストカード2枚」
※(1)と(2)で、付録の内容が異なります。2)には1)の別冊付録1、2が付きません。
有隣堂アトレ恵比寿店 特別キャンペーン特典
◆上記(1)を有隣堂アトレ恵比寿店でご購入いただいたお客様へ、【村元哉中選手&髙橋大輔選手ペア】オリジナルポストカード(2種各1枚セット)をプレゼント!
◆上記(2)を有隣堂アトレ恵比寿店でご購入いただいたお客様へ、【宇野昌磨選手】オリジナルポストカード(2種各1枚セット)をプレゼント!
※対象商品1)と2)で、異なる特典をご用意しています。
※特典のポストカードは、「NHK杯フィギュア2021」出場の際の最新の模様も含め、雑誌の綴じ込み付録とは異なるカットのものをご用意しています。どうぞご期待ください。
●配布期間
2021年12月1日(水)~ 有隣堂アトレ恵比寿店 店頭にて
※特典のポストカードの数には限りがございます。お早めに有隣堂アトレ恵比寿店にてご購入ください。
※特典のポストカードは対象雑誌1冊購入につき1セット(2枚)プレゼントいたします。
※特典のポストカードは有隣堂アトレ恵比寿店のレジにて、2021年12月1日(水)よりお渡しいたします。事前予約も可能です。
●このキャンペーンのお問い合わせは
有隣堂アトレ恵比寿店まで TEL:03-5475-8384
充実のフィギュアスケート特集記事を組んでくださる家庭画報さん、
嬉しい特別キャンペーンを企画してくださる有隣堂アトレ恵比寿店さん、
いつも本当にありがとうございます。発売日を楽しみにしています!!
ブログランキング参加中!
↓ポチッと応援してもらえると嬉しいです! yocco
にほんブログ村
12月の「フィギュアスケートTV!」で特集が組まれるとのことでとても嬉しいです!
今週末は「LUXE完全編集版」も控えていますね。放送予定を確認しておきます。
◇11月25日(木)20:00~21:00 日テレプラス(CS)
「荒川静香 Friends+α 2021-22 #8 田中刑事」
3度目の出演は27歳で迎える五輪イヤー。LUXEなど、オフシーズンの挑戦で得たものとは?2年ぶりの新FS、振付や衣装の製作秘話。自ら選んだSPの更なる進化。GPシリーズ開幕目前に語った本音
https://www.nitteleplus.com/program/friendsplus_2021/
◇11月25日(木)21:00〜23:40 日テレプラス(CS)
「THE ICE 2021 完全版」
https://www.nitteleplus.com/program/the_ice2021/
◇11月28日(日)01:45〜03:50 フジテレビ(関東ローカル)
「全日本ジュニアフィギュアスケート選手権2021<フジバラナイト SAT>」
新世代スケーターの熱き戦い!4回転ジャンプ武器に史上初ノービスからの頂点狙う島田麻央!迎え撃つ住吉りをん&吉田陽菜!男子の注目は三浦佳生vs壷井達也!
https://tv.yahoo.co.jp/program/92915244/
◇11月28日(日)11:50~15:00 日テレプラス(CS)
「LUXE 完全編集版」
髙橋大輔主演!「氷艶 2019」のメンバーが再集結!
豪華メンバーが創り上げる華麗なる氷上レビューをお届け!!
ステージ映像を再編集した完全編集版!!!
https://www.nitteleplus.com/program/luxe_kanzen
◇11月28日(日)15:00〜18:00 日テレプラス(CS)
「荒川静香フレンズオンアイス2021 完全版」
https://www.nitteleplus.com/program/friendsonice_2021/
◇11月28日(日)15:00~17:00 テレ朝チャンネル2(CS)
「氷上のプレイリスト ~これが私のフィギュアスケート観~」
大好評につき、早くも第3弾の放送が決定!!
今回のセレクター荒川静香が選んだテーマは「巧(たくみ)」。
どんなプレイリストが完成するのか、お楽しみに。
https://www.tv-asahi.co.jp/ch/contents/sports/0515/
◇12月5日(日) 17:00~17:55 BSフジ
「<BSフジスポーツセレクション>『フィギュアスケートTV!』」
今回は、全日本フィギュアスケート選手権大会への道である東日本・西日本フィギュアスケート選手権大会と、全日本フィギュアスケートジュニア選手権大会、そして先月ポーランドで開催され村元哉中/髙橋大輔組が出場したワルシャワカップの模様をお届け。そして、全日本選手権に出場予定の宇野昌磨選手、紀平梨花選手、そして田中刑事選手のインタビューもお伝えする。
https://www.bsfuji.tv/figuretv/pub/index.html
★村元と高橋、また自己新 ステップに成長の跡―フィギュア
[時事ドットコム 2021.11.24 05:29] ※表彰式後2ショット写真1枚
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021112400162&g=spo
20日までポーランドで行われたフィギュアスケートのワルシャワ・カップで、アイスダンスの村元哉中、高橋大輔組(関大ク)が自己ベストで2位に入った。初の国際スケート連盟公認大会となった前週のNHK杯で出した得点をリズムダンス、フリーとも更新。合計で10.66点も上積みし、今季世界13位の190.16点をマークした。
男子で2010年バンクーバー五輪銅メダルの高橋は、マネジメント会社を通じ「大きな励み。また新しい経験ができた」との談話を出した。転向2年目で、大会のたびに手応えを深めている。
NHK杯で高橋が反省点に挙げたのは「エッジワーク」だった。ステップは、世界選手権の頂点にも立ったシングル時代に男子随一と評された。しかし、アイスダンスではまた違った繊細さが求められ、パートナーと息を合わせる必要もある。
NHK杯で2種類ともレベル2にとどまったフリーのステップは、ワルシャワ・カップで3に上げ、出来栄え点(GOE)も2点以上の加点を引き出した。連戦でしっかり成長の跡を残した。
北京五輪代表1枠の最終選考会となる12月下旬の全日本選手権(埼玉)に向けて、拠点の米フロリダ州で練習を積む。高橋は「一日一日を大切に、悔いの残らぬよう頑張っていきたい」。村元は「さらなる進化と完成度を求め、トレーニングに励みたい」とコメントした。
★結成2年で日本歴代最高点を連発 フィギュア村元&高橋を北京五輪へ“前進”させた言葉
[THE ANSWER (著者 : 松原 孝臣) 2021.11.24]
https://the-ans.jp/column/202474/
★高橋大輔、ウクライナ女性記者が“10年前の2ショット”を公開「思い出をさかのぼる」
[THE ANSWER 編集部 2021.11.24] ※大輔さんRD写真1枚
https://the-ans.jp/news/202515/
▼Miljota Twitter (11/24)
https://twitter.com/miljota/status/1463225218953056265
Down the memory lane. With #DaisukeTakahashi at WC 2011 in Moscow
★高橋大輔がアイスダンスで復活! 「昔の顔」と言わせない技術力
[AERA.dot (筆者:菱守葵) 2021.11.24 11:30] ※NHK杯FD写真1枚
https://dot.asahi.com/wa/2021112200048.html
11月13日、フィギュアスケートのNHK杯アイスダンスに出場した村元哉中、高橋大輔組は日本勢最上位の総合6位に食い込んだ。
ペア結成2シーズン目の2人にとって、今大会は国際公認試合のデビュー戦。北京五輪出場枠1を巡る争いで、最大のライバル小松原美里、尊組をリードした裏には意外な戦略があった。
実況アナウンサーも村元、高橋組の滑走直前に「表現力、表現力」と連呼していたように、「高橋と言えば表現力」のイメージは強い。村元も「アクトレス」としての評価が高く、彼らがチームを結成した当初は、「演技構成点が『かなだい』(村元、高橋組の愛称)の強み」と目されていた。
ところが今回、スコアシートを見る限り、陣営はPCS(演技構成点)の優位性よりも「丁寧にTES(技術点)を稼ぐ」という戦略を取った。
アイスダンスのTESは非常に複雑かつ厳密だ。数シーズン前には、北京五輪メダル最有力と言われる米国のハベル、ダナヒュー組ですら、容赦なく「要素」でノーカウントとなったほどである。つまり、ジャッジシステムが完璧に厳密で、出てきた点数には疑念の余地が介在しないのがアイスダンスの技術点なのだ。
「かなだい」を指導する名伯楽マリナ・ズエワコーチは、「昔の名前」で戦わせることを良しとしなかった。アイスダンスの技術点に、「輝かしい経歴」という色眼鏡やボーナスは決して付かない。
表現力ばかりに注目が集まりがちな「かなだい」だが、実は確かな技術力に下支えされている。そこであえて技術点の勝負に持ち込み、日本の絶対王者である小松原チームと真正面から戦うことを選んだ。「(五輪メダリストの)高橋に対する忖度」「人気選手を北京五輪代表にしたいがための不正ジャッジ」などという外野の声を封じるのに、これほど真っすぐな戦術はない。
ズエワコーチの戦略が奏功し、点数的には「かなだい」が上回ったものの、小松原チームは全日本3連覇中。前シーズンの世界選手権では31組中19位に滑り込み、見事に自力での五輪出場枠獲得を成し遂げた日本のエースだ。ビザの関係で練習拠点のカナダに入国できず苦しい戦いを強いられる中、今大会も自己ベストをたたき出す底力を見せた。
五輪代表選考の行方は全日本選手権(12月22~26日)が終わるまでわからない。
※週刊朝日2021年12月3日号
▼Polski Związek Łyżwiarstwa Figurowego / Polish Figure Skating Association Facebook (11/23)
https://www.facebook.com/139531509979729/posts/965603444039194/
※ポーランドフィギュアスケート協会100周年記念GALA写真
https://www.facebook.com/PolskiZwiazekLyzwiarstwaFigurowego/photos/pcb.965603444039194/965603074039231
▼Polski Związek Łyżwiarstwa Figurowego / Polish Figure Skating Association Facebook (11/23)
https://www.facebook.com/139531509979729/posts/965629620703243/
※ポーランドフィギュアスケート協会100周年記念GALA写真
村元&高橋組 EX関連
https://facebook.com/PolskiZwiazekLyzwiarstwaFigurowego/photos/a.141761963090017/965603074039231/
https://facebook.com/PolskiZwiazekLyzwiarstwaFigurowego/photos/a.471447696788107/965629410703264/
https://www.facebook.com/PolskiZwiazekLyzwiarstwaFigurowego/photos/a.471447696788107/965629417369930/
ワルシャワ杯やポーランドGALA関連の記事や写真、発売中の週刊朝日の記事など、
かなだい関連情報をお借りしました。松原孝臣さんの記事は今回も素敵なコラムでしたね。
ズエワコーチがNHK杯のときにかなだいに掛けた言葉は2人を信頼しているからこそ、
その力を発揮できると期待してのエールだったのでしょうね。
そんなズエワコーチのインタビューがワルシャワ杯開催期間中に
ロシアのweb記事で公開されました。(原文はこちら↓)
https://russian.rt.com/sport/article/929115-zueva-takahasi-muramoto-bayaderka
記事タイトルを変えた同様の内容の英文記事がこのほどUPされましたので、
google翻訳にかけて部分修正した意訳を載せておきます。
(素人和訳のため間違い等あればご指摘をお願いいたします)
★Marina Zueva: “Daisuke Takahashi has just a huge, almost unlimited potential, and that’s just the beginning, believe my experience.”
[FS GOSSIPS 2021.11.23]
https://fs-gossips.com/marina-zueva-daisuke-takahashi-has-just-a-huge-almost-unlimited-potential-and-thats-just-the-beginning-believe-my-experience/
マリナ・ズエワ:「髙橋大輔には、ほぼ無限の可能性があります。それはほんの始まりに過ぎません。私の経験を信じてください。」
マリナ・ズエワの村元哉中と髙橋大輔との取り組みについて。その有名なコーチは、日本人がたちまち2人に注目するようにさせたユニークなバレエプログラムがどのように振り付けられたかを語り、ダンスの明確なリーダーがいないという意見を共有し、オリンピックでの成功の秘訣を明らかにしました。
―何を祝福すればいいのかわかりません。東京であなたのカップルがこのような大々的なデビューをしたことについてか、あるいは偉大なるフィギュアスケート界への復帰についてか。 一言で言えば、私たちはあなたに驚かされました。
マリナ・ズエワ:今、村元髙橋組は私たちと一緒に真剣にトレーニングしている唯一のカップルです。 もちろん、私たち全員がこのカップルに力を注いでいます。
私と、2004年から私の所のバレリーナで仕事をしているエレーナ・ソコロワ、2006年から私の所のすべてのチャンピオンたちと仕事をしていたジョニー・ジョーンズ、4年前に私たちのグループにやって来てよく溶け込んでいるイリヤ・トカチェンコです。
―村元哉中がクリス・リードと日本代表として試合に出ていたときも、これらのスペシャリスト全員が協力していたのですか?
マリナ・ズエワ:はい。哉中とクリスは平昌五輪に出場して15位になり、その後にパフォーマンスするのを辞め、キャリアを継続することについての話はありませんでした。哉中に何をしたいのか聞いてみると、コーチの仕事を考えているとのことでしたが、氷を離れることへの最終決断は出来ていませんでした。私は彼女にカリフォルニアにあるバレエ学校に行くことを勧めました。そこはかつてタニスベルビン–ベンジャミンアゴスト組が研修のために行ったところです。哉中は私の言うとおりにして、適切なコースを選び、バレエ学校でしばらく勉強した後、帰国してショーに出演していました。
大輔はまだシングルスケーターとして滑っていたときに、キャリアを終えたらアイスダンスに挑戦するのも面白いとよく言っていました。加えて言うと、彼のキャリアのピークは、テッサ・ヴァーチュ - スコット・モイア組とメリル・デイヴィス - チャーリー・ホワイト組が上位を独占して彼らの勝利が大成功をもたらしたバンクーバー五輪の頃でした。しかし、当時はみんな髙橋の言葉を冗談だと思っていました。ところが哉中は、彼とショーで一緒になった時に率直に「やってみたいですか?」と尋ねたのです。その答えは「やってみたい」でした。
―村元はその計画をあなたに知らせていましたか?
マリナ・ズエワ:彼女は新しいパートナーと滑り始めたいと言いましたが、名前は告げませんでした。彼らがフロリダに到着する直前に、それが髙橋のことだと分かりました。 2019年の終わりに、大輔は先の責任を果たすためにシングルスケーターとして最後の全日本選手権に出場することになっていたので、そこで彼と哉中は一緒に滑り始めることを発表しました。
※実際のカップル結成発表は2019年9月26日のことでした
その時、私はとても喜びました。私はすでにシングルからアイスダンスに転向するスケーターたちとの経験があり、それが可能であることを知っていました。哉中にとってこれが願ってもない最良の選択であるというのが私の最初の感想です。
まず、パートナーが日本人であること。これはオリンピックで国の代表になるために問題がないことを意味します。第二に、日本のシングルスケーターの中で、大輔は常に最も感情的で表現力豊かなスケーターであること。実際、去年の2月に髙橋がやって来て氷の上に現れたときは、喜ぶには早すぎるかなと思いました。彼はすべてのシングルスケーターのように非常に痩せていましたが、難しいジャンプは何よりも軽さと鋭さを必要とするのでこれは理解できることでした。
―どのくらいでふさわしい体形になりましたか?
マリナ・ズエワ:私たちが最初にしたことは、フロリダにフィットネスクラブを開設したばかりのフィットネスコーチ、ライアン・ベスのところに大輔を送ることでした。ライアンは元プロアイスホッケー選手であり、フォワードでプレーをしていました。つまり、彼は非常に速いプレーヤーでした。フィギュアスケーターは氷上で同じクオリティ、つまりスピード・鋭敏さ・怪我の可能性を最小限に抑えることを必要とするため、私たちの体力トレーニングについての見解に非常に近いのです。
日本では、髙橋はパワートレーニングをしたことがなく、最初は彼にそれが必要かどうかをとても疑っていました。しかし、ジムでのトレーニングの結果があらわれるようになってくると、彼はそれを好んでやりました。そして彼は再び熱意を持ってトレーニングをやるようになりました。
それと同時に、ポジショニングやスケーティングにも取り組みました。そして、当初からフリープログラムが彼らの「名刺」になるべきであることを念頭に置いていました。大輔と哉中がすぐにみんなから注目を集め、競争相手たちの誰とも似ていないということをみんなが理解するために。
―それでラ・バヤデールを選んだのですか?
マリナ・ズエワ:はい。 村元・髙橋が理想のパフォーマーだと思ったのです。 結局のところ、私はあれこれ音楽を見つけるときには頭の中でパフォーマーを選び始めます。 このプロセスには何年もかかる場合があります。 2015年に本田真凜にスプリングソナタのプログラムをどうやって振付したかお話したのを覚えていますか? 私が人生で今まで見てきた中で最も美しい春は日本にあるので、私はどうしても日本人女性のためにこのプログラムを振り付けたかったのです。 音楽を見つけてプログラムを思いついた瞬間から、出演者が見つかるまで3年が経ちました。 それで、それはラ・バヤデールでも起こりました:私は音楽とアイデアを持っていましたが、長い間パフォーマーを見つけることができませんでした。 そして、それが髙橋と村元だと気づいたのです。
―バレエの動きが多いパフォーマンスを氷に移す作業が、全く異なる筋肉を用いて練習するアスリートたちの苦労を伴う作業になるのではないかと心配していませんでしたか?
マリナ・ズエワ:もちろん、心地の良い音楽を選んでただ美しく滑る方が簡単です。氷の上でバレエを演じるのははるかに難しいことです。バレエのように振り付けをフレーズに割り振りできない場合、バレエのパロディーで終わってしまうだけになりますから。
すべてのステップ、エレメンツをつなぐすべてのトランジション、あらゆる動きが1つ1つの音楽のアクセントに正確にぴったりと合っていなければならないのですから、これは本当に困難で非常に骨の折れる作業です。この点で、私たちのプログラムにはランダムな動きは1つもありません。しかし、これが印象に残るのです。
一般的に、ゆっくりと滑ることは誰にでもできることと言えます。しかし、それを迅速かつ鋭敏に行う方法を知っている人はほとんどいません。これは非常に特別な才能であり、その才能を伸ばすことはとても難しいことです。それを持っているか持っていないかのどちらかです。たとえば、ネイサン・チェンはそのような才能でジャンプをします。彼の足の動きはとても速いです。
―どういうわけか、私はオクサナ・グリシュクとエフゲニー・プラトフが最初に氷上に現れたときのことを思い出しました。彼女はあなたが言ったような素晴らしい素質で注目を集めていました。
マリナ・ズエワ:その通りです。彼女はフットワークが最も速いダンサーでした。そしてそれは実際に私の目を引きました。しかしながら繰り返しますが、これは稀な素質です。そのため、私は思いついたすべてのステップを実行できるパフォーマーをこんなにも長い間待たなければなりませんでした。
―村元と髙橋がこの課題に対処できると、どれくらい早く気が付きましたか?
マリナ・ズエワ:すぐにです。彼らは初心者グループから私のところに来たわけではありません。大輔は世界チャンピオンであり、オリンピックで表彰台を獲得した最初の日本人シングルスケーター、つまりストーリーだけでなく、非常に強力な技術基盤を持った人物です。
したがって、私の課題はこの基盤をアイスダンスに適応させることだけでした。哉中は同じような技術基盤を持っていました。かつて、彼女はルッツを含むすべての3回転ジャンプを跳ぶ本当に強いシングルスケーターでした。しかし、その後怪我があり、彼女はジャンプのことを忘れなければなりませんでした。
―髙橋がダンスにおいてひとつひとつのステップをどれほどきれいに、そしてはっきりと実行しているかに私は気づきました。
マリナ・ズエワ:彼はその重要性をよく理解しています。 したがって、彼は大きな熱意をもって自分自身のために新しいことを学びます。 長年アイスダンスに携わってきた人々よりも技術的な練習を非常に入念にやっているとさえ言えます。
―みんなとは英語で会話をしますか?
マリナ・ズエワ:はい、私のコメントの多くは哉中が大輔に日本語で翻訳していますが。 やはり、私と何年も一緒に働いてきたので、彼女は私の説明のスタイルにずっと慣れてきました。
―髙橋はあなたと一緒にトレーニングを始めたとき自分がどのようなレベルになることを望んでいるかを示しましたか、それともそのレベルはあなたによって決定されますか?
マリナ・ズエワ:私が決定することはしません。作品を作ってそれを観客やジャッジが氷上で見るものに関係していると感じるように演じることは、はるかに重大な課題があると思います。彼らを魅了し、感情移入させる作品にすること。技術的基盤はこれらを可能にするのです。東京での大会では、村元-髙橋組のリズムダンスのベースバリューはビクトリア・シニツィーナ–ニキータ・カツァラポフ組のそれよりもわずか0.01低く、フリーダンスではニキータとヴィーカを0.25点上回っていました。 そのロシアのカップルは世界チャンピオンなのですよ。
―東京での大会はあなたの所にいるカップルたちにとって今シーズンの2度目の大会でしたか?
マリナ・ズエワ:はい。今シーズンはオリンピックがあるので、いつもより早くスタートしなければなりませんでした。 9月上旬、私たちのアリーナで開催された地元の大会に出場し、両方のプログラムを滑り、非常に高いスコアを獲得しました。これらのパフォーマンスのすべてのビデオを日本の審査員と技術者へ意見を言ってもらえるように送りました。そして1か月以上の間、私たちはプログラムを磨き滑り込むことに取り組んできました。村元と髙橋がワルシャワで演技をした後、私たちは目的を持って全日本選手権のための準備を始めます。そこではまさにオリンピックの選考が行われます。
―北京へ行くためにはその試合で勝たなければならないのですか?
マリナ・ズエワ:その通りです。したがって私たちにとってこれは最も重要な大会でなのです。
―大輔は今年35歳になります。彼は多分あと4年間もスケートを続けたくはないのでしょうか?
マリナ・ズエワ:もし私が彼だったら、続けたいと思うでしょう。
―身体的な余力はあるでしょうか?
マリナ・ズエワ:私たちが今していることは、巨大な、ほぼ無限の可能性を秘めた仕事の始まりに過ぎません。私の経験を信じてください。私は何も話に尾ひれをつけようとはしていません。それどころか、私はこのカップルに大きな責任を感じています。なぜなら、私の手中には才能があって、コーチというのはいつでも多くの責任を負うものだからです。テッサとスコットも同じでした。もっとも村元と髙橋の技術基盤はさらに高いですが。
―北京オリンピックについて言えば、少なくとも一般的な見解として、アイスダンスの試合がどのようになっていくか想像ができますか?
マリナ・ズエワ:私はそれについて考えていませんでした。そして、私はそんなに多くのカップルを生では見ていません。誰がどのような形で、どのように試合にアプローチするかをビデオで判断するのはかなり難しいです。アイスダンスは、パフォーマンスが大きな役割を果たすような分野です。滑りの速さ、特定のカップルから来るエネルギー、感情が考慮されます。それらはテレビ画面にはまったく表示されないものです。これらのニュアンスがチャンピオンを定義します。大会まであと3か月以上あります。この間にはるかに強くなることができますが、逆に健康を損なう可能性だってあります。
さらに、アイスダンスには明確なリーダーは今のところいません。誰もがお互いにかなり拮抗しています。だからこそ、大会でのパフォーマンスの質が決定的になると思います。そこでは冷静でなければなりません。背景は考慮されないように私には思えます。私は間違っているかもしれませんが、私の意見はいつもこうでした。氷上に行って息を呑むような滑りをしてください。そうすれば1位になれます。
ズエワコーチのかなだいに対する深い愛情と名伯楽としての思慮深さが感じられたインタビュー、
長文の拙い訳を最後まで読んでくださりありがとうございました。
確かな技術力に裏打ちされて今後ますます伸びていくであろうかなだいの表現力、
全日本でのRDとFDのさらなる進化が楽しみになってきました。
今年も残り1か月あまり、大輔さんの2022年カレンダーは
NHK杯やワルシャワ杯の写真も組み込まれてくるのでしょうか??
エンスカイさんからの最新情報は11/25(木)昼12時に発表されます。
また、「家庭画報2022年1月号」の特典情報も新たにUPされています。
▼エンスカイスポーツ部 Twitter (11/24)
https://twitter.com/ensky_sports/status/1463403748458254338
▼有隣堂アトレ恵比寿店 Twitter (11/24)
https://twitter.com/yurindo_ebisu/status/1463344246602158083
▼家庭画報編集部 Twitter (11/24)
https://twitter.com/KATEIGAHO/status/1463478261686550528
★「NHK杯フィギュア2021」最新オリジナルポストカードの特典付き! 【村元哉中選手&髙橋大輔選手ペア】【宇野昌磨選手】 家庭画報2022年1月号「有隣堂アトレ恵比寿店」特別キャンペーンのお知らせ
[家庭画報.com 2021.11.24]
https://www.kateigaho.com/123936/
2021年12月1日(水)発売の『家庭画報2022年1月号』新春特大号は、通常サイズ版とプレミアムライト版で2種同時刊行いたします。
両誌では、「フィギュアスケート2大特集」として、【村元哉中選手&髙橋大輔選手ペア】と【宇野昌磨選手】の記事を掲載。発売を記念し、有隣堂アトレ恵比寿店にて特別キャンペーンを実施いたします!
●対象商品
(1)家庭画報2022年1月号 通常サイズ版 特別定価1,595円(本体1,450円)
〔付録内容〕
・別冊付録1「年賀状書き方BOOK」
・別冊付録2「ジュエリーカレンダー」
・綴じ込み付録「村元哉中選手&髙橋大輔選手ペア ポストカード4枚」
(2)家庭画報2022年1月号 プレミアムライト版 定価1,222円(本体1,111円)
〔付録内容〕
・綴じ込み付録「宇野昌磨選手 ポストカード2枚」
※(1)と(2)で、付録の内容が異なります。2)には1)の別冊付録1、2が付きません。
有隣堂アトレ恵比寿店 特別キャンペーン特典
◆上記(1)を有隣堂アトレ恵比寿店でご購入いただいたお客様へ、【村元哉中選手&髙橋大輔選手ペア】オリジナルポストカード(2種各1枚セット)をプレゼント!
◆上記(2)を有隣堂アトレ恵比寿店でご購入いただいたお客様へ、【宇野昌磨選手】オリジナルポストカード(2種各1枚セット)をプレゼント!
※対象商品1)と2)で、異なる特典をご用意しています。
※特典のポストカードは、「NHK杯フィギュア2021」出場の際の最新の模様も含め、雑誌の綴じ込み付録とは異なるカットのものをご用意しています。どうぞご期待ください。
●配布期間
2021年12月1日(水)~ 有隣堂アトレ恵比寿店 店頭にて
※特典のポストカードの数には限りがございます。お早めに有隣堂アトレ恵比寿店にてご購入ください。
※特典のポストカードは対象雑誌1冊購入につき1セット(2枚)プレゼントいたします。
※特典のポストカードは有隣堂アトレ恵比寿店のレジにて、2021年12月1日(水)よりお渡しいたします。事前予約も可能です。
●このキャンペーンのお問い合わせは
有隣堂アトレ恵比寿店まで TEL:03-5475-8384
充実のフィギュアスケート特集記事を組んでくださる家庭画報さん、
嬉しい特別キャンペーンを企画してくださる有隣堂アトレ恵比寿店さん、
いつも本当にありがとうございます。発売日を楽しみにしています!!
ブログランキング参加中!
↓ポチッと応援してもらえると嬉しいです! yocco
にほんブログ村