アイスダンス村元髙橋組が師事するマリナ・ズエワコーチへのインタビュー記事を熟読。
初優勝で終えた今季初戦「レイバー・デイ・インビテーショナル」のことや
2人が持つスケーターとしての才能、世界中から寄せられている期待、
どのエピソードも応援するファンにとって嬉しく誇らしい内容ばかりでした。
ここではズエワコーチの言葉を取り出してお借りしておきます。
全文と大輔さんのフォトギャラリーはリンク先にてご覧ください。
★「歴史を変えるチームだと確信があります」村元哉中&高橋大輔のコーチが語る、斬新な「ソーラン節」を採用したワケ<独占取材>
[Number Web フィギュアスケート、氷上の華 (田村明子) 2021.09.07 11:01] ※記事より抜粋
https://number.bunshun.jp/articles/-/849664
(フォトギャラリー)
https://number.bunshun.jp/articles/photo/849664?pn=4
(RD選曲の理由)
「日本的な音楽を使うというのは私のアイディアでした。彼らは特別な存在なので、今季は他のチームにはできない作品を滑って欲しかったためです。多くの音楽をリサーチして、実際にこの曲を見つけてきたのはカナとダイスケでした。日本の伝統を基調としながらも、独創性のある洗練された作品に仕上がったと思います」
(FDについて)
「昨シーズン、多くのジャッジなど関係者から連絡が来て、このプログラムはもっと世界に見せなくてはならない作品なので、ぜひ継続して欲しいと嘆願してきたのです」
「ダイスケは世界中から愛されているスケーターなので、多くの関係者がカナとのパートナーシップに注目し、彼らの成長に期待しています。みんな、彼らに良い結果を残して欲しいと願っている。私のところには技術スペシャリストなどから多くのアドバイスがもたらされ、それらに従って内容の密度を上げていきました」
(2020-21シーズンについて)
「昨シーズンは、順位のことは全く期待していなかったんです」と、ズエワコーチは説明する。
「ダイスケは素晴らしい男子シングルのチャンピオンでした。でもシングルとアイスダンスでは要求される技も、体形も違う。単に一人で滑っていたのが二人になる、という話ではないんです」
「私の生徒たちがトレーニングをする特別なジムがあるのですが、ダイスケはカナと一緒に週3日間そこに通っています。主にスタミナをつけるためです。ダイスケは以前より肩幅が増してウエストが細くなったでしょう。とても美しいダンサーの体形です」
(今シーズン初戦について)
「私は彼らの能力を毎日見ているので、驚きではありませんでした。フリーでは音楽の解釈で10点満点を出したジャッジもいましたが、私から見ても、これ以上完璧なタイミングで踊れないという滑りだった。前から言っていますが、彼らは世界選手権の表彰台に上がれる能力がある選手。カナはすでに(前のパートナー、クリス・リードと)四大陸のメダルを手にしています。スケーティング技術が高いだけでなく、二人とも真のダンサーですから」
「昨シーズンは、スコアのことは気にしていませんでした。初戦がGP大会なんて、ダイスケはどれほどのプレッシャーを感じていたことか。それをカナが精神的にサポートした。そして全日本ではウォームアップでカナが怪我をし、本番ではダイスケが支えた。二人のチームとしての相性の良さが明白でした。彼らは素晴らしい選手で性格が良いだけでなく、戦うことを恐れない戦士なのです」
「これまでゴルデーワ&グリンコフ(1988年、1994年五輪ペア金メダリスト)や、メリルとチャーリー(デイビス&ホワイト、2014年五輪アイスダンス金メダリスト)を指導してきましたが、その選手がだいたいどこまで行けるか、私にはわかります。何年かけて練習してもトップにいけない組もいる。でもカナとダイスケは、日本だけでなく、世界のアイスダンスの歴史を変えるチームだと、私には確信があります。このわずか2年間での彼らの進歩が、それを証明しています」
「ダイスケはこの新しいチャレンジを心から楽しんでいるので、それが彼を精神的にも肉体的にも若く保っているのだと思います」
シングルスケーターからアイスダンサーへの転身は困難も苦労も多かったはずですが、
今季初戦ではRDもFDも大輔さんの表情が眩しいほどに生き生きとしていて
スケートを心から楽しんでいるのがダイレクトに伝わってきたのが凄く嬉しく感じました。
大輔さんは才能を持っている人であり努力の人だということを知っているから、
そのことがアイスダンスでも確実に結果として表れてきたというのも喜ばしいことでした。
2人でひとつの世界観を表現するカップル競技。哉中ちゃんとのパートナーシップも
2シーズン目に入ってさらに強く深くなってきたのも演技から感じ取ることが出来ました。
ズエワコーチも認める驚異的な進化のスピード、持って生まれたスケーターとしての素質、
そしてアイスダンサーに必要不可欠な才能と人間力をも兼ね備えた大輔さんと哉中ちゃん。
昨年のNHK杯前後のズエワコーチの言葉もここで振り返っておきます。
「クオリティーが上がるのは少なくとも14~16か月後」
大輔さんと哉ちゃんが2020年2月に渡米してから1年半が過ぎた今、
2人の演技のクオリティーが上がってきてまさに波に乗っているところを
今回の試合で私たちは目撃出来たのかもしれませんね。
「ドラマを創り上げる才能がある」という言葉にも改めて納得。
昨季も今季も2人の可能性を高く評価してくださっているのが本当に嬉しいですね。
★Daisuke Takahashi starts anew, eyeing unprecedented Olympic figure skating feat
(高橋大輔の新たになるスタート、前例のないオリンピックフィギュアスケートの偉業を目指して)
[OLYMPIC TALK | NBC SPORTS By Nick Zaccardi Nov 24, 2020, 8:01 AM EST]
https://olympics.nbcsports.com/2020/11/24/daisuke-takahashi-kana-muramoto-ice-dance/
※ズエワコーチのインタビュー記事から抜粋、意訳
「私はこれまで3組の世界チャンピオンたちと仕事をしてきました。
大輔は今までで一番才能があるスケーターだと誓って言えます。」
「彼女からその相手の名前を聞いた時、私は天にも昇るような気持ちでした。
なぜなら大輔はアイスダンサーのパートナーとして夢のような存在だから。
彼はとても速くてエッジ使いが素晴らしくてとても軽やか。まるで氷の上の鳥みたいです。」
今、ズエワは高橋を「ゼウス」というニックネームで呼ぶ。
「彼が氷の上にいるときまるで飛びまわっているみたいだから。」
「大輔は上半身を鍛え始めてから肩が大きくなって、
ウエストが細くゴージャスな体になっています。」
「クオリティーが上がるのは少なくとも14~16か月後でしょう。
もし彼らが今までのようにしっかり練習して、今年ずっと上達してきたように
今後も上達すれば本当にオリンピックのメダルをかけて戦える可能性があります。
今現時点はまだそこまでは言えないけれどね。」
★村元哉中&高橋大輔は「オリンピックでメダルが取れる逸材」
ズエヴァコーチ「カナとダイスケの進歩の速さは、驚異的でした」
[論座 (田村明子) 2020.11.30]
https://webronza.asahi.com/national/articles/2020113000001.html
※記事より抜粋
…試合後、フロリダのズエヴァコーチが筆者の質問に応じてこうコメントを送ってくれた。
「カナとダイスケの進歩の速さは、驚異的でした。コーチのアドバイスをしっかり聞いて、すぐに反応してくれる。二人とも基礎のスケーティング技術がすごく高いです。またアイスダンサーに不可欠の、ドラマを創り上げる才能がある。これを有しているアイスダンサーはあまりいません。氷の上でも、フロアでも、努力を惜しまず、とても良いプロフェッショナルな関係を築いています。あの二人なら、オリンピックで表彰台に上がることも可能だと私は考えています」…
https://www.instagram.com/p/B-yWw2OJnIr/
昨年4月、ズエワコーチのお誕生日に哉中ちゃんがUPしていた写真をお借りしました。
フロリダに渡って初めての練習の日、日の丸を付けたウエアを着て笑顔で迎えてくれたズエワコーチ。
大輔さんと哉中ちゃんを全力でサポートし熱心に指導してくださっていることに感謝しています。
2シーズン目も邁進を続ける2人のことをどうぞ宜しくお願いいたします。
◆20210905 Kana Dai Warm up & FD
ズエワコーチもリンクサイドで見守られていた村元髙橋組の今季初戦FD、
5分間練習プラスαのロングバージョンをお借りしました。UP主様ありがとうございます。
魅力あふれるラ・バヤデール、今後またどのように進化していくのか楽しみです!
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初優勝で終えた今季初戦「レイバー・デイ・インビテーショナル」のことや
2人が持つスケーターとしての才能、世界中から寄せられている期待、
どのエピソードも応援するファンにとって嬉しく誇らしい内容ばかりでした。
ここではズエワコーチの言葉を取り出してお借りしておきます。
全文と大輔さんのフォトギャラリーはリンク先にてご覧ください。
★「歴史を変えるチームだと確信があります」村元哉中&高橋大輔のコーチが語る、斬新な「ソーラン節」を採用したワケ<独占取材>
[Number Web フィギュアスケート、氷上の華 (田村明子) 2021.09.07 11:01] ※記事より抜粋
https://number.bunshun.jp/articles/-/849664
(フォトギャラリー)
https://number.bunshun.jp/articles/photo/849664?pn=4
(RD選曲の理由)
「日本的な音楽を使うというのは私のアイディアでした。彼らは特別な存在なので、今季は他のチームにはできない作品を滑って欲しかったためです。多くの音楽をリサーチして、実際にこの曲を見つけてきたのはカナとダイスケでした。日本の伝統を基調としながらも、独創性のある洗練された作品に仕上がったと思います」
(FDについて)
「昨シーズン、多くのジャッジなど関係者から連絡が来て、このプログラムはもっと世界に見せなくてはならない作品なので、ぜひ継続して欲しいと嘆願してきたのです」
「ダイスケは世界中から愛されているスケーターなので、多くの関係者がカナとのパートナーシップに注目し、彼らの成長に期待しています。みんな、彼らに良い結果を残して欲しいと願っている。私のところには技術スペシャリストなどから多くのアドバイスがもたらされ、それらに従って内容の密度を上げていきました」
(2020-21シーズンについて)
「昨シーズンは、順位のことは全く期待していなかったんです」と、ズエワコーチは説明する。
「ダイスケは素晴らしい男子シングルのチャンピオンでした。でもシングルとアイスダンスでは要求される技も、体形も違う。単に一人で滑っていたのが二人になる、という話ではないんです」
「私の生徒たちがトレーニングをする特別なジムがあるのですが、ダイスケはカナと一緒に週3日間そこに通っています。主にスタミナをつけるためです。ダイスケは以前より肩幅が増してウエストが細くなったでしょう。とても美しいダンサーの体形です」
(今シーズン初戦について)
「私は彼らの能力を毎日見ているので、驚きではありませんでした。フリーでは音楽の解釈で10点満点を出したジャッジもいましたが、私から見ても、これ以上完璧なタイミングで踊れないという滑りだった。前から言っていますが、彼らは世界選手権の表彰台に上がれる能力がある選手。カナはすでに(前のパートナー、クリス・リードと)四大陸のメダルを手にしています。スケーティング技術が高いだけでなく、二人とも真のダンサーですから」
「昨シーズンは、スコアのことは気にしていませんでした。初戦がGP大会なんて、ダイスケはどれほどのプレッシャーを感じていたことか。それをカナが精神的にサポートした。そして全日本ではウォームアップでカナが怪我をし、本番ではダイスケが支えた。二人のチームとしての相性の良さが明白でした。彼らは素晴らしい選手で性格が良いだけでなく、戦うことを恐れない戦士なのです」
「これまでゴルデーワ&グリンコフ(1988年、1994年五輪ペア金メダリスト)や、メリルとチャーリー(デイビス&ホワイト、2014年五輪アイスダンス金メダリスト)を指導してきましたが、その選手がだいたいどこまで行けるか、私にはわかります。何年かけて練習してもトップにいけない組もいる。でもカナとダイスケは、日本だけでなく、世界のアイスダンスの歴史を変えるチームだと、私には確信があります。このわずか2年間での彼らの進歩が、それを証明しています」
「ダイスケはこの新しいチャレンジを心から楽しんでいるので、それが彼を精神的にも肉体的にも若く保っているのだと思います」
シングルスケーターからアイスダンサーへの転身は困難も苦労も多かったはずですが、
今季初戦ではRDもFDも大輔さんの表情が眩しいほどに生き生きとしていて
スケートを心から楽しんでいるのがダイレクトに伝わってきたのが凄く嬉しく感じました。
大輔さんは才能を持っている人であり努力の人だということを知っているから、
そのことがアイスダンスでも確実に結果として表れてきたというのも喜ばしいことでした。
2人でひとつの世界観を表現するカップル競技。哉中ちゃんとのパートナーシップも
2シーズン目に入ってさらに強く深くなってきたのも演技から感じ取ることが出来ました。
ズエワコーチも認める驚異的な進化のスピード、持って生まれたスケーターとしての素質、
そしてアイスダンサーに必要不可欠な才能と人間力をも兼ね備えた大輔さんと哉中ちゃん。
昨年のNHK杯前後のズエワコーチの言葉もここで振り返っておきます。
「クオリティーが上がるのは少なくとも14~16か月後」
大輔さんと哉ちゃんが2020年2月に渡米してから1年半が過ぎた今、
2人の演技のクオリティーが上がってきてまさに波に乗っているところを
今回の試合で私たちは目撃出来たのかもしれませんね。
「ドラマを創り上げる才能がある」という言葉にも改めて納得。
昨季も今季も2人の可能性を高く評価してくださっているのが本当に嬉しいですね。
★Daisuke Takahashi starts anew, eyeing unprecedented Olympic figure skating feat
(高橋大輔の新たになるスタート、前例のないオリンピックフィギュアスケートの偉業を目指して)
[OLYMPIC TALK | NBC SPORTS By Nick Zaccardi Nov 24, 2020, 8:01 AM EST]
https://olympics.nbcsports.com/2020/11/24/daisuke-takahashi-kana-muramoto-ice-dance/
※ズエワコーチのインタビュー記事から抜粋、意訳
「私はこれまで3組の世界チャンピオンたちと仕事をしてきました。
大輔は今までで一番才能があるスケーターだと誓って言えます。」
「彼女からその相手の名前を聞いた時、私は天にも昇るような気持ちでした。
なぜなら大輔はアイスダンサーのパートナーとして夢のような存在だから。
彼はとても速くてエッジ使いが素晴らしくてとても軽やか。まるで氷の上の鳥みたいです。」
今、ズエワは高橋を「ゼウス」というニックネームで呼ぶ。
「彼が氷の上にいるときまるで飛びまわっているみたいだから。」
「大輔は上半身を鍛え始めてから肩が大きくなって、
ウエストが細くゴージャスな体になっています。」
「クオリティーが上がるのは少なくとも14~16か月後でしょう。
もし彼らが今までのようにしっかり練習して、今年ずっと上達してきたように
今後も上達すれば本当にオリンピックのメダルをかけて戦える可能性があります。
今現時点はまだそこまでは言えないけれどね。」
★村元哉中&高橋大輔は「オリンピックでメダルが取れる逸材」
ズエヴァコーチ「カナとダイスケの進歩の速さは、驚異的でした」
[論座 (田村明子) 2020.11.30]
https://webronza.asahi.com/national/articles/2020113000001.html
※記事より抜粋
…試合後、フロリダのズエヴァコーチが筆者の質問に応じてこうコメントを送ってくれた。
「カナとダイスケの進歩の速さは、驚異的でした。コーチのアドバイスをしっかり聞いて、すぐに反応してくれる。二人とも基礎のスケーティング技術がすごく高いです。またアイスダンサーに不可欠の、ドラマを創り上げる才能がある。これを有しているアイスダンサーはあまりいません。氷の上でも、フロアでも、努力を惜しまず、とても良いプロフェッショナルな関係を築いています。あの二人なら、オリンピックで表彰台に上がることも可能だと私は考えています」…
https://www.instagram.com/p/B-yWw2OJnIr/
昨年4月、ズエワコーチのお誕生日に哉中ちゃんがUPしていた写真をお借りしました。
フロリダに渡って初めての練習の日、日の丸を付けたウエアを着て笑顔で迎えてくれたズエワコーチ。
大輔さんと哉中ちゃんを全力でサポートし熱心に指導してくださっていることに感謝しています。
2シーズン目も邁進を続ける2人のことをどうぞ宜しくお願いいたします。
◆20210905 Kana Dai Warm up & FD
ズエワコーチもリンクサイドで見守られていた村元髙橋組の今季初戦FD、
5分間練習プラスαのロングバージョンをお借りしました。UP主様ありがとうございます。
魅力あふれるラ・バヤデール、今後またどのように進化していくのか楽しみです!
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