Quantcast
Channel: GO☆DAISUKE
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3262

最上の音楽を奏でるフィギュアスケーター

$
0
0
髙橋大輔選手の応援ブログを開設して9年と4か月が経ちましたが、
今も尚、彼の素晴らしさを言葉で表すことの難しさを日々感じています。
ただ単に自分に文才がないというだけの話なのですが(苦笑)
やはりプロフェッショナルな書き手が紡ぎ出す言葉は違うなぁと
ただただ感動させられた文章に出会うことが出来ました。

昨日発売された「文藝春秋 2021年3月号」に掲載されている
大輔さんと同郷の小説家、小川洋子さん執筆のエッセイ。
ツイートされている方の感想を拝見してとても気になってしまったので
その日のうちに書店へ。分厚い冊子の中から記事を探してみたところ、
折り込みのカラー写真に大輔さんを発見。それに続く連載記事は
『からだの美 第七回「フィギュアスケーターの首」』というタイトルで、
3ページのエッセイなので読みやすい文章量。なのに読後の余韻が半端なく、
大輔さんのスケートの美しさが目の前に浮かぶような言葉の数々に心が震えました。

タイトルにもある「首」というのはもちろん大輔さんの演技中の首の動きのこと。
見る人に魔法をかけていくかのような独特のニュアンスのある表現、
音楽が身体から溢れ出していると錯覚させられる一体感のある踊り、
心をわしづかみにしたり涙を誘うほどに感動させられる大輔さんの滑りは
まさに「音楽の精」という言葉がぴったりだなぁと一字一句に共感させられました。

特に小川さんが一番お好きだというFS「道」についての下りが印象に残りました。
最後の振付のあの部分を「最上の音楽を奏でる」という言葉で締めくくられるとは…
切ない楽器の音色だったり華やかなオーケストラの迫力だったり、
そのときそのときの音楽そのものを繊細に感じ取って
自身のスケートで表現してきた大輔さんのパフォーマンスは
音楽を奏でながら感動を増幅させてくれる特別な滑りだと改めて思いました。
大輔さんファンにもフィギュアスケートファンにも広く読んでいただきたい、
秀逸なエッセイ、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

☆「文藝春秋 2021年3月号」
 発売日:2021年2月10日(水)
 出版社:文藝春秋
 価格:定価1000円(税込)

(最新号目次)https://bunshun.jp/articles/-/43353
*からだの美7 小川洋子


大輔さんのことを語られている文章も載っているという小川洋子さん執筆本、
お恥ずかしながら初耳だったのでぜひ今度また書店でチェックしてみたいと思います。
amazonサイトの読者レビューにも大輔さんの名前がありますね。

☆「とにかく散歩いたしましょう」(文春文庫) 
 著者:小川洋子
 出版社 : 文藝春秋
 発売日:2015年07月10日

 amazon⇒こちら
本と散歩ですべてのりきれる。珠玉の随筆集
ハダカデバネズミとの心躍る対面。同郷のスケーターの演技を見る感動。
永眠した愛犬ラブと暮らした日々。創作の源泉を伝える46篇。



かつて小川さんが連載コラムを書かれていたという
毎日新聞夕刊の記事をまとめたのがこの文庫本だそうですが、
原文の記事をブログで紹介してくださっている方がいらっしゃました。
リンクを感謝してお借りします。⇒こちら

また、2013年10月の山陽新聞でも大輔さんと小川さんのことがチラッと載っていました。
記事リンクが切れていたので自分のブログ記事の記録から引用しておきます。
流れのある文章表現の中でいくつもハッとさせられ感嘆させられる小川さんの文章表現、
どことなくですが大輔さんのスケートと共通するものがあるような気がしています。

★[滴一滴]/山陽新聞ニュース (2013.10.27 08:46)  ※引用先はこちら
 世界一のステップと屈指の表現力。フィギュアスケートの高橋大輔選手(倉敷市出身)の華麗な演技に何度目を奪われたことだろう。その日本のエースも27歳。「現役最後の覚悟」で今シーズンに臨んでいる
 目標は来年2月のソチ冬季五輪だ。今月からグランプリシリーズが開幕し、代表争いが始まった。出場切符は3枚。若手の台頭で、かつてない激戦が予想される

~途中省略~
 芥川賞作家の小川洋子さんは倉敷に住んでいた十数年前に高橋選手を知った。その後世界で活躍する姿を見てエッセーにこう書いた。「人間の体がこれほどの美を表現できるのか、と観(み)る者の心をわしづかみにするような凄味(すごみ)がある」
 五輪銅メダルや世界選手権優勝…。高橋選手は日本男子初の快挙を次々と成し遂げた。その実績に安住せず、新たな可能性を信じて競技を続けている。郷土の偉大なスケーターの集大成を、しっかりと見届けたい。




ひとつ前の記事でお伝えしたバンクーバー五輪フォトギャラリーから1枚お借りしました。
http://vancouver2010.nikkansports.com/gallery/figure/top-figure.html
(リンクが間違っていたようでごめんなさい。修正しておきました。)

ちょうどFS「道」の演技も入っている大輔さんステップ集があったのでお借りします。
どのプログラムも個性的で魅力的、何度でも見たい珠玉のパフォーマンスです。

◆【フィギュアスケート】祝!現役復帰!高橋大輔 ステップ!すてっぷ!STEP!【高橋大輔】



▼voguejapan Instagram (2/10)  ※写真4枚
https://www.instagram.com/p/CLG6bi_FAeU/
かつてのフィギュアスケート男子シングル世界王者の #高橋大輔 が、また氷上での新たなチャレンジを発表した。それは、オリンピックメダリストである彼が、34歳にしてアイスダンス選手に転向するという前代未聞の挑戦だ。軽やかに、楽しく、そして前だけを見据えて。スペシャルインタビューは発売中の『VOGUE JAPAN』3月号でチェックして。
Starring: @d1sk_t
Photo: @kinyaota
Hair: @jungotohair
Makeup: @norikatanodamakeup
Stylist: @kawasakitakafumi
#daisuketakahashi #voguejapan #voguejapan2021march


▼MAGMOE Twitter (2/10)
https://twitter.com/TheMagMoe/status/1359509435538788352

★VOGUE JAPAN:かつてのフィギュアスケート男子シングル世界王者の #高橋大輔 が、また氷上での新たなチャレンジを発表した。それは、オリンピックメダリストである彼が、34歳にして…
[MAGMOE 2021.02.10] ※写真4枚
https://www.magmoe.com/16449/vogue-japan/2021-02-10/




1月28日に発売された「VOGUE JAPAN 2021年3月号」、
大輔さん特集記事にあった4枚の写真が改めて紹介されている
公式Instagramとweb記事から情報をお借りしました。

『The Rhythm of Passion
 新たな時代を作るために。髙橋大輔、34歳の挑戦。』
常に自らの道を開拓し続けてきたフィギュアスケーターが
アイスダンサーとしての第一歩を踏み出した2020年。
その経験を糧にさらなる高みへ、表現者として目指す理想のパフォーマンスへ、
未来に挑み続ける髙橋大輔選手をこれからも見守り応援しています!

ブログランキング参加中!
↓ポチッと応援してもらえると嬉しいです! yocco

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村

Viewing all articles
Browse latest Browse all 3262

Trending Articles