日本の伝統文化とフィギュアスケートとの融合「氷艶hyoen」、
源氏物語をテーマとした2019年公演「月光かりの如く」について
演出家の宮本亞門さんがたっぷりと語ってくださった昨夜の放送は
とても密度の濃い内容で貴重なエピソードが満載の氷艶SPでした。
再放送は2月18日(木)20:00〜21:00の予定となっています。
https://www.nitteleplus.com/program/friendsplus_2020/
スケーターたちと俳優さんたちパフォーマーたちが入り混じっての
豪華絢爛なミュージカル仕立てのアイスショー、月光かりの如く。
音楽や照明や衣裳を含め大勢のスタッフをもまとめ上げて
3日間6公演を大成功におさめられた亞門さんの手腕に
改めて感嘆せずにはいられなかったF+α 氷艶SP第6弾。
「正直言いますと染五郎さんがおやりになって、
あぁ羨ましいなぁと思ったのも事実です」
とおっしゃっていた亞門さん、第2弾を手掛けることになったときは
やったー!と叫ぶくらいにすごく嬉しかったそう。
本当は「ロミオとジュリエット」をやりたかったけれど
プロデューサーから「源氏物語」を推されて
実際に舞台化するのは難しいと最初は思った、とのこと。
そこをアイスショーならではのスピーディーさや迫力を生かしながら
横浜アリーナという大きな空間全体を最大限に使いながら
観客を飽きさせない演出を考えた、と亞門さん。
キャスティングのお話の中でとても興味深かったのが
「髙橋大輔が技術的にも演技的にも絶対に負けたくないライバルの人がほしい」
と切望されたところ。そこで推薦されたのがステファン・ランビエール。
「日本のものだからこそかえって外国の方が入るのは全くありで、
これは国際的に持ってきたいくらいの作品にしたいので…」
と語られるくらいに亞門さんの中では大きな構想だったことが伺えました。
実際にステファンと仕事をしてみて「役者としての理解力が凄い」と大絶賛。
そして座長の大輔さんの成長ぶりも様々なエピソードを交えながら
たっぷりと語ってくださった亞門さん。最初の頃の歌のテストも本読みも、
小さな声でしか表現出来ていなかった大輔さんを叱りつけることはせずに
タイミングを見計らって喝を入れる、そんな演出家としての指導の様子を
以下のような言葉で伝えてくださっていました。
*******************************
「正直言うと最初みんなで本読みしたときに、
他は何人も役者さんたちもいるからみんなちゃんとセリフを言ったんだけど
一人だけボソボソ言ったときに、普通の演劇の稽古場だったら
『何やってんですか!』ってことですよ。僕言っちゃいます。
『何やってんですか!時間ないですよ。次、本気でやってください』と、
役者だったらね。でも髙橋くんはやったことがないし、
その時の気持ちもあるからあえてそれは言わなかった。僕は笑ってました。
だけど彼にとって、いつハッキリ言った方がいいか、
絶対そこで心が折れたり混乱してほしくなかった、っていうのがあるので…
やっぱり表現者って繊細なんですよ。強く言えばいいもんじゃなくて、
言われちゃってその何日間か僕と目を合わせることが出来なくなる役者さんも
下手するといるんですよね、演出家として僕はあんまり怖くしてない
つもりだけど、
演出かっていう形そのものが怖いんですよね。人って言われたくないのがあるし、
言われるとドキドキしちゃうとか自己否定してしまう人もいるから…
そういう意味で髙橋くんもやっぱり繊細なんで…途中になってあまりにも大切な軸が…
ぐわっとスイッチを売れる覚悟をすればいいのにっていうところが
していなかったので、僕はもう言う頃だなって思って言ったのもあります。
『もう自分がみんなを引っ張らなきゃならない』
『髙橋大輔の光源氏のためにみんな来ている、それは絶対忘れちゃいけないよ』と。
『お客さんもそのためにお金を払って来るんだよ』
ということが彼の中に入ったんだと思います。
目が変わった。人に甘えなくなった(笑)っていう感じからかな~。
もういい意味で修行僧のように変わってきました。
ぐ~っと本番なんかこんな(頬がげっそり)痩せちゃったくらいだけど
とにかく入り込んでいったっていう感じかな、僕の中では。
どんどんどんどん歌も出てきちゃうし、セリフももう本番近くなった時に
何よこれ!っていうくらい良いセリフで。
もう『役者誕生』の瞬間でしたよ!130パーセント行ったと思います。
100パーセント超えたなと思います。
あれを表現しちゃうとこれからが大変だと思います。
あのとき良かったねって言われちゃいうの嫌でしょ?
初めてだからこそ良かったっていうのは絶対嫌じゃないですか、
だってこれだけの思いして積み上げたことなので…
だから次の何かのときにも彼にはもう一段階頑張ってほしいし…
っていうのを期待したいですね。
評判が良いって嬉しいようで、じゃ次出来るのか?って
人って思うんですよね、特に表現者は。
でもその挑戦を果敢に挑んでいただきたいですね。
*******************************
光源氏としての演技指導もポイントを押さえて伝えていたという亞門さんは、
大輔さんが自分の中にある照れの気持ちがだめだとちゃんとわかっていて、
乗り越えていけるだけの力と才能があることを認識されているようでした。
氷艶という舞台を通して大輔さんの「役者」としての技量を
ぐっと高めてくださった亞門さんに心から感謝しています。
いつかまた大輔さんとのコラボを見せてもらいたいです!
▼SPORTSウォッチャー Facebook (1/28)
https://www.facebook.com/969998643076991/posts/3602702859806543/
▼テレビ東京スポーツ Twitter (1/28)
https://twitter.com/tvtokyosports/status/1354786067354816514
◆村元哉中・髙橋大輔が書き初めに挑戦!爆笑の展開&髙橋の意外な一面が明らかに
カップル結成から1年経った、村元・髙橋組。年明けの取材で、2021年の抱負を書き初めしてもらったら、、2人とも意外な顔が見られました。終始、仲の良い2人のやり取りにも注目!
1月29日(金)18:15~公開となる村元・髙橋組出演のテレ東スポーツさん公式動画
30日(土)出演「追跡LIVE!SPORTSウォッチャー」の放送前に
かなだいの映像の一部が見せてもらえるのでしょうか?公開が楽しみです!
かなだい全日本デビューを辿るコラム記事はライターの野口さん執筆、
現在発売中の雑誌「Sports Graphic Number 1019号」に掲載されている内容が
Web記事として配信されています。(後半は有料会員限定公開です)
日本スケ連からのお知らせにある全日本フィギュアの大会公式フォトブックは
見本写真からお気に入りのものを選んでオリジナルのものが作れるそう。
発売中の「VOGUE JAPAN 3月号」の告知動画に大輔さん!
それぞれのリンク先でご確認ください。
★村元哉中&高橋大輔「天国への回り道」~激動の初シーズン~
[Sports Graphic Number Special 2021.01.28 07:00] ※写真1枚
https://number.bunshun.jp/articles/-/846790
▼公益財団法人日本スケート連盟 Twitter (1/28)
https://twitter.com/skatingjapan/status/1354627138259849219
オフィシャルフォトグラファーが撮影した中からお好きな写真をお選びいただき、オリジナル写真集が作れる「 #全日本フィギュア 大会公式 えらべるフォトブック」が本日より発売となります。
販売期間:1/28-2/28
https://mono-link.jp/web/figureskating/lp/
▼ VOGUE JAPAN Twitter (1/28) ※動画
https://twitter.com/voguejp/status/1354627838587117571
ファッションに新しい風が吹く。新時代の「ベーシック」を大特集!
髙橋大輔・独占インタビューも⛸️
『VOGUE JAPAN』最新号、本日発売💙
https://www.vogue.co.jp/magazine/2021-3
▼voguejapan Instagram (1/28) ※動画
https://www.instagram.com/p/CKk-a22JwBy/
VOGUEインタビューでも語られていた氷艶の思い出、
亞門さんや共演者の方々との出会いによってもたらされた
表現者としての成長はこの先のパフォーマンスにも繋がっていくことでしょう。
2021年の大輔さんが魅せてくれる新たな世界観、
これから創り上げていく新たな時代、楽しみにしています!
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源氏物語をテーマとした2019年公演「月光かりの如く」について
演出家の宮本亞門さんがたっぷりと語ってくださった昨夜の放送は
とても密度の濃い内容で貴重なエピソードが満載の氷艶SPでした。
再放送は2月18日(木)20:00〜21:00の予定となっています。
https://www.nitteleplus.com/program/friendsplus_2020/
スケーターたちと俳優さんたちパフォーマーたちが入り混じっての
豪華絢爛なミュージカル仕立てのアイスショー、月光かりの如く。
音楽や照明や衣裳を含め大勢のスタッフをもまとめ上げて
3日間6公演を大成功におさめられた亞門さんの手腕に
改めて感嘆せずにはいられなかったF+α 氷艶SP第6弾。
「正直言いますと染五郎さんがおやりになって、
あぁ羨ましいなぁと思ったのも事実です」
とおっしゃっていた亞門さん、第2弾を手掛けることになったときは
やったー!と叫ぶくらいにすごく嬉しかったそう。
本当は「ロミオとジュリエット」をやりたかったけれど
プロデューサーから「源氏物語」を推されて
実際に舞台化するのは難しいと最初は思った、とのこと。
そこをアイスショーならではのスピーディーさや迫力を生かしながら
横浜アリーナという大きな空間全体を最大限に使いながら
観客を飽きさせない演出を考えた、と亞門さん。
キャスティングのお話の中でとても興味深かったのが
「髙橋大輔が技術的にも演技的にも絶対に負けたくないライバルの人がほしい」
と切望されたところ。そこで推薦されたのがステファン・ランビエール。
「日本のものだからこそかえって外国の方が入るのは全くありで、
これは国際的に持ってきたいくらいの作品にしたいので…」
と語られるくらいに亞門さんの中では大きな構想だったことが伺えました。
実際にステファンと仕事をしてみて「役者としての理解力が凄い」と大絶賛。
そして座長の大輔さんの成長ぶりも様々なエピソードを交えながら
たっぷりと語ってくださった亞門さん。最初の頃の歌のテストも本読みも、
小さな声でしか表現出来ていなかった大輔さんを叱りつけることはせずに
タイミングを見計らって喝を入れる、そんな演出家としての指導の様子を
以下のような言葉で伝えてくださっていました。
*******************************
「正直言うと最初みんなで本読みしたときに、
他は何人も役者さんたちもいるからみんなちゃんとセリフを言ったんだけど
一人だけボソボソ言ったときに、普通の演劇の稽古場だったら
『何やってんですか!』ってことですよ。僕言っちゃいます。
『何やってんですか!時間ないですよ。次、本気でやってください』と、
役者だったらね。でも髙橋くんはやったことがないし、
その時の気持ちもあるからあえてそれは言わなかった。僕は笑ってました。
だけど彼にとって、いつハッキリ言った方がいいか、
絶対そこで心が折れたり混乱してほしくなかった、っていうのがあるので…
やっぱり表現者って繊細なんですよ。強く言えばいいもんじゃなくて、
言われちゃってその何日間か僕と目を合わせることが出来なくなる役者さんも
下手するといるんですよね、演出家として僕はあんまり怖くしてない
つもりだけど、
演出かっていう形そのものが怖いんですよね。人って言われたくないのがあるし、
言われるとドキドキしちゃうとか自己否定してしまう人もいるから…
そういう意味で髙橋くんもやっぱり繊細なんで…途中になってあまりにも大切な軸が…
ぐわっとスイッチを売れる覚悟をすればいいのにっていうところが
していなかったので、僕はもう言う頃だなって思って言ったのもあります。
『もう自分がみんなを引っ張らなきゃならない』
『髙橋大輔の光源氏のためにみんな来ている、それは絶対忘れちゃいけないよ』と。
『お客さんもそのためにお金を払って来るんだよ』
ということが彼の中に入ったんだと思います。
目が変わった。人に甘えなくなった(笑)っていう感じからかな~。
もういい意味で修行僧のように変わってきました。
ぐ~っと本番なんかこんな(頬がげっそり)痩せちゃったくらいだけど
とにかく入り込んでいったっていう感じかな、僕の中では。
どんどんどんどん歌も出てきちゃうし、セリフももう本番近くなった時に
何よこれ!っていうくらい良いセリフで。
もう『役者誕生』の瞬間でしたよ!130パーセント行ったと思います。
100パーセント超えたなと思います。
あれを表現しちゃうとこれからが大変だと思います。
あのとき良かったねって言われちゃいうの嫌でしょ?
初めてだからこそ良かったっていうのは絶対嫌じゃないですか、
だってこれだけの思いして積み上げたことなので…
だから次の何かのときにも彼にはもう一段階頑張ってほしいし…
っていうのを期待したいですね。
評判が良いって嬉しいようで、じゃ次出来るのか?って
人って思うんですよね、特に表現者は。
でもその挑戦を果敢に挑んでいただきたいですね。
*******************************
光源氏としての演技指導もポイントを押さえて伝えていたという亞門さんは、
大輔さんが自分の中にある照れの気持ちがだめだとちゃんとわかっていて、
乗り越えていけるだけの力と才能があることを認識されているようでした。
氷艶という舞台を通して大輔さんの「役者」としての技量を
ぐっと高めてくださった亞門さんに心から感謝しています。
いつかまた大輔さんとのコラボを見せてもらいたいです!
▼SPORTSウォッチャー Facebook (1/28)
https://www.facebook.com/969998643076991/posts/3602702859806543/
▼テレビ東京スポーツ Twitter (1/28)
https://twitter.com/tvtokyosports/status/1354786067354816514
◆村元哉中・髙橋大輔が書き初めに挑戦!爆笑の展開&髙橋の意外な一面が明らかに
カップル結成から1年経った、村元・髙橋組。年明けの取材で、2021年の抱負を書き初めしてもらったら、、2人とも意外な顔が見られました。終始、仲の良い2人のやり取りにも注目!
1月29日(金)18:15~公開となる村元・髙橋組出演のテレ東スポーツさん公式動画
30日(土)出演「追跡LIVE!SPORTSウォッチャー」の放送前に
かなだいの映像の一部が見せてもらえるのでしょうか?公開が楽しみです!
かなだい全日本デビューを辿るコラム記事はライターの野口さん執筆、
現在発売中の雑誌「Sports Graphic Number 1019号」に掲載されている内容が
Web記事として配信されています。(後半は有料会員限定公開です)
日本スケ連からのお知らせにある全日本フィギュアの大会公式フォトブックは
見本写真からお気に入りのものを選んでオリジナルのものが作れるそう。
発売中の「VOGUE JAPAN 3月号」の告知動画に大輔さん!
それぞれのリンク先でご確認ください。
★村元哉中&高橋大輔「天国への回り道」~激動の初シーズン~
[Sports Graphic Number Special 2021.01.28 07:00] ※写真1枚
https://number.bunshun.jp/articles/-/846790
▼公益財団法人日本スケート連盟 Twitter (1/28)
https://twitter.com/skatingjapan/status/1354627138259849219
オフィシャルフォトグラファーが撮影した中からお好きな写真をお選びいただき、オリジナル写真集が作れる「 #全日本フィギュア 大会公式 えらべるフォトブック」が本日より発売となります。
販売期間:1/28-2/28
https://mono-link.jp/web/figureskating/lp/
▼ VOGUE JAPAN Twitter (1/28) ※動画
https://twitter.com/voguejp/status/1354627838587117571
ファッションに新しい風が吹く。新時代の「ベーシック」を大特集!
髙橋大輔・独占インタビューも⛸️
『VOGUE JAPAN』最新号、本日発売💙
https://www.vogue.co.jp/magazine/2021-3
▼voguejapan Instagram (1/28) ※動画
https://www.instagram.com/p/CKk-a22JwBy/
VOGUEインタビューでも語られていた氷艶の思い出、
亞門さんや共演者の方々との出会いによってもたらされた
表現者としての成長はこの先のパフォーマンスにも繋がっていくことでしょう。
2021年の大輔さんが魅せてくれる新たな世界観、
これから創り上げていく新たな時代、楽しみにしています!
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