★パトリック・チャン逆転V、宇野4位 4大陸選手権
[日刊スポーツ 2016.02.21 19:12]
http://www.nikkansports.com/sports/news/1607397.html
<フィギュアスケート:4大陸選手権>◇最終日◇21日◇台湾・台北◇男子フリー
男子でショートプログラム(SP)2位から逆転を狙った宇野昌磨(中京大中京)は、ジャンプの失敗が響いてフリー5位に沈み、合計269・81点で4位に終わった。
パトリック・チャン(カナダ)がフリー1位でSP5位から逆転し、合計290・21点で4年ぶり3度目の優勝。SP首位の金博洋(中国)がフリー2位で、289・83点の2位に入った。
SP4位の無良崇人(洋菓子のヒロタ)はフリーも4位の268・43点で5位、SP7位の田中刑事(倉敷芸術科学大)はフリー7位の6位だった。
▽パトリック・チャン(カナダ)の話 ようやく心と体が一緒になったような気分で、プログラムを楽しんで滑ることができた。世界選手権では、きょうのような気持ちで滑りたい。
▽宇野昌磨の話 4回転ジャンプは、最後までいったりきたりだった。それ以外はSPよりも満足はできた。いいところも悪いところも出たけど、前回(5位)よりはよかった。
▽無良崇人の話 トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)以外は、いい形でやり終えることができた。ここで満足するのではなく、もう一段高い点数を望んでいきたい。
▽田中刑事の話 4回転サルコーとトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の失敗は悔しい。どんな状態でもやり通す力がなかった。来季は四大陸でも戦っていけるくらいにレベルアップしたい。
▽小林芳子・日本スケート連盟フィギュア強化部長の話 パトリック・チャンがフィギュアの神髄を見せてくれた。ジャンプだけでなく、基本的なことが大切。日本の選手が何か学んでくれたらいい。
◆Patrick CHAN CAN Free Skate Four Continents Championships 2016
https://youtu.be/-B2wdOIZML4
◆Four Continents Championships 2016. Men - FP. Boyang JIN
https://youtu.be/v_l73Lxm-hg
◆Four Continents Championships 2016. Men - FP. Han YAN
https://youtu.be/-5OoY1hkY98
◆Four Continents Championships 2016. Men - FP. Shoma UNO
https://youtu.be/u0zssa4XGJ8
◆Four Continents Championships 2016. Men - FP. Takahito MURA
https://youtu.be/4KEYicRy8n8
◆Four Continents Championships 2016. Men - FP. Keiji TANAKA
https://youtu.be/66K_c4kJMW4
2016年四大陸選手権の最終日、男子FSの結果と選手たちのコメントが載っていたweb記事と
世界トップクラスのフィギュア男子たちが披露した神演技の動画を感謝してお借りしました。
詳細は以下のISUリザルトにてご確認ください。
男子FS順位表⇒http://www.isuresults.com/results/season1516/fc2016/SEG002.HTM
男子FSプロトコル⇒http://www.isuresults.com/results/season1516/fc2016/fc2016_Men_FS_Scores.pdf
男子総合結果⇒http://www.isuresults.com/results/season1516/fc2016/CAT001RS.HTM
SP2位の昌磨くんが台乗りするのを祈って応援していたのですが一歩及ばず…残念!
それでもシニア1年目でここまでの活躍ぶりには目を見張るものがあります。
そしてベテランの域に入りつつある無良くんの男らしくもしなやかさがあった演技、
刑事くんの指先足先までもエレガントな舞と最後までまとめあげたプログラムにも惹きこまれました。
日本男子たちの大健闘に大きな拍手を贈りたいと思います!お疲れさまでした!
今日の男子FS地上波放送での大輔さんとパトリック・チャン選手。
昌磨くんとボーヤンくんのライバル関係についての煽りVTRにまさかの登場(苦笑)。
確かにバンクーバー五輪後の2人は世界の頂点を目指す良きライバルとして
様々な競技会でしのぎを削ってきた関係。メディアから煽られることも度々ありましたが、
それと同時に互いに尊敬し合う関係でありとても仲の良い2人でもありました。
2012年ニースワールドでのスモールメダル表彰式、柔らかな2人の空気感がダイスキでした。
UP主様に感謝してお借りします。
◆Daisuke Takahashi Small Medal Ceremony
https://youtu.be/ETbeAhra4FE
動画の中盤、好きなスケーターは?と聞かれた大輔さんの答えは
「ステファン、ジェフリー、パトリック、チャーリー・ホワイト&メリル・ディビス」
と、すぐ隣にいるパトリックの名前を告げて場を和ませていましたね~パトリックも嬉しそう!
2人がこうして並ぶ様子、ずっと見ていたかった気もしますが…
パトリックは休養後に競技に復帰、見事な復活。おそらく次の五輪を見据えているのでしょう。
そして大輔さんは現役を引退し、舞台ダンサーとしての挑戦を発表したところ。
それぞれがそれぞれの道を歩んでいるんだなぁとしみじみ実感した今年の四大陸でした。
「あのプログラムは忘れられない。4回転を2回成功させて、最後までものすごい演技でした。
ジャンプは力強く、同時にスピードと品格のある素晴らしい滑りだったと思います。
ダイスケは世界で数少ない、全てを兼ね備えたスケーターだと思ったのです」
パトリックが大輔さんのプログラムについてこう語っていたのは引退後のNumberの記事。
2008年四大陸選手権で大輔さんが滑ったFS「ロミオとジュリエット」のことを
最も心に残っている演技だと話してくれていて、パトリックの大輔愛がたっぷりの内容。
以下、リンク先を再度貼っておきますのでぜひご一読を!
★パトリック・チャンから高橋大輔へ。ライバルから届いた「ありがとう」。
[Number Web 田村明子=文 2014.11.07 10:30]
http://number.bunshun.jp/articles/-/822015
◆【ニコニコ動画】2008 4CC 高橋大輔 FS
四大陸選手権の神演技と言えば、私の中ではこれがナンバーワン!
大輔さんのFSロミジュリの動画を感謝してお借りしました。
今改めて見ても最初から最後まで息つく暇もないほど惹きこまれっぱなし、
2つの4回転ジャンプも音楽と融合しているステップやスピンも素晴らしく感動しっぱなし。
当時の世界最高得点をマークした記録に残る演技でありながら、
人々の記憶に残る演技だったことがとても大きな意義を持つと思うのです。
近年のフィギュアスケートはジャンプ偏重傾向、GOEの出し渋りもなく、
PCS採点の基準にしても数年前とは変わってきているのかなぁという印象を受けます。
得点の高さばかりがメディアに取り上げられて心揺さぶる演技の評価は曖昧なまま…
まぁそれが時代の流れであって単に私がついていけないだけなのでしょうね(苦笑)。
もう現役に戻ることはないと明言している大輔さんを応援する身としては、
今のフィギュア界をそっと傍観しながらも日本の選手たちの活躍を祈るばかり。
それでも大輔さんが残した数々の神演技は大切な宝物として、
ずっとこの先も何度も何度も見返しては感動を与えてもらいたいなと思っています!
yocco
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四大陸男子たちのFS神演技動画&大輔さんとパトリック・チャン選手
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