★プロスポーツ選手が手術を受けるとき、執刀医はどう選ばれる?「名医」はどんな医師?
連載「スポーツ医が語る「スポーツ×医療」まるわかり講座」
[AERA.dot 松本秀男 2020.4.13 07:00]
https://dot.asahi.com/dot/2020032800016.html
※記事より抜粋
一流プロスポーツ選手であっても、ときに予期せぬ大けがにより戦線離脱を余儀なくされることがあります。しかし最近では、手術をしてみごと復帰を果たし、再び活躍する選手が珍しくありません。では、プロスポーツ選手が手術を受けることになったとき、執刀医はどのように選ばれているのでしょうか? 選手の早期復帰を可能にする「名医」とは、どんな医師なのでしょうか? 日本スポーツ医学財団理事長の松本秀男医師に聞いてみました。…
そのほかにもさまざまなスポーツ競技の選手たちが、国内でも手術を受けています。Jリーガーやフィギュアスケート選手のひざの靱帯断裂などもよくみられるけがの一つです。
引退後に現役復帰し、いまも挑戦を続けているフィギュアスケートの高橋大輔選手は、2008年に右ひざの前十字靱帯(ぜんじゅうじじんたい)と半月板を損傷して手術をし、長いリハビリを経て見事に復活を遂げ、バンクーバー・オリンピックでは銅メダルを獲得、世界選手権でも優勝するという輝かしい成績を残しています。
奇跡の復活には、いい手術を受けることが欠かせないことはいうまでもありません。「プロアスリートの執刀医はどうやって選ばれているの?」と疑問に思う人は多いでしょう。実際には、チームや所属団体によって執刀医の選び方に違いがあります。
…名医は早期復帰を実現するために、競技力回復のための効果的な術後リハビリテーションも提案します。例えば靱帯断裂で再建ができても、それが強固に定着するためには、リハビリ期間をどう過ごすかが重要です。リハビリはやり過ぎても逆効果で、適切な時期に適切な強度でおこなう必要があります。
場合によっては、手術だけをうまい先生に依頼するような例外もありえますが、そのときも術後のリハビリは手術と同じくらい重要です。かならず執刀医と連携して、回復状態に合わせた適度な強度の効果的なリハビリと、最適負荷のトレーニングをおこなえる施設で治療を続けることになります。
長くつらいリハビリを乗り越えられるのは、「なんとしても競技に復帰する」というアスリートのもつ強靱な精神力があるからこそです。その思いに寄り添いながら選手を全力で支え、ときには弱音を吐く選手を叱れるのが、真のスポーツドクターなのです。
かつての大輔さんの大怪我について触れられていたweb記事から抜粋してお借りしました。
最先端の医学を駆使してアスリートを治療する名医たちは術後のフィジカル面でもメンタル面でも
なお大きな支えとなって復活を後押ししてくれる偉大な存在なのだということを
改めて認識させてもらえた良記事でした。
ここで併せて振り返りたいのが、バンクーバー五輪の復活劇を支えてくださった
執刀医の原邦夫先生のインタビュー記事。こちらも抜粋でお借りします。
フィギュアスケート選手では前例のなかった前十字靭帯断裂の治癒に真摯に向き合い、
弱音を吐く大輔さんを叱咤激励してくださった原先生はまさに「真のスポーツドクター」。
そして、苦境を乗り越えて強い気持ちで復活を目指した大輔さんは「真のアスリート」。
当時の特集映像もお借りします。UP主様ありがとうございます。
★原邦夫 社会保険京都病院 スポーツ整形外科センター長(下)氷上の復活劇に感謝
[yomiDr.記事アーカイブ 2012年1月30日]
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20120130-OYTEW61034/
※記事より抜粋
■高橋の弱音を叱る
<けがから1年後、国内復帰初戦のNHK杯で高橋選手はジャンプ後に、尻もちをつくなどミスが続き、4位に終わる>
「見に来てほしい」と言われたので、車で5時間かけて長野県の会場まで行ったのですが……。高橋君も落ち込んでいたのでしょう、「もっと楽しくやりたい」などと漏らしたんです。叱りつけました。「そういうことはアスリートとしてやれることを全部成し遂げた、1番になって当然の人が言うことや。満足に競技復帰もできていない君が言うのは絶対に間違うてる」と。それ以降、弱音は一切吐かなかった。
すごいと感心したのは、成績が振るわない状態が続いても「ひざの調子が悪いから」とは一度も言わなかったことです。普通ならけがのせいにしたくなるんですが、そういう言い訳をしませんでした。
■手術はスタート地点
厳しいリハビリによる痛みで、病室でひそかに涙を流す選手の姿を見てきました。いくら上手に手術しても、それだけでは絶対に治りません。
手術はあくまで競技復帰へ向けたスタート地点。選手が本来のパフォーマンスを発揮するというゴールにたどり着くには、苦しいリハビリに耐え、「絶対治すんだ」という自身の強い気持ちが不可欠です。これからもそうした選手の力になっていきます。
◆高橋大輔(daisuke takahashi) 大怪我からの復活 1/2
◆高橋大輔(daisuke takahashi) 大怪我からの復活 2/2
★あのメダリストは今何してるの? 引退したフィギュア選手の気になる“その後”
[AERA/dot 沢田聡子 2020.4.13 17:00]
https://dot.asahi.com/dot/2020041300006.html
※記事より抜粋
…コリオグラファーには、現役時代スケーティングに磨きをかけてきた元アイスダンサーが多い。有川梨絵とのペアで01・02年全日本選手権・アイスダンスの連覇を果たしている宮本賢二は、多くのトップスケーターの振り付けを担当してきた。代表作といえる、10年バンクーバー五輪で銅メダルを獲得した高橋大輔のショートプログラム『eye』は、高橋の格好良さを世界に印象付ける作品だった。…
★自粛要請の今だから…スカイコート「夢のお部屋」のアイディアを大募集
[HEDGE GUIDE 2020.04.13]
https://hedge.guide/news/skyc-yume-idea-202004.html
スカイコート株式会社は4月13日から「夢のお部屋」をテーマにしたコンテストを実施する。「絵画・デザイン画」と「文章」の2部門で、日本在住で小学生以上なら誰でも応募できる。外出自粛要請などで重苦しいムードが漂う中、同社の企業理念「みんなの笑顔をつくる」に基づき「こんな時だからこそ、考えるだけでも元気が湧くように」と企画した。
絵画・デザイン画部門は八つ切り(392mm×271mm)または四つ切り(392mm×542mm)の画用紙を使用、パソコンで作成する場合はA4かA3サイズ紙でも可で、いずれも用紙1~2枚程度。文章・作文部門はA4サイズ紙・用紙1~2枚程度。絵画・デザイン画の受賞者(1名)には、実際に描かれた絵画やデザイン画を立体モデルにして、文章・作文の受賞者(1名)には文章や作文で表現されたアイディアをデザイン画に起こして贈呈する。また、2名の受賞者のうち1名に、同社の「専属アドバイザー」就任を依頼する予定だ。応募作品は5月18日必着。
応募方法はeメールか郵送で、eメールは「yume@skyc.jp」スカイコート「みんなの笑顔」事務局宛、郵送は「〒162-0067 東京都新宿区富久町8-22 スカイコート『みんなの笑顔』事務局宛」に送る。同社は「お子様なら『こんな自分の部屋がほしい』『50年後の未来の部屋』、これから一人暮らしをするかもしれない学生さんは『こんな部屋があったら住んでみたい』、人生の後半を迎えるシニアなら『セカンドライフはこんな部屋で過ごしてみたい』など、各世代において夢のお部屋があるはず。それぞれの“夢”をぜひ聞かせていただければ」と幅広い年齢層に応募を呼び掛けている。
同社は1969年創業、「マンション経営」を目的とした不動産の分譲・販売事業を業界で先駆けて展開。19年には創業50周年を迎え、20年3月現在の分譲実績は940棟、3万4099戸を数え、オーナーはこれまで2万人を超える。グループ会社では賃貸・マンスリー事業やマンション管理事業なども手掛け、トータルでマンション経営をサポート。17年11月より、スカイコート創立50周年プロジェクト「D−Color」にフィギュアスケーター髙橋大輔氏がトータルコーディネーターに就任、コラボレーション企画によって生まれた新感覚のマンション「D-iberte 浅草」は完売となった。20年1月にコラボ第2弾として、スカイコートで新たに立ち上げたリノベーション専門部署「スカイクラフトラボ」と髙橋氏との協業をスタートさせている。
大輔さん関連の昨日の記事もお借りしました。
「D-color」Blogにもコンテストのお知らせがUPされています。
*2020.04.10 17:52 「夢のお部屋コンテスト」
https://www.d-color.tokyo/posts/8055148
新年度がスタートしてからも自粛の続く2020年の春ですが、
フィギュアスケート界にとっての明るい話題は
関西を拠点とした活動が楽しみな「木下アカデミー」の発足。
詳細は下記リンク記事や公式サイトをご覧ください。
★世界で活躍するフィギュア選手を 木下アカデミーが発足
[朝日新聞デジタル 2020年4月14日 07:00]
https://digital.asahi.com/articles/ASN4F6D4JN4FUTQP00D.html
<木下アカデミー>
https://kinoshitaacademy.com/
ゼネラルマネージャー:濱田美栄
ヘッドコーチ:田村岳斗
コーチ:村元小月、佐藤洸彬
ゲストコーチ:ステファン・ランビエール、ジスラン・ブリアン
練習会場:
京都…木下アカデミー京都アイスアリーナ(京都宇治アイスアリーナ)
大阪…木下グループアイスアリーナ(関空アイスアリーナ)
濱田先生や岳斗先生をはじめ豪華なコーチ陣、
拠点は新しくできたばかりの関西のスケートリンク。
大輔さんがアドバイザーを務めた関空アイスアリーナでも
選手たちが練習に励むことになるのですね。
帰国したときには同じリンクで練習することになるのでしょうか??
世界に羽ばたくスケーターたちの育成が楽しみなこのアカデミーも、
今後の日本のフィギュア界も、ますます発展していくことを願っています!
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