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表現者・髙橋大輔選手が魅せてくれた全日本SP不死鳥の舞と最後のFS滑走順抽選

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地上波生中継で届けられた昨日の全日本フィギュア男子SP、
髙橋大輔選手の演技にどれだけたくさんの方が魅了されたかを
SNSを通してひしひし感じながら余韻に浸った夜。

「試合制限の中である中で見せて
 どう盛り上がれるかが楽しいかなと思って…
「一番記憶に残るような何かを残したいな」


大輔さん自身が夏の密着取材でこんなふうに語っていたとおり、
間違いなく多くの人たちの記憶に残る演技となりましたね。
全日本シングルラストのプログラム「The Phoenix」は
力の限り滑って跳んで踊り続けた渾身の演技、不死鳥の舞そのもの。
会場いっぱいの大歓声に包まれて笑顔で挨拶する大輔さんの姿を
感謝の気持ちとお疲れ様の気持ちでじっと見入ったテレビ観戦でした。




フジテレビ公式さんからUPされている動画からいくつかお借りします。
男子SP第5グループの大輔さんからの試合前コメント1:02あたり~、
PGG練習映像と開会式の時のスーツ姿で意気込みを語ってくれています。

◆【フジテレビ公式】全日本フィギュアスケート選手権2019<男子ショート第5G/滑走順紹介+出場全選手意気込みコメント>



続いて大輔さんの演技直後インタビュー動画と、
それより後からUPされたSP演技+インタビュー動画。
コメントは同じですがカメラアングルが違うので両方お借りしておきます。

◆【フジテレビ公式】全日本フィギュアスケート選手権2019<男子ショート第5G/髙橋大輔 インタビュー>


◆【フジテレビ公式】全日本フィギュアスケート選手権2019<男子ショート第14位・髙橋大輔/演技+インタビュー>


「魅せてくれ‼️高橋大輔‼️」
胸を打つ西岡アナの絶叫に近い実況から始まっていった最後のステップは、
残る力を振り絞って舞い続ける姿に勇気と感動をもらいました。

ジャンプやスピンなど競技上では必要なエレメンツの取りこぼしはあっても、
もはやそれらを越えたところに「魅せる」表現者・高橋大輔は存在している。

そのことを改めて実感させてくれた大輔さんのSP不死鳥の舞。
ぜひ公式動画で世界中の人たちに見てもらいたいです!




毎日新聞の公式動画、演技中の美しい瞬間を収めた写真のスライドショー
大輔さんの写真は1:08あたり~、お借りします。

◆スライドショー・フィギュアスケート全日本選手権男子SP



全日本フィギュア2019、リザルトページはこちら。
https://www.jsfresults.com/National/2019-2020/fs_j/nationalsenior/index.htm
記録用に男子SP結果とジャッジスコアを貼っておきます。
ほとんどが8点で9点台をつけてくれたジャッジもいる演技構成点、
大輔さんは1位2位の選手に次ぐ3番目となる高得点でした!





12/22(日)に行われる男子FS滑走順、その抽選会の様子は
フジスケInstagramでライブ配信されていました。
(※今後のライブ配信予定など詳細はフジスケ公式サイトに
https://www.fujitv.co.jp/sports/skate/japan/index.html#liveWrap

後ろの方でストレッチをしていた大輔さん、
演技後も足を少し引きずりながら歩いていたような…
何とかFSを滑り切れるコンディションがキープできますように。
右隣にいた中村優選手とおしゃべりしていた場面も見られました。
シングルとしての滑走順抽選ももうこれが見納めなのですね…









明日のFS、大輔さんは12番滑走。
男子第2グループの最終滑走で時間は18:46頃~の予定。
BSもしくはCS放送の生中継を忘れずに録画予約してくださいね。
昨日のSPでは第3、第4グループの生中継の前に録画映像で
注目のジュニア選手たちの演技が紹介されていたので
きっと明日も地上波で大輔さんのFSを見せてもらえるものと期待しています。



高橋 血染めのSP14位「あと10年若かったら…」 22日フリーがシングル“ラストダンス”
[スポニチ   2019.12.21 05:30 ]
フィギュアスケートの全日本選手権男子ショートプログラム(SP)が20日行われ、今大会を最後にアイスダンスに転向する高橋大輔(33=関大KFSC)は、14位だった。2本のジャンプのミスが響き、65・95点にとどまった。22日のフリーでシングルに別れを告げる。
 言葉はいらない。演技後、すぐにリンクに両手をついた高橋の気持ちは会場に伝わった。33歳は疲れたのだ。
 「あと10年若かったら、もうちょっとできたかな
ロック調のリズムに合わせ、男の色気を漂わせながら激しく動き続けた2分40秒。3本の3回転ジャンプはすべてミス。途中からは「足に来てしまった」。それでも、一時代を築いた人気は不変。最初から最後まで手拍子が響いた。右手薬指からは出血もしていた。「なんで切れたんだろう」。無我夢中で「最後のSP」を滑った。
 突然の発表は9月だった。過去5回優勝し、昨年5季ぶりに現役復帰して2位に入ったこの全日本選手権で一区切り付け、アイスダンスに転向することを表明した。村元哉中とコンビを組み、「22年北京五輪出場」を目標に掲げた。
 10年バンクーバー五輪で銅メダルを獲得し、女子優勢だった日本の男子フィギュア界をけん引した男は、自分の土俵と、新しい世界への興味との間で、心が揺れ動いた。
 「そっちに気持ちは向いているけど、これをやり切らないといけない。集中するのに時間がかかった
 調整にも手間取った。11月の西日本選手権を左足首の負傷で欠場した。スケート靴のメーカーを替えること2度。SPの激しい振り付けが「体にけっこう来た」と肩も痛めた。
 年齢と戦いながら、今季の実戦ゼロでこの舞台に立った。65・95点で14位。「今日に限っては残せたものはなかった。フリーで挽回できれば」。22日が本当に最後。演技で、言葉で、人を引きつけるフィギュア界の太陽には、ハッピーエンドがふさわしい。



★高橋大輔「やばい脚にきた」14位 演技点は3位、過去最低発進/フィギュア
[SANSPO.COM 2019.12.21 05:02 ] (写真1枚)

高橋大輔“不屈の魂”SP最悪14位でも魅せた「あと10年若かったら」
[デイリースポーツ 2019.12.21 05:45 ] (写真1枚)
※記事より抜粋
…その演技には、見る者の心を打つ何かがあった。SP「The Phoenix(ザ・フェニックス)」のテーマは新たな出発。近年選んでこなかった息つく暇もないアップテンポなハードロックを船出のプログラムに選んだ。サビはこう呼びかける歌詞で始まる。
 「なあ、若い奴ら。感じるだろ?」-
 11月に左足首を負傷。その後はどこかをかばえば、違う箇所が痛くなった。アイスダンス転向を発表したことでモチベーションの持ち方にも苦労した。そんな苦悩をも円熟の味として表現してしまうのがこの男らしい。
 全身全霊の滑りで表現力を示す5項目の構成点では、羽生、宇野に続く3番目のスコアをマーク。会場では翌日フリーを控える女子の紀平梨花や宮原知子ら関大を拠点にする後輩たちが、その姿を目に焼き付けていた。
 シングル最後の演技となる22日のフリー。「今日に限っては何も伝えられなかった。フリーでなんとか挽回できれば」。残る力の全てを振り絞って、高橋大輔というスケーターの生きざまを氷に刻む。


高橋大輔、感謝の舞い…シングルラストフリーは「思い切り試合を1人で滑るという感覚を楽しみたい」
[スポーツ報知   2019.12.21 05:45 ] (写真1枚)

“不死鳥”高橋大輔 ラストダンスは終わらない
[日刊スポーツ   2019.12.21 10:18 ] (写真2枚)
※記事より抜粋
…脚は限界に達していた。残り40秒で迎えた最後のステップ。スケート靴を極限まで倒し、氷の硬さを和らげるように右へ、左へ進んだ。「気持ちはまだいけそう。でも、脚がついてきてくれない」。場内には常に手拍子が響いた。米歌手ビヨンセの振り付けを行ってきたシェリル・ムラカミ氏らと作り上げた2分40秒。1回転下の判定となったトリプルアクセル(3回転半)、転倒した3回転ルッツ。「出来としては最悪」と振り返った表現者を、総立ちの観衆が包み込んだ。
10年バンクーバーオリンピック(五輪)で銅メダル。1カ月後の世界選手権は金メダルとアジア男子初の快挙を重ねた。それを支えたのがステップだった。中2の夏から指導する長光歌子コーチは、思い切り体の軸を外せることを要因に挙げる。ターンの際、一般的な選手は1つの軸の中で体を倒すが、高橋は左右へ軸自体を動かせる。その特異性が、エッジ(刃)を氷へ深く倒す。同コーチはその理由を明かした。
全ての振り付けの先生、全てのコーチがみんなで作ってくれた。その時、その時にむちゃぶりをし、彼が積み上げた成果です
この日、ステップはレベル2。定められた要素を満たしきれず、最高の4には届かなかった。それでも響くものがあるから、見る者の心は躍った。「どこで切ったのかな」と右手薬指の血を拭った男は笑った。
最後の全日本は(手が)切れるんですかね。全日本に立てるのはぜいたくなこと。最後は思い切り、1人で滑るのを楽しみたい
スケートを始めて、まもなく26年。節目には最高の笑顔が似合う。



現役復帰2シーズン目は足の怪我や新SPによるフィジカル面での苦労に加え、
スケート靴の変更やアイスダンス転向決意に影響した心の揺れもあったこと。
SP後に明かしてくれていた大輔さんのコメントが心に刺さります。
今朝からのweb記事、主なものをまとめてお借りしました。

最後の全日本、試合前に取材されていたライターの小宮さんも
web Sportivaに記事を寄稿されていました。
選手を見る厳しい目と細やかな描写、読み応えある記事。
今回もありがとうございました。ハビエルのコメント引用にも感謝。
https://twitter.com/estadi14/status/1208013217663864833

黒い羽をなびかせながら氷上で舞った全日本の不死鳥、
こんな艶やかな表情で滑っていたなんて!
選手たちの美麗写真いっぱいのスポニチさんInstagramに
大輔さんのフェニックスが4枚あります!!

https://www.instagram.com/p/B6SxPvfpFAT/
https://www.instagram.com/p/B6SyOz3pcCH/
https://www.instagram.com/p/B6TCsnGJa5q/
https://www.instagram.com/p/B6TC9LmJZ8k/


毎日新聞の写真特集にも男子SPの選手たち。
大輔さんの写真は6枚あります!!
https://mainichi.jp/graphs/20191220/hpj/00m/050/004000g/21



シングルとしての競技出場はこれが最後ではあるけれど、
今後もアイスショーではひとりで滑ることもあると話していたので
ぜひ不死鳥のリベンジもどこかで見せてもらえたらいいなぁ…
来年1月の「IE2020」、立見席の販売は本日正午からだそうです。
https://twitter.com/tvtokyo_figure/status/1207933815357726720

全日本が始まってからたくさんの情報を追いかけるだけで時間がかかり、
ブログ記事にまとめるまでなかなか大変で…遅い更新でゴメンナサイ。
ここに書ききれないTwitter情報、こちらで辿っていただければ幸いです。
https://twitter.com/chocolove37


インタビュー第一声が「疲れました(笑)」だった昨日の大輔さん、
終始動きっぱなし踊りっぱなしのハードなプログラムを試合で滑ることが
どれだけきつくて体力が必要だったのか、この一言が表しているよう。
誰よりも会場との一体感を大切にするフィギュアスケーター、
表現するという部分での反省点を素直に語ってくれていましたね。
中1日おいてのFS、全日本という舞台に立つことを楽しみながら
大輔さんが気持ちよく滑り切って笑顔で終われるよう祈っています。

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