高橋大輔選手「第二のスケート人生」：フィギペディア2018～GPS開幕直前SP座談会

今年7月１日、2度目の現役生活をスタートさせた髙橋大輔選手。
その復帰会見の映像も流れた「フィギペディア2018～GPS開幕直前SP～」、
かつての戦友たちが大輔さんの復帰について語ってくれた座談会の模様は
番組開始後2時間6分を過ぎたあたりから見ることが出来ました。

選手たちのシーズン開幕直前の取り組み方の話から始まり、
まだ引退して間もない無良くんはアイスショーの出演が多いため
逆に現役の頃より仕上がっている、でも試合が恋しいとはまだ思わない、
と話せば小塚くんが横から「復帰？復帰？」と煽っていたりｗ
小塚くんもあっこさんも無良くん同様、試合が恋しいとは思わないとキッパリｗ
選手たちは凄い、みんな頑張っていて尊い、とも。
実物を持参しての「小塚ブレード」開発のお話も興味深いところでした。

後輩たちがより良い環境でスケートが出来ることを望んでいる小塚くん、
引退したスケーターたちがそれぞれの得意分野で貢献できればと話すあっこさん。
個人競技だけど一体感があってとても仲の良い同世代の面々、
その中から1人、復帰を宣言した方がいますね、と言われての
あっこさんの第一声が「エイプリルフールかと思いました！」。
「第二のスケート人生」というタイトルに沿った紹介VTRと座談会が続きます。
以下、文字への書き起こしです。





『7月1日、誰もが驚いた髙橋大輔選手の復帰。
　日本人男子として初のGPファイナル制覇、
　長きにわたりフィギュアスケート界を引っ張り、
　そのステップは世界一と言われてきました。
　こちらはヒップホップを取り入れ、当時、
　革新的と評された2007年の演技。』

◆Daisuke Takahashi (JPN)┃Men's SP┃2007 Skate America [FHD]
https://youtu.be/UmJBlzTDtT0


『ソチオリンピックを最後に競技生活から離れていましたが
　今シーズン、4年ぶりに戻ってきました。』

D「引退してから4年間、僕自身もNY行ったりとかTVのお仕事をさせていただいたりとか、
　いろんな仕事をしていく中で、僕自身が自分の中で、
　『これが本当に自分のやりたいことなのかな？』
　っていうのが徐々に徐々に膨れてきたっていうところもありましたし、
　ソチオリンピックが終わって世界選手権に怪我で出場することが出来ず、
　そのことが自分自身の中でこう…サッパリとした気持ちで
　次に向えてなかったのかな？っていうところもこの4年間を過ごしてく中で
　もう一度、現役という形ですけど、やって自分の中で納得してから
　次に行かなきゃいけないんじゃないかなっていうところも
　決断に至った理由でもあります。…」（復帰会見映像）


A「7月1日だったから、あ、フィギュアのシーズンの最初だから、
　　そういう意味での…（笑）」
K「フィギュア界のエイプリルフールを作っちゃった？！（笑）」

K「あっこちゃん、何で知った？」
A「私は発表の前に連絡が来て、多分発表したらいろいろこう…
　 取材とかのインタビューがご迷惑をおかけすると思うので…」
K「それね、うちらにも届いてた（笑）」
A「みんな多分ご迷惑をおかけすると思うのでって来たので、
　 何か1回で呑み込めなかったの。よく読みなおさないと分かんなかった（笑）
　 けれども、気持ちとしては嬉しいことの方が強かったです。
　 あ、また競技の大ちゃんが見れるんだ、っていう…
　 もちろん簡単じゃないことも分かるし、4年ってブランクは
　 すごく大きいと思ったんですけど、でも今実際すごく楽しそうなので。」
K「大ちゃん自身もね、それこそ氷はもちろん…
　 試合からは離れてたかもしれないですけども、アイスショーだったりとか、
　 あとは陸の上でダンスやったりとか、いろんな経験を積んできてるので
　 またこう一段駆け上った大ちゃんが見られるんじゃないかなっていう…」

A「私、ちょっと、まだフリーが出来たくらいのときに、
　ちょっとお仕事で行ったときに練習に来てたので見た…」
　(ちょっと溜めてから力の入った声で)
A「スゴイ！！」　
M「へーーー楽しみ！」
K「それは楽しみ！」
　


A「スゴイ！！もう、枠を超えてて…今までの選手の、今この時代の
　 平昌までのプログラムとちょっと…（また違って）
　 うわっ！　(壁に押し付けられる仕草をしながら)
　 壁にこんな感じで見てました（笑）」
M「それこそコレオとか、見たくない？」
K「あ～確かに～！」
（※これより前の座談会のパートで、今シーズンのルール改正の話をしていて、
　　 コレオステップは基礎点が 2.0→3.0 にUPするから大事になると説明あり）
A「ど、どう動いてんの？って。ステップとか。」
M「へー！ 僕は本当に大ちゃんの背中をずっと追っかけてきて
　 ずっとシニアで戦ってきたので、先に大ちゃんが一旦ソチで休んでるときも
　 自分は現役をやってて。まさかその逆の立場が起こるのは
　 とても思ってもなかったですし。でも、またあのワクワクする、
　 させてくれる演技が見られるんだなっていうのは、
　 まず最初に楽しみだなって思ってましたし」
　
（小塚さんはずっと同じような大会に出てきて一緒に戦ってきた、
　まさに戦友ですよね、と進行役のアナウンサーに言われて）
K「後輩たちにはスゴイ刺激になると思うんですよね。
　 まぁルールがあるっていう話がありましたけど、それ以上にこう、多分、
　 魅了されるものって髙橋くん…大ちゃんにはあって。
　 それをこう、一緒の場で少しでも後輩の子たちに盗んでもらいたいし、
　 それを感じてもらいたいですよね。やっぱりそれを感じて、
　 あ、もっとこうしたらいいとか…そういう何か欲が出てきて…
　 髙橋選手がスケート界に及ぼすもの、影響力っていったところを
　 また今シーズン感じるんじゃないかなって。」



田中刑事選手の紹介映像のところでは復帰会見取材中の大輔さんがちらっと。
ソチ開催だった2012GPファイナルのときにチームジャパンのみんなで
ピロシキとボルシチを美味しそうに食べているシーンも。
（見切れてる真央さんの隣にはあっこちゃん、小塚くんもいました）
このときJr.GPファイナル出場の刑事くん龍樹くんも一緒の懐かしい場面。





今シーズンの強い覚悟を語る刑事くんのコメントがあり、
そこから大輔さんの映像ちょっと、大輔さんを語る刑事くんコメントも。

『さらなる刺激となったのが田中にとっての憧れの存在、髙橋大輔の現役復帰。
2人は岡山県倉敷市の出身。小さい頃から背中を追い続けてきた
　憧れの先輩とともに新たなシーズンに挑む。』

「その滑っている姿を見られるだけで勉強になることがたくさんあって、
　 僕自身も成長につながるものを得たいなって思います」


引退してプロスケーターになった3人による座談会では今季のルール改正を解説。
男子のFSについては、体力的に厳しくなる後半のジャンプに向かう前に
これまで一呼吸おいていたのが時間短縮により削られてしまうという話が。
スピンも1個減っていたら楽だったかも、という無良くんの言葉も。
プログラム配分やジャンプ構成の工夫、GOE段階の変更による影響、
全体的なクオリティーの高さが求められる、といったことも会話にありました。






以前、CS日テレプラス「Friends＋α」の歌子先生と武史先生の対談でも
大輔さんのフリーについての感想がこんなふうに語られていました。

T「フリーは凄いですよね」
U「ホントに、凄いステップだよね」

T「…関大のリンクで見たときはみんなの動きが止まったんですよね、
　　だれも練習しないで『大輔がプログラムやってる』『こんなに動くの』と。
　　あれは感動した」
U「『鐘』のクラシックの曲とコラボした不思議なマッチング、
　　それに大輔のスケートが良く合っているな、と思って…」

練習段階からすでに「スゴイ」と周囲の人たちに言わしめる大輔さんのフリー、
試合のあの独特の緊張感の中で研ぎ澄まされた集中力が注がれると
更にとんでもない異次元のパフォーマンスが生まれるのではないか…？！
今からその瞬間を想像すると楽しみすぎて期待はどんどん高まるばかり。

試合当日に女子フリー第３Gと第４G、男子フリーが生中継される
フジテレビONE「近畿フィギュアスケート選手権2018」。
すでに番宣CMが流れていて大輔さんの映像が入っているそうです。
番組と番組の間に流れている感じなのかも？
フジテレビONE「番組ガイド」のあとに流れたという情報も。
番組表によると今後の直近の放送時間は以下の通りとなっています。
http://otn.fujitv.co.jp/schedule/one/index.html
◇09月23日（日）24：50～25：00
◇09月24日（月）14：40～14：50
◇09月24日（月）16：50～17：00
◇09月24日（月）22：50～23：00
◇09月24日（月）24：50～25：00
◇09月25日（火）14：40～14：50
◇09月25日（火）17：50～18：00
◇09月25日（火）21：50～22：00
◇09月25日（火）28：50～29：00
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すでにご覧になられた方から。映像ありがとうございます⇒こちら


また、9月22日発売の女性ファッション誌「SPUR 2018年11月号」には
ネイサン・チェン選手のインタビュー記事が載っていて、
その中で大輔さんのことも語ってくれている、との情報も。
今季のSP「Caravan」はやはり大輔さんからの影響もあったのですね～
コメント欄からお知らせしてくださった方が。ありがとうございます！
https://ameblo.jp/chocolove37/entry-12406720206.html#cbox

通常の雑誌は800円ですが、電子版では600円で200円分お得。
タブレット端末など大きいディスプレイを備えた端末で読めるKindleは
無料アプリをご利用ください。（Kindle for iPad、 Kindle for Android）

9月29日（土）発売の「フィギュアスケート日本代表 2018ファンブック」、
出版社サイトにも詳細がUPされています。
大輔さんのグラビア＆インタビュー記事、楽しみです
https://www.yamakei.co.jp/products/2818924780.html
［復帰インタビュー］　髙橋大輔 「まだ見ぬ『道』の続き」
［特別企画］ 銀盤に懸ける──髙橋大輔の挑戦

この雑誌の発売予定日は大輔さん復帰戦の約1週間前。
じっくり読んでから応援する気持ちをまた高めていきたいと思います！

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