フランスのフィギュアスケート専門誌「PATINAGE」、
最新号の表紙を飾るのは今シーズン現役復帰する髙橋大輔選手。
こんなにも純粋な笑顔でスケートをしている大輔選手を
ソチ五輪の4年後に見られる幸せを改めてしみじみ実感しています。
昨日手元に届いた「PATINAGE MAGAZINE」、どの表紙を開くと
目次のページにも小さな大輔さんの顔写真と記事紹介の文字が。
「14 DAISUKE TAKAHASHI REPORTAGE EXCLUSIF」
本誌14ページから始まる「髙橋大輔選手 独占レポート」の記事を伝える目次、
そのすぐ下には「WAKABA HIGUCHI」樋口新葉選手の名前があって
「BENOÎT RICHAUD INTERVEW」ブノワ・リショーさんインタビューは28ページから。
その他、ステファン・ランビエル氏に指示するデニス・ヴァシリエフス選手や、
ミハイル・コリヤダ選手、パトリック・チャンの最新インタビューとか、
デニス・テン選手の追悼記事も。どのページも光沢のある紙面の上に
美しいカラー写真やモノクロ加工の写真が並んでいる素敵なフィギュア誌。
フランス語が分からなくても写真を眺めているだけで
フィギュアスケートの魅力が伝わるような印象を受けます。
大輔さんとリショーさんの記事だけはフランス語と英語の同時表記、
それ以外のページはすべてフランス語のみ。
日本からもたくさん注文が入ったと思われる今回の「PATINAGE」に
英語訳を付けてくださったことに感謝!
懇切丁寧な対応をしてくださっているマガジンマートさんにも感謝!
一時は“完売“と書かれてあった大輔さん表紙の「PATINAGE」ですが
現時点では在庫が復活している模様。ご希望の方はどうぞお早めに。
https://www.mag-mart.jp/vol/01390201803
雑誌が折れ曲がったりしなように台紙がついた状態で、
綺麗に梱包されて送られてきた「PATINAGE」。
英文訳をざっと流し読みしてみただけの大まかな感想を少し…
14ページからの大輔さん特集記事、そのページを開いたとたんに
目に飛び込んでくるモノクロ写真の独特なポーズにまず心を鷲掴みされました。
リショーさん振付のFS「Pale Green Ghosts」の中にも
このポーズを取り入れた振付があるのかも??と想像力がかきたてられます。
「DAISUKE TAKAHASHI Return of the Master」
大きな文字での記事タイトルはフィギュアスケートの名手の帰還を
大々的に伝えてくれていて、続くイントロデュース的な記事文には
「demi-god」というワードが。意味を調べてみると(Weblio辞書)
「《神と人との間に生まれた者》.2神格化された英雄,崇拝される人物」
とあって、世界的にも崇高で特別な存在感を放つスケーターであることを
尊敬の念を込めて最初に記してくださっていることを嬉しく感じました。
大輔さんが競技の世界に戻ってくるというビッグニュースを
「PATINAGE」取材側が初めてキャッチしたのは今年6月下旬、
フランス・クールシュヴェルでのブノワリショーさんとの振付作業でのこと。
すでにそのとき、復帰を決めた理由をフランスで語っていた大輔さん。
競技の演技の中で再び挑戦する4回転ジャンプの話題では2010年世界選手権で
両足着氷ながらも史上初の4回転フリップに挑んだことにも触れていて、
その6年後に同じ技を成功させた宇野昌磨選手の名前も出ています。
(昌磨くんの名前はそのあとのインタビューでも度々登場、
大輔さん特集記事の前のKISS & CRY 写真特集の中にも昌磨くん発見。
樋口美穂子先生から慰められているようなキスクラ写真がありました。)
2008年に右膝の大怪我をする前には2度の4回転をプログラム内で跳んでいた、
それらを取り戻すために今、一生懸命に練習している―
そんなふうにPATINAGEの取材に対して話していた大輔さん。
彼はきっとそれをやってのけるだろう、との記事文面もありました。
ただ、この4回転への前向きなコメントは6月末時点でのことなので、
8月に肉離れの怪我を負ったことで少しの軌道修正があるかもしれませんね。
「I'm happy to skate 」
これまで支えてくれた人たちへの思いも語りながら、
スケートをすることへの喜びが率直に語られていた部分もありました。
真の傑作を世に送り出してきたスケーター、髙橋大輔選手。
記事では音楽表現についての言及も。
2010年のタンゴプログラムやFS「道」にも触れ、
日本人で初めて伝統的な文化の枠にとらわれない音楽解釈をしていた、と評価。
「道」は映画そのものを解釈しようとするのではなくて、音楽を重視するやり方。
「僕のミッションは音楽の持つメッセージを翻訳すること」
表現の秘訣を語る大輔さんのこの言葉で特集の序章、プロローグが締められています。
次のページからは取材側からの様々な質問に大輔さんが答える形式。
練習中の写真がその周囲にあって、どれも本当に良い表情。
リショーさんと一緒の写真も含む6枚、さらに8枚、
見開き2ページに大きな写真があって、さらに続くQ&Aにも5枚の写真。
それらの雰囲気はPATINAGE Inatagramを見てもらえると分かりやすいかも。
その中の1枚、同じ写真があったのでお借りします。
https://www.instagram.com/p/Bkrb5vdgxzK/
読み応えある大輔さんの独占レポート記事のご紹介、今回はここまで。
続きはまた英文を少しずつ読み解いてから書いていけたらと思います。
まだこれから「PATINAGE」がお手元に届く方も記事内容はもちろんですが
美しい練習着姿の大輔さんの写真もぜひお楽しみに!
かなりの意訳を含む拙い感想、読んでいただきありがとうございました!!
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