片道4時間半もかかる遠征だったけれど観に行って本当に良かった!
そう思わせてくれた「XOI2015in大阪」は昨年のXOIよりもさらにグレードアップしていて
オシャレでハートフルでアーティスティックなエンターテイメントショーでした。
大阪2日目の昼公演、開演直前に客席をぐるっと見渡してみたら
ほとんど空席が目立たないくらいの大盛況!ドームの天井近くの席まで埋っていました。
当初は大阪の楽になると見込んでチケットを取った私のような人もいると思いますが、
大がかりなテレビCMもポスター告知もせずにここまで会場いっぱいのお客さんが集まるなんて!
大輔さんのスケートを見たくてラクタブドームに足を運ばれた方が
どんなに大勢いらっしゃるのだろうと想像するだけで胸が熱くなった大阪公演でした。
ここからは時系列を追ってスケーターたちの滑走順や感想を交えながら
ショーを見た自分なりの覚え書きを記しておきたいと思います。
※かなりネタバレを含みますので、テレビ放送や新横浜公演の前に
あまり知りたくない方は華麗にスルーして頂きますようお願いしますm(_ _)m
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先行予約で外しっぱなしだったXOI大阪チケット、何とかGET出来たのがこの日のS席。
大輔さんのスケートが見られればどこの席でもいいや!と思ってはいたものの
実際に会場内に入って席に着くと意外にもこれって良席かも!?と感じられました。
ロングサイド中央付近、氷上から天井までの中間よりやや上、
リンク全体を見渡しつつもスケーターの様子もまずます確認できる位置。
実際にショーが始まってみると、演技や音楽に合わせた照明使いが物凄くキレイ!
大輔さんがリンクの隅々まで使いながらダイナミックな演技をしているのも一目でわかって、
氷上を見下ろす席ならではの楽しみ方を存分に味わえた公演となりました。
<クリスマスオンアイス2015 in大阪 12/20 昼公演【第一部】>
1.オープニング
大輔さんとクリス・ハートさん、グローリー・ゴスペルシンガーズの4人がリンクに登場。
◆Joy To The World
https://youtu.be/MpgaWm2pnNs
氷の上に美しいトレースを描きながら客席へと目線を送りご挨拶する大輔さん、
そのたびに観客からは嬉しそうな歓声が波の満ち引きのように聞こえてきました。
やがて出演スケーターも合流してのグループナンバー、女性は白を基調とした衣装で
男性たちは白のシャツに黒のパンツ姿、温かな雰囲気が感じられたショーの始まりでした。
大勢の中にいても大輔さんの滑りは特別際立って華やかさとエレガントさがあるので
S席から見ていてもすぐに見つけることが出来ました。他のスケーターたちが演じている時間、
リンクの端っこで待機しているときも音楽のリズムにノリノリで詐欺げなく体を動かす様が
本当にカッコイイ!NYでダンスを習得している効果も表れているように感じました。
2.岩野桃亜選手(2015全日本ジュニア ノービスA 3位)
キラキラ光るシルバーの衣装でボーカル入りのダンスナンバー、
ノービスでもこんなに踊れて魅せる演技が出来る選手なんだな~と驚かされました。
3.エラッジ・バルデ選手
踊りの上手いスケーターが続いて徐々に熱気が高まる会場、
今回披露してくれたのは「マイケルジャクソンメドレー」。
椅子に座り帽子を深くかぶった状態から曲がスタート。
ムーンウォークあり、バックフリップ連続2回でも魅せてくれました!
バルデ選手のチラ映像、ゴスペルシンガーズの方がインスタにUPしてくださっています。
テレビに映っているということはきっと放送用の収録映像なのでしょうね。
https://www.instagram.com/p/_gbLkTnslT/
4.鈴木明子 withクリス・ハート
オープニングの白い衣装のままで登場のあっこちゃんは切ない女性の心を滑りでで表現していました。
辛島美登里さんの「サイレント・イヴ」でのコラボ、クリスさんのアルバムにも収録されている曲です
Christmas Hearts~winter gift~/ユニバーサル ミュージック
¥3,456 Amazon.co.jp
5.ブライアン・ジュベール
再び会場の空気が熱せられたジュベールの「Rise」、衣装も当時のままで
ステップも3回転ジャンプも健在!生で見ることが出来て私も感激しました!
◆ブライアン・ジュベール スペイン版字幕世界フィギュア2010 SP:Rise
https://youtu.be/rrVAED3rnG0
6.タニス・ベルビン&ベン・アゴスト withクリス・ハート
ベルビンの美しさと彼女を優しく支えるアゴストのアイスダンス、
クリスさんの「ハレルヤ」の歌との相乗効果も素晴らしくて
その優雅な世界観にうっとりと見とれてしまいました。
7.デニス・テン選手
体幹がしっかりしていなければ踊りこなせないような難しいダンスナンバーのEX、
↓こちらは先日もお伝えしたテンくんインスタの練習風景映像
https://www.instagram.com/p/_QvioAu4xR/
プログラム全体を通してみて改めてそのパフォーマンスに圧倒されました。
8.ケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ
今季のEX「I'm kissing you」、まるで映画の世界を目の前にしているような
壮絶な愛の結末を演じる二人に観客からはスタオベと拍手の嵐が湧き起こりました!
◆Kaitlyn WEAVER & Andrew POJE - Gala exhibition (Grand Prix SC, Lethbridge 2015)
https://youtu.be/FWRJ49f7b38
9.イリヤ・クーリック withクリス・ハート
日本語歌詞のクリスマスソングのようでしたが曲名が分からず…ゴメンナサイ。
いつも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるクーリック、
この日もジャンプはパーフェクトでプロスケーターらしい貫録ある演技でした。
10.チン・パン&ジャン・トン
このあたりから大輔さんの演技を待ち構えて妙な緊張感があったせいか記憶が抜け落ちてますが
パントンが魅せてくれる愛の世界はこの日も氷を溶かしてしまいそうなほど熱かった!(笑)
3回転スロージャンプもトリプルツイストも圧巻でした!
11.髙橋大輔
NY留学という充電期間の途中でありながら、早くも進化したパフォーマンスを魅せてくれた
大輔さんの新プロは衝撃そのもの。未だかつて氷上で誰も演じたことのない芸術の世界。
リンクに帰ってきてくれた大輔さんに最初は大きな歓声と拍手が湧きましたが、
曲が鳴ったとたんシーンと静まり返るラクタブドーム。
◆Zbigniew Preisner - Lacrimosa
https://youtu.be/5HqN7CUeBDM
誰もが一瞬たりとも見逃すまいと大輔さんの動きに集中している中、
自然な流れで大輔ワールドにどんどん惹き込まれていく様子が会場の空気から感じられました。
ジャンプは3Lzとバレエジャンプのみ、上半身はうねりのあるしなやかさ、
足元は時に細かくステップを刻んだりひざまずいた状態で氷の上を滑ったり、
独特の動きを次々と繰り出す大輔さんの熱のこもった演技はあっという間の3分間。
瞬きも呼吸も惜しむように魅入ってしまった「フィギュアスケーター髙橋大輔」の世界でした。
これ以上言葉を並べても全然伝えられる自信がないので(笑)
あとは23日のテレビ放送でそれぞれの目でじっくりご覧になってくださいね。
newscomのサイトから、大輔さん新EXの画像をお借りしました。
どれもプログラムの世界観と大輔さんが持つ技術と芸術の融合が表れている瞬間。
実際の演技も日本のみならず世界中の人たちに見てもらいたい極上のEXナンバーです!!
12.荒川静香 withクリス・ハート
先ほどご紹介したクリスさんのアルバムにも収録されれいる
MISHAの「Everything」をスケートと唱とのコラボで見せてくれた2人。
ゴメンナサイ、このあたりも記憶が抜けていて。
大輔さんの演技に魂を持って行かれた直後だったのでどうかご了承くださいm(_ _)m
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あまりに楽しすぎて中身が濃すぎて、もう一度あの空間に戻りたいと思ってしまう今年のXOI。
前半の第一部だけでこんなに長くなってしまって恐縮です(長文はいつものこと。苦笑)
第二部からフィナーレはこのあとのエントリーで改めてお伝えできればと思います。
読者の皆さんからもたくさんコメントをいただきありがとうございます。
実際に大阪の会場へ見に行かれた方の感想も投稿してくださってますので
ぜひそちらも皆さんに目を通していただければと思います。
(いつも返信が遅くてごめんなさい。今回も今しばらくお待ちください…)
ここまで読んでくださって本当にありがとうございました!!
yocco
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Xmas on Ice 2015 in Osaka【第一部】レポと感想
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