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「歌子の部屋」ゲストに刑事くん&パトリック引退表明と2014年の大輔さん宛てのEメール

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フジスケ公式サイトの連載企画「歌子の部屋」が更新されました。
今回の特別ゲストは刑事くん、苦労の多かった平昌シーズンの振り返りと
来る新しいシーズンへ向けての意気込みがたっぷり語られています。
ほんのチラッと大輔さんの名前もあったので、抜粋してお借りします。

★歌子の部屋 vol.29 特別対談企画 ゲスト:田中刑事選手
[フジスケ 2018.04.16]
http://www.fujitv.co.jp/sports/skate/figure/utako/utako_29_1.html
全日本選手権で2位となり平昌オリンピック、世界選手権への出場を果たした田中刑事選手、2017-18シーズンについてのお話を聞きました。
※記事より抜粋
歌:今シーズンも終わりましたが、来シーズンはどのようなシーズンにしたいですか。
田:これまで色々な試合を戦ってきましたし、色々な状況も経験することができました。だからその経験を結果につなげていけるようなシーズンにしたいです。来シーズンは、全体的に自分自身をガラッと変えていきたいと思っています。
歌:自分自身を変えるためには、どんなことをやってみたいですか?
田:まだはっきりとやるべきことが見えているわけではないのですが、とにかく失敗してもいいので、今までの自分ではない自分にガラッと変わりたいです。なんと言いますか…。現状維持にならないように、一から壊すわけではないですが、色々と試して新しい田中刑事として、リスタートしたいと思っています。歌子先生、いい案はありますでしょうか…
歌:そうですね…。アドバイスになるかどうかは分からないのですが、刑事君はすごく周りに気を使う性格ですよね。私は刑事君が感情を表に出したところを見たことがありません。アスリートとしては、もっと我がままでもいいんじゃないかなと思いますよ。岡山の出身は気を使う選手が多いのかな…。(髙橋)大輔とか…。
田:(笑)
■最後に
歌:今後はどんな選手になっていきたいと思っていますか?
田:フィギュアスケートは、スポーツという厳しさと芸術という人を引き付ける要素があって、その両方を兼ね備えていかないと、お客さんを引き込むことができないと思います。それができる選手はやっぱり面白いと思いますし、僕ももっともっと頑張って、そういう面白い選手になりたいと思っています。
歌:来シーズンはもっと大きくステップアップするシーズンになって欲しいと思いますし、私に手伝えることがあったらいつでも声をかけてください。今シーズン悔しい思いもたくさんしたと思いますが、それが後で力になると思いますので来シーズン期待しています。
田:ありがとうございます!頑張ります!!
歌:本日はありがとうございました。



大輔さんから岡山フィギュア男子のバトンを繋ぎ、憧れの五輪への切符を掴むため、
昨年の全日本直前には過酷な追い込み練習を乗り越えていた刑事くん。
大輔さんから直接指導も受けていたことが思い出されます。
世界選手権前の靴のトラブルの話は読みながら心が痛くなる思いがしましたが、
歌子先生からの労いの言葉が本当に温かったですね。
「競技生活での経験は、一つとして無駄なものはありませんから。」
というフレーズには大輔さんとの二人三脚の時代を思い起こしてしまいました。

刑事くんが地元岡山の山陽新聞本社を訪問したことを伝える動画付のweb記事、
同席された倉敷FSC監督の佐々木先生のお話の中には
「本当に練習を追い込んで…最後の最後に大輔くんが来てくれて
 アドバイスをしてくれて、やっぱり郷土愛というんですかね…」
という言葉も。岡山を愛し、フィギュアスケートを愛する先輩スケーターの思いが
しっかりと後輩へ伝えられていたことが改めて実感できた場面でした。
詳細はリンク先にてご覧ください。

★田中刑事選手 また一から頑張る 五輪や世界選手権終え本社で報告
[山陽新聞デジタル さんデジ  2018.04.12]
【動画あり】http://www.sanyonews.jp/article/698531/1/


海外から入ってきた大きなニュースに衝撃を受けた月曜日。
パトリック・チャン選手の現役引退表明は平昌五輪後に
ある程度は予期されてはいたものの現実となってしまうとは…
関連ツイート及び日本語のweb記事はこちら。
https://twitter.com/SkateCanada/status/985835385589649408
https://www.nikkansports.com/sports/news/201804160000812.html

かつて現役時代の大輔さんと良きライバル関係にあり、
互いにリスペクトし合った仲間であるパトリックは
大輔さんが引退表明を示した際に感謝の思いをしたためた
Eメールを記者さんに託していました。

★パトリック・チャンから高橋大輔へ。ライバルから届いた「ありがとう」。
[Number Web 田村明子=文 2014.11.07 10:30]
http://number.bunshun.jp/articles/-/822015
雑誌『Sports Graphic Number』864号に掲載されたコラム
「高橋大輔の現役引退に、盟友チャンが送った言葉」。
チャン選手が尊敬する高橋選手に、真に伝えたかったことは何なのか?
今回はWeb用に加筆修正されたバージョンを特別配信いたします!
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 10月14日、高橋大輔が岡山市でアマチュア競技からの引退を宣言した。
 怪我の影響でソチ五輪6位に終わった後、1年間競技を休むと宣言。だが「1年かけて考えようかと思ったけれど、やっぱりシーズンが始まる前に言おうと思った。(シーズンがはじまると)他の選手がモチベーションを上げていく中で、迷惑をかけたくないなと思った」と会見で語った。日本のエースとして、常に周りへの配慮を忘れなかった高橋らしい決断だった。
 3回の五輪を戦ってきた28歳の高橋の引退宣言は、まったく予想できないものではない。それでも後輩からの人望も厚く、日本男子を世界のトップレベルまで引きあげてきた高橋の引退を惜しむ声は多い。
 長年、高橋の良きライバルとして戦ってきたカナダのパトリック・チャンからも、筆者を通してメッセージが届いた。

■「ダイスケはぼくのお手本でした」とチャン。
 チャンから届いたEメールはこうはじまっていた。
「ダイスケにはまず最初に、ありがとう、と感謝の気持ちを伝えたいです。彼はフィギュアスケート界全体に大きな貢献をしてきた選手。そしてぼく自身も、いつも彼のことを尊敬し、お手本にしていました」
 高橋とチャンが初めて競技で顔を合わせたのは、2006年長野で行なわれたNHK杯でのことだった。20歳の高橋が優勝し、ジュニアから上がったばかりの15歳のチャンは7位だった。
 それから今日に至るまで、高橋とチャンは世界選手権とGPファイナルでそれぞれ2回ずつ、四大陸選手権とスケートカナダで1回ずつ同じ表彰台に上がっている。
 チャンはかねてから「ダイスケは良い友人。大会で彼と顔を合わせるとほっとする」と語り、2人が会見で並んで座るとライバル同士ながらもいつも和気藹々とした雰囲気を醸し出していた。

■新採点方式に対応できた数少ない選手だった。
 良きライバルであると同時にまず先輩として、チャンが高橋をもっとも尊敬しているのは、高橋がISU採点システムの改正という大きな変化を生き延びてきたことだという。
「旧採点システムから新採点システムに移行したとき、すべての選手がその変化に対応できたわけではない。ダイスケはそれを乗り越えた数少ないトップ選手の一人です。才能と能力がなければ、できないことだったと思います」
 現在の加点式採点法が導入されたのは2004年の秋のこと。高橋はシニアに上がって3シーズン目と、確かに選手として成長期の真っ最中だった。5歳年下のチャンはまだジュニアでシニアの戦いには参入しておらず、それほど影響を受けていなかっただろう。

■世界トップのチャンが高く評価する表現力。
 高橋が新採点方式にすんなりと順応できたのは、基礎のスケーティング技術が高かったことと、抜きん出た音楽性、表現力があったことも大きい。スケーティング技術においては世界トップと言われるチャンも、高橋の表現力には一目置いているという。
「ダイスケはぼくが見て本当に楽しめる、数少ない選手の一人です。彼のプログラムからジャンプを全て抜いたとしても、そのスケーティング技術と表現力で十分に楽しませてくれます」

■「ダイスケは全てを兼ね備えたスケーター」
 中でももっとも心に残っているのは、2008年2月に韓国で開催された四大陸選手権で、高橋が滑ったフリーだという。プログラムはニコライ・モロゾフ振付によるチャイコフスキーの「ロミオとジュリエット」。ここで高橋は264.46という当時の世界新記録を出し、2位のジェフリー・バトルに30点の点差をつけて優勝した。チャンはこの大会には出ていないが、映像で見たのだという。
「あのプログラムは忘れられない。4回転を2回成功させて、最後までものすごい演技でした。ジャンプは力強く、同時にスピードと品格のある素晴らしい滑りだったと思います。ダイスケは世界で数少ない、全てを兼ね備えたスケーターだと思ったのです」

■「これからはスケートを楽しんで」とチャン。
 チャン自身も、ソチ五輪で銀メダルを獲得した後、今シーズンは競技生活を休んでいる最中である。28歳の高橋にとって、これまで競技を続けてきたことが体力的にも精神的にもどれほど過酷なことであったのか、よく理解できるに違いない。
「難しい決断だったと思う。でももう彼には、国を代表して試合で競うということのプレッシャーから解放されてスケートを楽しむ資格が十分にあると思います」
 チャンから届いた文章は、そう結んであった。
 高橋大輔という稀有な才能のスケーターを、もう試合で見ることができないのはスケート界にとって大きな損失であり、個人的にもすごく残念ではある。
 だがチャンの言うように、彼はもう十分に国のため、そしてファンのために戦ってきた。これからはもっと自分のために、スケートを楽しみながら残りの人生を豊かに生きていって欲しいと願う。




大輔さんとパトリックとの和やかなツーショットは2012年FGPファイナル、
バンケットでの貴重な写真をお借りしています。
絶対王者と言われていた当時のパトリックと常に上位を競い合い、
ようやく掴み取った金メダルは日本男子初ファイナル制覇という快挙でもありました。



2014年飽き、長年のライバルであった大輔さんの引退に送られたはなむけの言葉、
そのまま今のパトリックにも感謝の思いとともに伝えたい気持ちです。
カナダ男子フィギュアの第一人者、本当にお疲れ様でした。
今後はアイスショーへの出演、不動産業界のビジネス、
後進を育てるための活動もやっていきたいと話しているそう。
きっと大輔さんとの氷上コラボもまた観られると信じて期待しています!
2012年GPファイナルEXフィナーレ練習風景、UP主様に感謝してお借りします。

◆2011 GPF Gala Practice(2)
https://youtu.be/uYDCFl_XaYs



音楽に合わせて時折リズムを取りながら練習をしている大輔さん、
パトリックたちとのメンスパート振付シーンも貴重な映像、ありがとうございます。
先日の無良くん引退に続いてまた一人、大輔さんとともに時代を彩った
魅力あふれるスケーターが現役を退いてしまって寂しい限りですが…
セカンドキャリアでの個々の活躍も心から応援しています!

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