今日もまたD1SK公式サイト更新、
また新たなコラム記事掲載のお知らせがUPされています。
http://d1sk.com/
2月25日(日)発行の日本経済新聞に「透視線」が掲載予定
サイト更新の少し前、情報検索中にweb版がUPされているのを発見!
今回のテーマはフィギュアスケートとプログラム選曲の関係性。
平昌五輪を現地で見ていた大輔さんが感じた素直な感想を述べていたり、
ファン以外の人たちにもフィギュアスケートを楽しんでもらうための
音楽と魅せ方との関係性にも言及していたり。
読み応えのあるフィギュアコラム、情報を感謝してお借りします。
★透視線(高橋大輔)フィギュア、選曲が分けたメダルの色
[日本経済新聞 平昌2018 コラム 2018/2/24 21:35]
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27365180U8A220C1UU2000/
宮原知子と坂本花織は大健闘だった。女子フリーの最終グループは緊張からか、全体的に動きが硬かったが、宮原と銀メダルのメドベージェワ(OAR)は良かった。
回転不足を改善するのは難しいが、宮原は団体から短期間でよく修正した。フリーのジャンプはパッと見て「回った」と分かるもの。何より、彼女のガッツポーズが見られてうれしい。「やった」という気持ちが表れていた。
このグループで観客の心をつかんだのは銅メダルのオズモンド(カナダ)。この感動が得点に表れたのだろう、想像以上にスコアが伸びた。彼女がミスをしたら日本にメダルのチャンスがあると思っていたが、やられました。彼女のジャンプの高さ、幅、見栄えは全てのスケーターのお手本になる。
坂本のジャンプはそれに近い。フリーでは彼女らしい勢いは出し切れなかったけれど、ミスはありながらもうまくまとめた。団体から女子フリーまで2週間近く緊張が続くなか、初出場で6位は見事だ。
金メダルのザギトワとメドベージェワは、フリーは同点だった。メドベージェワの演技は素晴らしく、彼女にこんなに心を打たれたのは初めてだ。ショートプログラム(SP)はザギトワに勢いがあったが、フリーのメドベージェワにはもっと点が出てもよかった。
後半に全てのジャンプを跳べるザギトワの実力は評価すべきだ。ただ、まだコストナー(イタリア)やオズモンドのような表現力がないからだろう、前半の演技が薄い印象を持たれてしまう。演技構成点に評価が表れきれていないように思う。
いうなれば、選曲勝ちだろう。ザギトワのフリー「ドン・キホーテ」は音に合わせて象徴的なポーズを決めるのでわかりやすく、まだ未熟な表現力をうまくカバーしていた。その点、メドベージェワのフリー「アンナ・カレーニナ」は何度も見るうちに味が出てくる。もっとみんなが知っている曲を演じた方がよかったかもしれない。
世界選手権と違い、五輪は初見の客が多い。感動的な曲の方が観客も巻き込みやすく、結果として得点が出る可能性もある。開催国の国民性への理解も必要だろう。
象徴的だったのはアイスダンスだ。1位のカナダと2位のフランスの差は0.79点。カナダの「ムーラン・ルージュ(映画)」の情熱の方が、べートーベンの「月光」の静かな魅力より、わかりやすく、盛り上がりやすかった。
今回の五輪はどの種目も上位陣にミスがなく、白熱した試合が続いた。女子も高難度ジャンプの時代が訪れそうだ。若い選手、小さい子たちも感じるものがあったはず。今後も目を離せない。
(バンクーバー五輪銅メダリスト 高橋大輔)
大輔さんのバンクーバー五輪フリープログラム「道」は
フィギュアファンのみならず日本中、世界中の人たちの記憶に残る名演技。
その表現力豊かな演技と音楽の持つパワーとが見事に融合して観客を魅了したことも
日本フィギュア男子初のメダル獲得という快挙に結びついた一因だと今でも思います。
「勝負はさておき、フィギュアの醍醐味はプログラムだと思う。
ジャンプの成否に目が行きがちだが、
スケーターが伝えようとすることも感じてほしい。」
「step step step 名プログラム誕生に期待」というタイトルの
2/6付の日経コラムでもこんな言葉を綴っていた大輔さん。
まさにフィギュアスケートというスポーツの核心を突いている言葉だと感じた部分でした。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO26532500V00C18A2M13600/
選手たちだけでなく、ぜひ大輔さんも、スケーターとして伝えたいことを
これから氷上でたくさん魅せてほしいなと願っています。
繊細な感受性や美意識の高さ、芸術性に対する独特のセンス、
それらを具現化できる高い技術を兼ね備えているスケーターが
プロになってからも進化を続けている…その姿を出来るだけ数多く、
出来るだけ長く見守らせてもらえたら嬉しいです。
今夜は平昌五輪マススケートの試合会場から生出演していた大輔さん。
寒い中での外からの中継もお疲れさました。(風邪引かないように…)
ずっと取材を続けてきた髙木菜那選手の金メダル獲得に笑顔全開!
試合後のインタビューもしてくれていましたね!
詳しいリポートは今夜の「HERO'S」でもまた聞けるでしょうか?
自らの力で金メダルを手にした髙木選手、本当におめでとうございます!!
平昌五輪スケート競技の最後を有終の美で飾ってくれて、
素晴らしい駆け引きのレースを見せてもらえて、心から感動しました!
五輪の閉幕を前に全力クイズも全力解説も今日が最終日。
UP主様に感謝してお借りします。
◆踊る髙橋大輔の全力クイズQ&A カーリング篇2/24
https://youtu.be/znJJYyFXiAE
15種目それぞれの専門用語や難しい地名などを読み上げるのにも
回を増すごとに慣れていっていましたね~氷上や陸上の演技同様、
少しタメを作るような緩急のある言い回しも個人的にツボでした。
また、スムーズに言えたときのドヤ顔も良かったし、
チョイ噛みで訂正が入るのもそれはそれで楽しませてもらいましたw
最終日もいつにも増してイケメンと可愛さが同居する大輔さん!お疲れ様でした!
始まりがあれば終わりがある…
アクエリアスの全力クイズが最終日を迎え、
平昌五輪キャスターのお仕事も残すところあと1日。
現地に長く滞在する大輔さんが日に日に凛々しく見えたのは、
フィギュアスケートやその他の冬競技の選手たちが全力で挑む姿勢を見守り、
全力で応援している中で大輔さん自身もたくさんの感動や良い刺激をもらって
充実した日々を送っていたからなのでしょうね。
五輪キャスターとして得られた経験が大輔さんの今後のさらなる活躍へと
結びついていくことを心から願いながら。ずっと変わらず応援していきたいと思います!
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大輔さん日経コラム「透視線」フィギュアスケートと選曲&全力解説も最終日
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