昨夜が初回放送だった「Friends＋α 2017-18［＃8］」では
31歳・等身大の大輔さんがスケートとの向き合い方や
新たな挑戦となった「氷艶」、新プロ「Krone」のことや
今後のことについてもたっぷりと語ってくれていました。
再放送は12月18日（月）22：00～の予定です。
http://www.nitteleplus.com/program/sport/friendsplus_2017.html
染五郎さん演出の「氷艶」は大輔さんが演じた義経様が
全編において重要な役割を担っていたと思います。
その重圧をパワーに変えて情熱を持って新境地に向き合い、
世界初の「歌舞伎とフィギュアスケートとの饗宴」に挑戦した大輔さんが
昨夜の放送の中で「氷艶」の話題に入ったとき、開口一番に
「楽しかったですね」
とパッと明るい笑顔で話し始めたのがとても印象的でした。
以下、「氷艶」振付についての大輔さんの言葉の書き起こしです。
「凄い良い経験だった。殺陣も初めてで…
男の子って棒を持つと振り回したくなるんだって(笑)。
おじいちゃんおばあちゃんと一緒にいたときに
時代劇をよく見ていたので、憧れがあって、
それを出来る喜びがあった。
チャンバラも小さい頃よくやってた。
もっと知りたい、どうやって（刀を）振るのか
いろいろな人に聞いて（練習した）…」
「あと日舞、何が難しいかったって日舞が難しかったですね、
あの間の取り方が分からないっていうか決まってないから
菊之丞さんがこうやって、っていうんですけど、音に合わせてる、
合わせてるんだけど合わせてないっていうか…
だから毎回ちょっと違うんですよね、雰囲気が。
僕たちって音に合わせるじゃないですか、それがなかったんで…
レッスン行って、歩くのも難しかったし、あとは傘とか、
女装だったんで女性らしく首の使い方とか凄い柔軟性いるんだなって感じましたし、
仁木弾正と絡むとこなんかは…またそこは日舞なんですけど(笑)
みんなに聞くんですけどこういう感じっていうのがあって…
練習の仕方が分からなくて、一人で…合ってるのか合ってないのか
分からないから…あれが一番大変でしたね、自分の中では。」
殺陣のコツを学んでいく経過の楽しさを身振り手振りで語ったり、
日舞の女性らしい仕草や音楽との調和に苦労したことを明かしたり…
東京ゲゲゲイさんに振付してもらった部分は、
「あれは間に合わないと思いましたね（笑）」
と。一番練習した、最初レッスン受けたときには全くできなかった、
という意外な言葉も。本番ではあんなに完璧に見えたのに。
東京ゲゲゲイさんとの振付にはヴォーギングの要素が入っていて
手だけで表現する部分が多く、大輔さん自身が興味があって
NYのダンススクールでも経験したりダンスを見に行ったりしていて
やってみたいと思い自らお願いしたのだそう。
それなのに稽古初日はちょっと後悔の念も湧いたというのは
1週間程しか時間がなかったという過密スケジュールも理由にあったのかもしれません。
動きが早すぎて大輔さんでさえ見ていても分からないから実際やってみて、
取材の合間とか移動中のタクシーの中でも映像を見ながら
密かに練習していたとか。大輔さんの中で凄く頑張ったところということで、
番組の中でもチラッと私服姿のままで振りを見せてくれていました！
「氷艶」の話の中では染五郎さんについても語っていた大輔さん。
会う前と実際にあった後の印象や稽古をしていくうちに感じたことは
次のような内容でした。（以下、大まかな要点のみ書き起こしてあります）
・小さい頃からテレビなどで見ていた方で大人の男、というイメージ
・会ってみると意外と人見知り？
・頭の中でいろんなことを考えているんだ
・カワイイというか、無邪気な気持ちを持っている方
・楽しさのために頑張る人、人間力がある
・歌舞伎を広めるという思いを持っている
・いろんなものを吸収しようという貪欲さが感じられる
公演前の今年４月、特番のインタビューでは
染五郎さんに「大ちゃん」と呼ばれたいと言っていた、
その証拠VTRも流れていましたが実際には…
稽古期間中はずっと「高橋くん」呼び、でも、
打ち上げの席でとうとう「大ちゃん」と呼んでくれたそう！
しかも大輔さんもお酒に酔った勢いで「染ちゃん」と呼んだそうですｗ
大輔さんも荒川さんも公演本番1か月前にはまだ不安でいっぱいだったそうですが、
厳しくも楽しい時間を共有しながら、ひとつの芸術作品を作り上げたことで
「氷艶」チームの仲間意識も徐々に強くなっていったのでしょう。
素晴らしい本番のステージ、また何度でも映像で振り返りたいと思います！
ちょうど昨日のweb記事に「氷艶」のことをお話されていた
市川染五郎さんのコメントが掲載されていたので
その部分のみ情報をお借りします。
★襲名披露祝賀会に1300人、松本幸四郎「襲名の“名”は“命”を引き継ぐこと」
[ステージナタリー 2017.11.27]
http://natalie.mu/stage/news/258351
※記事文より一部抜粋
十代目松本幸四郎を襲名する染五郎は、現在の名跡で手がけた公演を振り返り、
歌舞伎とフィギュアスケートのコラボレーションによる、ストーリー仕立ての
アイスショー「氷艶 hyoen2017ー破沙羅ー」について言及。「スケートショーに
歌舞伎の演出がマッチするのではないかとずっと考えていましたので、それが
やっと実現してうれしいです」と顔をほころばせ、「来年から新たな名前を譲って
いただけるということで、しっかりと恩返しをしていきたい」と誓いを立てた。
◆氷☆艶 hyoen 破沙羅 2017 ① 義経様登場 Daisuke Takahashi 高橋大輔
https://youtu.be/l-8PkImvxQU
◆氷☆艶 hyoen 破沙羅 2017 ② 阿国の舞 Daisuke Takahashi 高橋大輔
https://youtu.be/RCItL_QqjdQ
歌舞伎とフィギュアスケートの見事なコラボ、
２つの動画を再びお借りしました。
なお、「氷艶hyoen2017 －破沙羅－【日テレプラス版】」の方は
12月22日（金）に再放送もあるのでぜひそちらもチェックしてみてくださいね。
http://www.nitteleplus.com/program/stage/hyoen-basara.html
おそらく今、ファンが聞きたいと思っていたことを
たっぷりと語ってくれた今回のフレンズプラス。
また今後少しずつ書き起こしで内容を紹介していけたらと思います！
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「氷艶hyoen2017」大輔さんが語った振付エピソードと染五郎さんの印象
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