フジテレビのスケートHPが今月17日にリニューアル、
「SKATE∞LINK ~フジスケ~」というタイトルで内容も一新。
フィギュアスケートの他、スピードスケートやショートトラックの
選手情報なども充実しているサイトに生まれ変わっています。
今週末開催の全日本ジュニアの放送予定なども掲載中。
<スケート∞リンク ~フジスケ~>
http://www.fujitv.co.jp/sports/skate/index.html
フジスケ対談企画「歌子の部屋」は連載継続中。
本日更新の更新記事では小塚くんとの対談が掲載されています。
大輔さんとの思い出話もいくつか登場していますので
その部分を抜粋でお借りします。全文はリンク先でお願いします。
★歌子の部屋 vol.24 対談企画 ゲスト:小塚崇彦さん
[フジテレビ SKATE∞LINK 2017.11.21]
http://www.fujitv.co.jp/sports/skate/figure/utako/utako_24_1.html
~※以下、記事文より抜粋~
■お二人の出会いについて
(歌)崇ちゃんとこうして対談できることを、すごく楽しみにしていました。今日は本当にありがとうございます。
(小)こちらこそ、お呼びいただきありがとうございます。
(歌)私は崇ちゃんのお父様にもすごくお世話になっていまして、私が中学生くらいのころ、京都のリンクでの練習にお父様の嗣彦さんも来られていて、練習後のお昼ご飯をご一緒させていただいた事を今でも覚えています。私からしてみたらお父様はバリバリの全日本チャンピオンですし、すごく緊張していたんです。でも気軽に声をかけてくださって、面白いお話をたくさん聞かせてくださいました。
そして私が現役選手の最後のころ、同じく選手をやっていた崇ちゃんのお母様(幸子さん)とは一緒に練習していました。美人で有名だったんですよ。
(小)なんとなく聞いたことがあります。
(歌)その後、私がコーチになってからになりますが、邦和のリンク(名古屋)で行われた全日本ジュニア選手権へ行った時に、崇ちゃんがお父様とお母様に連れられてきていたのを覚えています。
そこで私が崇ちゃんに「スケートしているの?」と聞いたら「フィギュアとホッケーをやってます。」と答えたんですよ。私が小塚崇彦を認識したのは、その時が最初だった思います
(小)子供のころはアイスホッケーもやっていましたね。僕が歌子先生をちゃんと認識したのは、小学校5年生だと思うんですけれど、クロアチアで行われた大会へ行った時です。当時僕はノービスBで大会に参加していたのですが、歌子先生は、ジュニアで参加していた大ちゃん(髙橋大輔)に付いていらっしゃいましたよね。あの時は由美先生(河野由美)も一緒にいらっしゃったのを覚えています。その頃、僕にとって大ちゃんは当時お兄さん的な存在で、宿泊先の部屋へ遊びに行ったりしていました。
(歌)崇ちゃんと大輔は3つ違いですよね?小学生のころはお兄さん的な感じだったんですね(笑)。あの時は小林宏一さんも一緒でしたよね。
(小)はい。先生が一緒だったので。全日本ジュニア選手権の試合前などはウォーミングアップの時、宏一君と一緒に鬼ごっこをしてました(笑)。
(歌)(笑)。そうでしたね。崇ちゃんはすごく活発な子供でしたよね。
クロアチアの試合が終わった後に一緒に来ていた森永浩介君と、会場の外にある通路のような場所でキャッチボールをしていたのを覚えています。
(小)はい。ノービスBの試合がジュニアよりも先に終わって、そのあとですね。
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(小)僕の中で歌子先生とのエピソードで一番の覚えているのは、バンクーバーオリンピックの時ですね。
(歌)あの時は毎日笑っていた気がします。
(小)そうですね。町の雰囲気も素晴らしかったですし、選手村もすごく良かったですよね。部屋は2LDKのマンションで、大ちゃんと織田(信成)君とクリス(・リード)と4人で泊まっていました。
(歌)部屋からの景観も素晴らしかったですよね。
(小)はい。そこで大ちゃんがベッドのマットをリビングに持っていって、部屋を一つ作って3DKっぽくしていました。
(歌)そうそう!そうでした!!大輔、リビングをうまいこと仕切ってましたね。
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(歌)試合の時に、一番意識していたのはどんなところですか?
(小)自分がよく滑れているかどうかというところですね。よく滑れていると自分の体と氷が一体化しているような感覚になるんです。小さいころは母が試合によく付いてきてくれていたのですが、母に自分がよく滑れていたかを毎回確認していました。母が「よく滑れていたよ。」という時は、実際に良い結果が出ていました。
(歌)お母様がよく滑れているか滑れていないかを基準に見ていたことは、すごく重要なことだったんですね。
(小)母にはよくアドバイスをもらいました。例えば緊張などでよく滑れていない時は「もっと思い切って滑ってみたら。」と言われたりしましたし、すごく力になりましたね。よく滑れている時は振り切っているというか、気持ち的にも萎縮せずにやれている時なんですよ。
(歌)私の場合も、大輔に対してジャンプをミスしたことで怒ったことがないんです。自分のフルパワーでミスをしたらしょうがないというのがありましたし、それよりも滑りきらないというか、中途半端な滑りしかできなかった時には注意をしましたね。
(小)そうですよね。自分がちゃんとやらないで終わってしまったら、どうしても後悔が残りますし、飛び越えて失敗したらある意味スッキリしますよね。ゴルフのパターと一緒です。カップまでの距離が足りない場合は絶対に入らないけれど、しっかり打ってカップを越える分には入る可能性がありますから。
(歌)わかりやすい表現ですね(笑)。さすが!
ゴルフにはまっていらっしゃるんですよね(笑)この前、大輔をゴルフに誘ったと聞きました。大輔は普段ゴルフをやらないのですが…。
(小)そうなんですよ!この前一緒に行ってきました。カルロス(・アビラ・デ・ボルバ トレーナー)と大ちゃんと昔一緒に行った時以来です。
(歌)カルロス!ポルトガルでのトレーニングの思い出もありますよね。
(小)アゾレス諸島ですね!アメリカ大陸からもヨーロッパからも同じくらいの距離にある島です。
(歌)あの時、階段の上り下りだとか、砂浜を走ったり、重いボールを持って腹筋したりのサーキットトレーニングをしましたよね。そこで崇ちゃんの持久系の体力は本当にすごいと思いました!他のことは、一年早く始めていた大輔が一番強かったのですが、持久走は全くついていけてなかったですから。
(小)体力だけは自信がありましたね。気合でむりやり押し通すというか…。筋肉量的には大ちゃんの方が断然あるのですが、持久力的なところは昔からありましたね。
(歌)そうですよね。いくらトレーニングしても全然疲れてないんじゃないかって思いましたよ!
(小)実は疲れていたんですが、でも気合でした!意外とむちゃくちゃが利く方なので…(笑)。
(歌)むちゃくちゃが利いてもあんなには走れないですよ!
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(歌)私は、崇ちゃんの現役最後の全日本選手権(2015年)で演技されたフリーの「イオ・チ・サロ」がすごく印象に残っていますね。会場の上の方で観ていたのですが、感動して泣いてしまいました。それまでの色々な事が思い出されましたし。
(小)僕の場合は、大ちゃんのように「一つの作品を作り上げる」、「プログラム一つでその情景を作り出す」ということのできるようなスケーターになりたいと思っていました。でもその一方で、なれないんだろうなとも思っていましたね。だから違う方法でお客さんに伝えていこうと思ったんです。それが、「無機質な流れ」というか、「何か意味を持っているわけではなくてもスーッと流れていくようなプログラム」。それが作りたいと思うようになりました。
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(小)今スケート教室をやっていると、スケーティング技術を学びたいと言ってきてくださる方もいるのですが、あくまでそう言った方々がメインではなく、氷の上に立ってみたい、氷の上で滑ってみたいという方々を増やすことを目的としていきたいです。そうやっていくことが、もしかしたら新しいリンク場が増えるということにもつながっていくのではないかなと思います。
(歌)本当にそうなってほしいです。崇ちゃんにはすごくまっすぐなビジョンがあって素晴らしいですね。昔から執念もあるし、努力家ですし、本当に頑張ってほしいです。崇ちゃんのように、選手としてのキャリアがあって、若くて魅力的な方がそうやって間口を広げてくれることは、フィギュアスケート界にとってもこんなに嬉しいことはないと思います。
(小)僕が現役のころの選手たちは、それぞれに個性があって、その個性を発揮して今を生きていると思うんです。大ちゃんですとショーで頑張って、「髙橋大輔のショー」というものを確立していますし、織田君は、テレビでコメンテーター・バラエティ班として確立していますよね。そういった中で僕は自分がどんなことをするのが、自分が一番やりたいことにつながるのかなと思った時に、そういうことかなと思いました。
(歌)確かに皆さん、活躍の場は違いますがそれぞれ個性を発揮できる場で活躍していますね。
大輔さんと小塚くんが日本代表として一緒に出場した2010年バンクーバー五輪、
閉会式の楽しそうな記念写真がとても懐かしいです。
良きライバルであり良き友人の2人、一緒に出場した2011年NHK杯での貴重なトーク。
こちらも懐かしく拝見させてもらいました。大輔さんの4回転フリップの映像も!
UP主様に感謝してお借りします。
◆Daisuke Takahashi Takahiko Kozuka Yutaka's Room '11 Eng Subtitles
https://youtu.be/bZ2TNvzYYc0
五輪選考のかかった2005年、2009年、2013年の全日本選手権。
選手たちの熱戦の中からもう一度見たい演技をリクエストできる
BSフジ「フィギュアスケートTV!」全日本企画の放送は12月ですが
応募締め切りは11月22日(水)24時まで!
【「もう一度見たい!オリンピック代表最終選考会「全日本選手権」】、
こちらからふるってご応募ください!!
⇒https://ssl.bsfuji.tv/form/p/form/figuretv_anq_form.html
大輔さんたちの貴重なエピソードも聞けそうなフィギュアスケート講座がいろいろ、
それぞれで参加者の申し込み募集が行われています。
詳細は各リンク先にてご確認ください。
☆中野友加里が語るフィギュアスケートの魅力と平昌五輪の展望/朝日カルチャ―立川教室
https://www.asahiculture.jp/tachikawa/course/204b02c4-cb09-3074-787a-59d7438b1530
【講師名】
元フィギュアスケーター 中野 友加里
【講座内容】
2018年2月開催の韓国・平昌五輪。日本人スケーターの活躍に世界中から注目が集まります。スポーツと芸術が融合した競技であるフィギュアスケートをより楽しむためには、どのようにして得点が出ているのかを理解することがポイントです。元フィギュアスケーターの中野友加里さんが、点数のつけ方、日本代表選手について、平昌五輪の展望と観戦の楽しみ方をわかりやすく解説します。 また、スケーターは「曲をどのように選ぶか」や「衣装はいくらかかるのか」などの疑問にもおこたえします。競技人生を共に過ごした浅田真央さん、安藤美姫さん、髙橋大輔さん、鈴木明子さん、小塚崇彦さんなどスケーターたちの素顔にも触れ、自らの経験をもとに、フィギュアスケートの「魅力」と「舞台裏」を語ります。
※講座後半では、質疑応答の時間を設け、皆様からのご質問にお答えします
【日程】
2018年01月27日(土) 13:00-14:30
☆ライター 長谷川仁美さんによる「フィギュアスケートの楽しみ方」
ソチ五輪後ここまでの流れから、今季を展望する/朝日カルチャ―新宿教室
https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/edcb8b7f-320a-5605-d21d-5974383e5cd7
【講師名】
ライター 長谷川 仁美
【講座内容】
ジャンプやスピンの見分け方などとは少し違ったところから、より深くフィギュアスケートを見ていく……そんなフィギュアスケート観戦の楽しみ方をお話します。初心者の方々にも長年見てきた方々にも楽しんでいただけることをめざします。 (講師・記)
<今回のテーマ>ソチ五輪後ここまでの流れから、今季を展望する
グランプリシリーズもファイナルを残すだけになったこの時期に、ソチ五輪後からここまでの流れを振り返り、今、選手たちがどういう状況にいるのか、それが平昌五輪とどうかかわってくるのか、といったことを、取材現場の話を交えながらお話します。
【日程】
2017年12月02日(土) 13:00-14:30
☆小塚崇彦が語るフィギュアスケートの魅力 フィギュアスケート観戦のヒント/朝日カルチャ―新宿教室
https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/206b696b-997c-629e-eff0-59cf292e6e9b
【講師名】
フィギュアスケーター / フィギュアスケート・デモンストレーター 小塚 崇彦
【講座内容】
バンクーバー五輪代表など、男子フィギュアスケート界をけん引し、2016年に現役引退された小塚崇彦さん。さまざまなことを調査・研究してきた小塚さんだからこその着眼点でフィギュアスケートを解説します。グランプリファイナル直後のこの時期に、ちょっと気になっていたことを「おお、なるほど!」と感じることで、すっきりと全日本選手権を迎えられる、そんな講座をめざしています。聞き手は、ライターの長谷川仁美さんです。
【日程】
2017年12月14日(木) 19:00-20:30
大輔さんが12月9日(土)に登壇する西部ガスのトークイベント、
幸運な当選者の皆様にはすでに通知が届いているようですね~
https://krs.bz/saibugas/m/talkevent2017
このところトークイベントやキャスターのお仕事で経験を積んでいる大輔さん、
今度の九州でのイベントでも持ち前の繊細な感受性と豊かな表現力で
貴重なお話をいろいろと披露してくれることでしょう。
どうか和やかな楽しいトークイベントになりますように!!
参加の皆さんはイケメンイケボの大輔さんをしっかり目に焼き付けてきてくださいね!!
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「歌子の部屋vol.24」小塚くんが語った大輔さんとの思い出&フィギュアスケート講座開催
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