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「氷艶」振付師コメント&大輔さんFRaU記事紹介とやりたい事満喫ツアー

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大輔さんが主演の一人を務めている歌舞伎オンアイス、「氷艶2017」。
源義経という役柄を演じるというこれまでのアイスショーには無かった
新たな試みに果敢に挑んでいる中で、日本舞踊や新進気鋭のダンスにもチャレンジ!
その振付師さんの最新コメントがweb記事にUPされています。
さらに記事後半にはショーの内容を詳細にまとめてくださったレビューも。
(大いにネタバレされていますのでご注意を。)
Pigeon Postの記者さんが取材・執筆されていて(こちらの方)
スケオタ目線からの鋭い考察がとても興味深い記事です。
以下、情報を感謝してお借りします。

★東京ゲゲゲイ振付、歌舞伎 × フィギュアスケート『氷艶 HYOEN 2017 ‐破沙羅‐』MARIEコメント&レビュー
[ダンスの情報サイト Dews(デュース) 2017.05.21]
http://dews365.com/event/119693.html

歌舞伎界とフィギュアスケート界の初のコラボレーションとなる氷上ステージ、『氷艶』が開演した(東京・国立代々木競技場第一体育館、明日月曜日まで当日券販売中)。Dewsでは、振付を担当した東京ゲゲゲイ(MARIE、MIKU、YUYU)のMARIEにインタビュー。
——-公演を見終えての感想をお伺いします。——-
見どころがあり過ぎて……アトラクションに乗っているような高揚感が最後まで続きました!若干の疲労感を覚えるくらい、とんでもね〜もの観ちゃったな。と(笑)。艶やかさ、美しさに酔わせて頂きました。
——-これから公演を御覧になる方にメッセージをお願いします。——-
観てからのお楽しみ!としか言えません!(笑)。妥協なく、ゲゲゲイ節を注入しました。全シーン盛りだくさんの中で、ゲゲゲイシーン、間違いなく見どころになっていると思います!どうか目を凝らして観劇してください。
※インタビュー全編は公演終了後にお届けします。

~『氷艶 HYOEN 2017 ‐破沙羅‐』レビュー~
■すごいものを見てしまった。
2017年5月20日(土)〜22日(月)まで東京・国立代々木競技場第一体育館で上演されている歌舞伎とスケートを融合させたショー『氷艶 HYOEN 2017 ‐破沙羅‐』初回公演を見た感想だ。アイスショーはいくつも見てきているが、このようなものは「初めて」だった。
“いつ”でもなく“どこ”でもない、新しく誕生した氷の世界で舞う子供たち。そこへ天から女神稲生(荒川静香)が降りてくる。「夢を見せてあげよう……」女神が舞うと、大画面に市川染五郎と高橋大輔が映し出される。スケート靴を履いた市川染五郎と、スケート靴を履かない高橋大輔。歌舞伎とスケートの融合の3時間が始まる……。

ストーリーは、日本の神話や歌舞伎のお約束ごとに関する知識が無いと理解できないものではない。この作品のために作られた数々の歌が補完する。とは言え、開演前にパンフレット(2,500円)を読んでおくと3時間の上演を更に楽しめるだろう。アイスショーのパンフレットとしては高額だが、世界観の詳細や古語の現代語訳、何よりキャスト陣のこの作品に対する熱い思いを感じられるロングインタビューが入っている(歌舞伎役者陣のスケート練習秘話、片道2時間かけてのリンク通いには、「スケーターかよ」と涙するだろう)。演目の中に、この人がこれをやるのかという仕掛けのような部分があるが、そういったネタバレには配慮した作りになっているので安心してほしい。

市川染五郎氏自身もインタビューで述べているが、スケートの他の世界に無い強みはスピードだ。陸の世界には無い速さで人が動くため、エキサイティングで非現実感を作り出しやすい。スケーターがそれをできるのはある意味当然であるが、『氷艶』には他のアイスショーでは見えにくい、この作品ならではのスケーターによる個人差が見えた部分があった。
フィギュアスケートの世界では、競技でもよく表現力の話が出される。プロアイスショーも、その延長線上で表現の話をされることが多い。だが芝居の世界と融合したこのショーでは、本当の意味でのエンターテインメントに耐えうる表現力、そこに向かう意識の高さがあるかということが現れていた。表情の作り方や所作、身のこなし、ピンスポットが当たっていない時のキャラクターとしての立ち姿、スケートの技を動きの一部として流れの中で見せ、観客を楽しませることができるか。
厳しくもあるが、逆に言えば、こういったアイスショーをどこかで継続的にやれる機会があれば、競技でトップを取らなくても、別の部分で勝負をかけられるスケーターも出てくるということになるだろう。高橋大輔が先日話したカンパニー構想とも繋がってくる。

スケーターとして作品の目玉だった高橋大輔と荒川静香の2人は、この点でも高いレベルを見せた。
高橋扮する義経が他の登場人物たちと共に静御前(鈴木明子)の元を去って行く際に、義経だけが後ろ髪を引かれるように静御前を切なく振り返る姿、他のアイスショーではあり得ない雄叫びを上げながらの殺陣等、セリフこそ無いが役を演じようという意識を随所に感じさせた。
荒川は善悪の二役をこなし、善の女神稲生は得意のゆったりとした上品で重みのある滑り、悪の蛇髪姫は態勢を低めに動かし男性を思わせるような躍動感ある滑りで、見事に演じ分けた。
海外のアイスショーでプリンシパルとしても活躍した大島淳(義経四天王の筆頭を演じている)も、四方の観客へのアピールを心得た動きを見せた。現役時代から役になりきることが得意だった鈴木明子が役者のように静御前に入りきった姿は、この作品に求められるものと合っていたように思う。「プロスケーターに求められているものは何か」「プロだからこそできる何か」高橋が今回のパンフレットで何度も話すこの言葉について、考えさせられる機会となった。

翌日に舞台があっても深夜練習したという歌舞伎役者陣のスケートは、言葉通り練習の積み重ねを感じさせるものだった。
市川笑也は学生時代にアイスホッケー経験があるとは言え、女性役の重い衣装の中ほぼスケート靴を履いたままで演じ、最後は氷に足を踏ん張っての獅子舞。
市川染五郎はスパイラルのような片足滑走だけでも驚いたが、高橋荒川と「ランジ(足を前後に開いて滑る)」姿勢で交差、スケート靴を履いたままの殺陣、加えて天井で宙吊り前後回転。運動量と運動神経でスケートファンを唸らせ、競技会でノーミス演技が出た時のような拍手を受けた。
今回の舞台は氷上でスケーター陣に分があるとも思えたが、歌舞伎勢はただ練習したスケートを見せるだけでなく、足元はスケート靴を履きながら本領である芝居でも観客を楽しませ、エンターテインメントとして両者のファンに見せた。
己のフィールドを超えてチャレンジし、なおかつ観客を楽しませるという点で、この作品はスケーターと歌舞伎役者の勝負であり、互いに挑戦状を叩きつけているようにも思える。

二幕の後半、岩長姫と義経の戦いから作品最大の見せ場である善vs悪の殺陣、そしてカーテンコールにかけて、私は胸が熱くなるのを抑えることができなかった。
スケーターとしてだけでなく役者としての体の動きで岩長姫に翻弄される芝居を見せようとする高橋。刀を持っての「サイドバイサイド(シンクロ)」のジャンプやバックフリップ、「ハイドロブレーディング(しゃがんで片足を氷に対し平行に上げて滑る)」等スケートの技を駆使しながらスピード感をもって新しい殺陣を見せるスケーターたち。
カーテンコール。紹介されるスケーターのキャスト陣に様々なタイプのスケート靴が見える。フィギュアスケート、スピードスケート、アイスホッケー。アイスショーと言えばフィギュアスケートがメインであり、今国内のショーでスピードスケートやアイスホッケーの滑りを見られる公演は無い。『氷艶』はスケート界全体で協力し、作り上げた作品と言えるだろう。

ソチ五輪シーズンにしのぎを削った選手の多くが競技の世界を去り、己のスケートを見せる場所をアイスショーに移した。「フィギュアスケートがかつてない注目を集める中で、新たなスケーターのキャリアをどう作っていくかは僕たち世代の使命でもある」と語った高橋(パンフレットより)。従来のフィールドを超えて、新しい何かを作り出す時期に来ているという思いは多くの人間が持っていたと思うが、『氷艶』でその瞬間を見たと感じたからである
終了後、夜公演の「リピーターズチケット(昼公演を見た観客が買える割安チケット)」の列に走る人たちを見た。この作品をレビューさせてもらえる機会を頂けたことに感謝している。
間違いなく、日本のアイスショーの、新しい一歩だ。

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源義経ビジュアル写真3枚にロングインタビューが2ページ分、
公演パンフレットに掲載されている大輔さんのコメント文から
たくさん引用してくださっているというのは執筆された記者さん自身が
大輔さんの思いに深く共感されてのことだと想像します。
「氷艶」の素晴らしさを丁寧に述べてくださった記事、本当にありがとうございます。

現役選手の頃も、引退後プロスケーターとして活躍の場を広げる今も、
常に日本フィギュア界の未来を考え選手たちのことを思いやりながら
自分自身が出来ることを実践していくその情熱に感嘆するばかりです。
大輔さんの思い描くフィギュア界への希望、カンパニー創設の夢、
どうかいつの日か実現のときがやってきますように。

東京ゲゲゲイのMARIEさんも取材された記者さんも
もの凄いものを見たという感想を述べられていたのも頷けます。
多種多様な表現の匠たちが集結して創り上げられた、
まるで巨大アミューズメントパークのような空間。
ディスニーのキャラクターに匹敵するほどに個性豊かなキャストたち、
演出家の染五郎さんの意図が銀盤で現実のものとなった「氷艶―破沙羅―」は
ぜひ映像として残してもらって会場に行けなかった方にも見てもらいたいです!
今日はNHKの取材が入っていたという情報も見かけましたが…
どこの局でもどんな形でもいいのでテレビ放送を!ぜひぜひ実現してもらいたいです!!

さて、しばし「氷艶」の話題から離れてて6月開幕の「LOTF」の話題へ…
5月12日発売の雑誌「FRaU 6月号」に掲載されている
大輔さんの写真付インタビュー記事がweb上で紹介されています。
匂い立つような色香を放つアンニュイな男、その写真も合わせてお借りします。

★髙橋大輔「実は、妄想癖があるんです」
[FRaU編集部  2017-05-21]
https://frau.tokyo/_ct/17076068
夢見がちな目をしていた。ステージでこそ、その輝きを発揮できる彼が、ステージを降り普通の部屋に佇んで、放出した “色気”。無数の熱視線に応えるのではなく、たった一つのレンズに向けられた視線は、あまりにも優しく、あまりにも気怠い。



■好きな人ができたら?仕事が二の次になります(笑)
妄想癖があるという。
「街を歩いているときも、“向こうからやってくる女性とすれ違いざまに肩をぶつけて、そしたら彼女のバッグの中身が地面に散らばる。『ごめんなさい』と言いながら手帳やハンカチや化粧ポーチを拾う手と手が重なって……” みたいにベタな妄想をすることはしょっちゅう(笑)。家にいるときも、こんな出会いがあったらな、なんて色々考えたりします。好きな人ができたら? あ、仕事が二の次になってしまうかもしれませんね(笑)。肉食っぽくガーッと突進して、でも突然キューっと冷めてしまったりする(笑)。スケートの練習の時もそうなんですけど、いい時と悪い時の波が激しくて。いい時はとことんのめり込めるのに、悪い時はすぐ、『これ以上やっても無駄だ』って自分に見切りをつけてしまうんです」 
仕事仲間からすれば、彼が実際に恋愛するより、妄想でもしていてくれるほうが都合がいいらしい。「だから普段は妄想しまくってます」と言って、いたずらっぽく笑った。
採点競技であるフィギュアスケートのリンクに立つ前、彼はいつもこう思っていた。「この中で、誰よりも強く印象に残る存在でありたい」と。「失敗しないように」でも、「綺麗に踊ろう」でも、「高い得点が取りたい」でもなく、何でもいいから自分の演技を見た人の心に刻みつけたいと、そう願っていた。
「フィギュアスケーターを “アスリート” として捉えるなら、僕はかなり不真面目なほうだったと思います。選手時代は、練習をしていても、『今日は気分が乗らない』と思ったら、30分で切り上げたりしてましたから(苦笑)。よく言えば “アーティスト気質” というか、感情の起伏が激しいんです。でも表現者って、変に真面目過ぎても面白くないというか……。僕は、自分の演技が、観た人の中で “綺麗だな” で終わってしまうのを物足りなく感じてしまうんです。表現って、一癖二癖あるほうが人を引き付けるのかなと。採点競技でありながら、僕のこだわりは、点数で競うこととは違うところにあるので、もしかしたらバレエダンサーやミュージカルの演者さん、そういう方たちのメンタルに近いのかもしれません」
~※フラウ2017年6月号より一部抜粋~



記事の続きはぜひ本誌にてご確認を。
ミュージカルの話はこのあとにもまた登場していて、
自己評価の低さが垣間見えた箇所もありましたが
昨年の「LOTF」を経験したことで裏打ちされた確かな自信と
挑戦し続ける情熱が、言葉の端端から伝わってきたインタビューでした。

もうひとつ、「LOTF」関連の振り返りを。
安住アナと巡る“大輔さんのやりたいこと満喫ツアー”、
お店情報はこちらの記事に載っています⇒http://www.activitv.com/entry/kankan_170519/
ちょっと懐かしかった「ファッショナブル&リラックス」のポーズは
「LOTF」の主催である木下グループ、木下工務店さんのCMという繋がり。
傘ダンスのチラ見せも嬉しかったです!UP主様に感謝してお借りします。

◆髙橋さんのやりたいこと満喫ツアー
http://dai.ly/x5mxw4u


髙橋さんのやりたいこと満喫ツアー 投稿者 hana02015

代々木の感動に浸るべく昨夜のニュースのカケラをリピしたり、
このツアーやシブ5時の録画を今頃になって編集しつつリピしたり、
「氷艶」と「LOTF」を行ったり来たりする最近の忙しい輔オタ生活。
何とも贅沢で幸せな毎日はまだしばらく続きそう。
いよいよ明日が最終日の「氷艶」、どうか無事に駆け抜けられますように。
最後の最後まで『表現者・髙橋大輔』の極みを見せつけてほしいです!

yocco


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