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インタビュー記事・大輔さんが魅せるLOTF&感動を伝えたリオ五輪


★高橋大輔が魅せるダンスショー ――「夢や目標の見つけ方? …僕も今、探しているところです(笑)」
[livedoor news 2017.04.07 11:55]
http://news.livedoor.com/article/detail/12862235/

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見る者を惹きつけて離さない情熱的な演技と圧倒的な表現力。世界的フィギュアスケーターとして数々のメダルに輝き、現在は舞台やアイスショーなどで活躍する高橋大輔が、ダンスショー『LOVE ON THE FLOOR 2017』でシェリル・バークとのダブル主演を務める。現役引退後、見失ってしまった次なる目標。それを探すべく、昨年からは目の前にあるひとつひとつの仕事に全力で向き合っているという。この舞台もまた、高橋にとっての新たな挑戦のひとつ。夢や目標に悩むすべての人を勇気づける、高橋大輔からのメッセージをお届けしたい。

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■氷上のフィギュアと舞台でのダンス「全然違う…」
――6月に上演予定の『LOVE ON THE FLOOR 2017』は、米国のトップダンサーやフィギュアスケーターたちが、さまざまな“愛”のかたちを卓越したダンスで表現するダンスショー。大好評だった昨年の公演に引き続き、第2弾となる今回も高橋さんの出演が決まりました。率直な感想はいかがですか?
またできる喜びと、何よりもプレッシャーを感じていますね(笑)。前回と比べて「変わっていないな」って見られてしまわないか、その怖さみたいなものがあって。初めてだった前回とはまた違う意味で、プレッシャーは大きいなと思っています。
――今回は、主演・構成・演出を手がけるシェリル・バークさんとの“ダブル主演”ということで、高橋さんの出番や見どころもさらに増えそうですね。
演目自体は前回のものをさらにブラッシュアップしていきますし、僕のシーンも増える予定です。前回は初めての参加ということもあり、難しい部分もたくさんあったのですが、稽古中から本番期間中まで、充実した時間を過ごせました。その経験をした分、今回はさらに自分のダンスに集中できるかなと思っています。
――高橋さんはどんな役を演じるのでしょうか?
愛をテーマにした舞台で、「ときめき」「情熱」「とまどい」「嫉妬」「無償の愛」という様々な愛の局面を、僕がつないでいく“ナレーター”という役割です。それぞれの愛のかたちを、雰囲気を変えながら演じていきます。

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――素足で踊る高橋さんの姿って、見ている側にとっては新鮮なのですが、氷の上を滑るのでなく、舞台に足をつけて踊る感覚はどんな気持ちですか?
氷の上と陸の上はまったく違うんです。バランスの取り方も違いますし、とくに回転が難しいです。陸だと、滑るように回転できないですし、かといってピタっと止まるのも難しくて。自分のスケートの感覚で回転してしまったり、飛んでしまったりするので、キレイに見えるように動き方を変えていかなくてはいけない。そういう難しさを最初はすごく感じました。
――やはり、細かな部分での違いがあるんですね。
あと、スケート靴を履いているときよりも、つま先をすごく意識しなくてはならないんです。足首も硬いので、なかなかキレイに見えなくて…。いやぁ、頑張らないと、ヤバいんです(笑)。だから最近はずっと、つま先をのばすストレッチをやっています。
――スケートの演技のときとは違う、回転や足先の表現。公演でぜひ注目したいポイントですね!
いや、そこはあんまり注目しないでほしいかも!(笑)

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■舞台に上がれば「俺を見てくれ!」に豹変!?
――フィギュアスケートのように得点が加わる競技と比べて、アイスショーやダンスでは、踊るときには何か意識が変わったりしますか?
変わらないですね。フィギュアのときも、得点はあまり気にしていなかったんです。表現って曖昧なものなので、もちろん好き嫌いも入ってきますし、そのときによって数字も違ってきます。たぶん採点する方も、点数をつけるのって相当大変だと思うんです。だからそこはあまり考えすぎず、自分が「これを見せたい」という気持ちを一番大事にしていました。
――滑っているときや踊っているときは、どういうことを考えているんですか?
「俺を見てくれ!」ですね(笑)。このプログラムを見せたいって、ただそれだけです。でも、普段の生活では全然違って、むしろ「見ないで!」っていう感じなんですけど(笑)。
――先ほどの撮影のときにも「バラを持つのは照れる」っておっしゃっていましたね。こうしてお話していると、氷上での華やかな印象とはうらはらに、高橋さんってシャイな方なんだなと…。
そうなんですよね、こう見えて…(苦笑)。

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――でも舞台に一度立てば「俺を見てくれ!」になるわけですよね。小さい頃から、そうなんですか?
不思議と、なるんですよね。昔からそうだったわけではないと思うのですが。でも、小さいときは全然踊れなかったながらにも、ダンスなど身体で表現するものを見るのは好きでした。「カッコいいな」っていう憧れは常にありました。
――高橋さんの魅力のひとつが、全身からあふれる“色気”だと思うのですが、ご自身では色気についてどんなふうにお考えですか?
色気については、意識しています。僕は、色っぽいのも、艶っぽいのも好きなんです。たとえば、テレビや映画を見ているときでも「この人、色っぽいな」と思ったら、目線の使い方や歩き方、しぐさとか手の出し方とかを、気にして見るようにしています。「これ、今度やってみよう」とか思いながら(笑)。

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■「本当にやりたいこと」なんて簡単には見つからない。
――昨年は表現者としてだけでなく、オリンピック報道番組のキャスターとしても活躍されていましたね。
そうですね、いろいろなお仕事をやらせていただきました。試行錯誤の毎日です。身体を動かす仕事のほうが、まだ自分に自信が持てるので、表現をするほうにもっと力を入れていきたいと思っています。とくに、昨年少し距離を置いてしまったスケートには、真剣に取り組んでいきたいです。
――スケートとは距離を置いていたとのことですが、一昨年(2015年)は、ニューヨークに滞在されていたそうですね?
語学留学のために8カ月ぐらい行っていたのですが、ぐうたらな生活を送ってしまって…(笑)。今思えば、スケートから少し離れたいっていう、若干「逃げ」みたいなところもあったんです。これから先の目標も、暮らしながら見つけられればいいやと思っていて。
――3度目のオリンピック入賞を経験し、現役フィギュアスケート選手を引退したのが2014年。切り替えなんて、すぐにはできないですよね。
ニューヨークは、目標をもっていないと、自分が中途半端に思えてしまって過ごしにくいことに気付きました。それで、「これじゃ自分がダメになる」と思って戻ってきました。「夢もないんだったら、戻ってしっかり自分に向き合い、仕事をしたほうがいい」って。
――その経験があったからこそ、「仕事を頑張ろう」と切り替えできたんですね。
そうですね。落ちるところまで落ちるなと思ったら、上がるしかないので。
――今、将来の夢や目標の作り方がわからない人や、夢を持っていても、そこにどう向かっていけばいいんだろうと悩んでいる人がたくさんいます。夢や目標って、どうやって見つければいいんでしょうか?
それは僕も今、探しているところです!(笑) 今まではずっと、目標は向こうから来ていたというか、常に用意されていたんです。
――世界選手権にオリンピックに…、常に上を目指していればよかった、と。
はい。だから20代ぐらいの若い方々が進学や就職を考えるみたいに、僕も30代で今やっと仕事を始めたところで、本当にやりたいことを見つけなくてはならないのに、「ヤバい、何やりたいかわかんない!」っていう状態(笑)。
――そんな状態の今、どうされているんですか?
いろんなことをさせていただきながら、自分に合っているもの、やりがいを感じるもの、もうちょっと広げていきたいというもの…って、ひとつひとつ探しています。頭で考えてしまうと、全部やってみたい気もしますし、全部やりたくない気もするんです。だからとりあえず、やれることをやってみています。
――できることを、片っ端からやっていくと。
やってみて、たとえ周りの評価はよくても、自分のなかで納得があまりいっていないと、やはり気持ちも続かないんです。そうやって周りの評価と自分の評価を照らし合わせながら、選択肢を少なくしていく作業をしています。このやり方が正しいかどうかはわからないですけど。
――世界の舞台で戦ってこられた高橋さんでも、そうした悩みと向き合っているというのは、とても勇気づけられるお話です。
今、本当に新社会人の気持ちですよ(笑)。30歳になって、初めてストレスも感じましたし。「胃が痛い!」っていうストレス。終わったら痛くなくなるんですよね、あれ(笑)。
―初めて!? オリンピックよりも大きなストレスでしたか?
オリンピックよりもです。同世代の友達はみんなこういうストレスを20代で経験してきたんだなと、あらためて尊敬しています。

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■壁にぶち当たったときは!? 高橋大輔の意外な対処法
――そんな高橋さんにもうひとつ、アドバイスを聞いてもいいでしょうか。たとえば何かやりたいのにうまくいかないとき、壁に当たってしまったときに、どう乗り越えていますか?
僕は…人のせいにしますね。ハハハ。
――え!? 予想とはまったく違う答えが…(笑)。
いや、面と向かって「あなたのせいです!」と言うわけではないですよ(笑)。それから、最初から何も努力せずに、ただ人のせいにするわけでもありません。もちろん、一生懸命やる。でも、それでも本当にうまくいかないときには、逃げ道を作るんです。
――なるほど。
もちろん、すべて自分だけで決めた場合は、人のせいにはできない。でも、うまくいかないことのなかで、努力を重ねても自分の力ではどうしようもないこともあると思うんです。その責任を背負い込みすぎると、どうしても最後の一歩が踏み出せなかったり、周りの目が気になったりしてくる。だからそこで「もう知らない! 言い出したのはそっちだし!」って心のなかで、ちょっとだけ思う(笑)。そうすると踏ん切りがついて、一歩を踏み出せると思うんです。

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――逆に言うと「人のせいにしつつも、全力でやる」わけですよね。
そうです。もちろん一生懸命やるんです。それでも最後の困った局面が出てきたときに、自分ではどうしようもない部分については、心のなかでそっと人のせいにする。「知らない! なるようになれ!」って。ちょっと気がラクになって、パッといける。これ、ダメかなあ?(笑)
――いえ、すごく大切な考え方だと思います。自分を追い詰めすぎないということですね。
そうです。途中までは追い詰めて、最後は追い詰めない!

――ありがとうございます。では最後に少し、プライベートのことも教えてください。今、高橋さんがハマっているものは何ですか?
ハマっているのは、映画ですね。ネットで映画やドラマとかを、ずっと見ています。
――見ながら、色気や表現について研究したり…?
息抜きで見ているつもりではありますけど、やっぱりそういうのも気になります。つい「あ、いまのしぐさカッコいい!」とか…。言われてみると確かに、そういうことを考えながら見ていることも多いかもしれません。
――お休みの日があれば、お家で映画を見て過ごす感じでしょうか?
休みの日は外に出かけるのも好きなんですけど、最近は仕事で外に出ることが多い時期なので、逆に家にこもっています。やはり、ゆっくり映画を見たりすることが多いかな。
――映画を見る以外では、何をすることが多いですか?
掃除していますね。ボーっとすることができないので。あんまり面白いことはしていないですね。これといって趣味もないので…(苦笑)。
――それでは、6月に上演する『LOVE ON THE FLOOR 2017』に向けて、意気込みをお願いします!
今回は、昨年の公演からさらにブラッシュアップ、パワーアップした素晴らしいステージになると思います。僕自身も前回の経験をふまえつつ、プラスαで新しいものをみなさまにお見せできるよう、しっかり準備していきます。期待を裏切らないような舞台を届けられるよう、頑張りますのでよろしくお願いします!

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本日付でライブドアニュースにUPされた大輔さんのインタビュー記事、
内容も写真もすべてが素敵な記事だったので記録用にお借りしました。
記事の終わりには嬉しいプレゼント企画も。
ぜひ皆さんもふるってご応募してみてくださいね。

★★高橋大輔さんのサイン入りポラを抽選で3名様にプレゼント★★
今回インタビューさせていただいた、高橋大輔さんのサイン入りポラを抽選で3名様にプレゼント。ご希望の方は、下記の項目をご確認いただいたうえ、奮ってご応募ください。
■応募方法:ライブドアニュースのTwitterアカウント(@livedoornews)をフォロー&以下のツイートをRT
https://twitter.com/livedoornews/status/850182181490012160
■受付期間:2017年4月7日(金)12:00~4月13日(木)12:00
■当選者確定フロー
・当選者発表日/4月14日(金)
・当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、発送先のご連絡 (個人情報の安全な受け渡し)のため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。

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春らしい色合いのスーツをまとった大輔さん、取材を受けたのは3月1日のこと。
たくさんのメディアが集まっての共同インタビューだったと思われますが、
バラの花を手にちょっと恥ずかしそうなwカメラ目線の写真は初見でしたね~
このライブドアだけの単独インタビューと撮り下ろしフォト、ありがとうございます!

同じスーツ姿の大輔さん記事、数社から続々UPされていた中で
これが1番最初にUPされたものでした。リンク先を再度お借りします。
★高橋大輔「LOVE ON THE FLOOR」、前作では「試合の顔に戻っていた」
[ステージナタリー 2017.03.07 13:05]
http://natalie.mu/stage/news/222579

大輔さんが素直な気持ちをとことん語っている今日の記事の中で
壁に当たってしまったときに、どう乗り越えていますか?との質問に
「僕は…人のせいにしますね。ハハハ。」
と応えていたあとの話がとても印象に残りました。

単に責任転換するというのではなく、可能な限りの努力をした上で
最後は自らの力量を鑑みての良い意味での開き直りをするということ。
そういえばこれと似たような意味合いのことを以前話していたなぁ~と
過去記事を探してみたところ。リオ五輪取材に出発する直前のインタビュー記事に
その部分を見つけたので抜粋でもう一度お借りします。

★高橋大輔さん キャスターに挑戦、伝えたいリオ五輪
[日刊スポーツ (7月24日紙面より) 2016.08.08 21:42]
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1691635.html
  ~記事文から一部抜粋~
キャスターは初体験。悩んだ末、思い切って引き受けた。
「冬の五輪は経験ありますが、夏はない。でも起用していただいたのだから
 僕自身の見方で五輪を盛り上げていけたら。しゃべりは得意ではありません。
 よくかみますし(笑い)。でも自分にとって、いい経験になる。
 得意ではないことに挑戦することで、見えてくるものがある。
 競技に詳しい方はたくさんいると思うので、それ以外の部分で
 何かできればと思います。逃げてるのかもしれませんけど(笑い)」

 昨年4月から12月まで、8カ月のニューヨーク暮らしを経験した。
「帰国して目標を探すために、いろいろやってみようと思った。
 五輪ってアスリートにとって一番大事。テレビ局にとっても大きなイベント。
 期待に応えられるか悩んだけど、最終的に『選んだのは僕じゃないから』と(笑い)」


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昨年の夏はヒマワリを手にして写真に納まっていたんでしたね~
どうしてメディア側はこんなにもイケメンに綺麗なお花を持たせたがるのか?!w
リオ五輪キャスターを務めるにあたり、喋りに苦手意識を抱いていた当時に
「選んだのは僕じゃないから
と思い切りの良い発言も見られた大輔さんでしたが…

終わってみれば現地取材レポートを通して
リオ五輪の感動をしっかりと伝えてくれていた、
素晴らしいオリンピアンキャスターのお仕事ぶり。
おかげでスポーツの素晴らしさや極限を目指すアスリートの強靭さ、
4年に1度の五輪という特別な大会がいかに尊いかを知ることが出来ました。

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あれからまだ1年経っていないのが不思議に感じるのは
スケートのみならず様々な分野での挑戦を続けてくれたから。
大輔さんの新たなステージをいっぱい見せてもらえたこれまでの1年を
毎日応援して来られたことをとても嬉しく思っています。

再演が決まった「LOTF2017」はダブル主演を務めることで
さらに進化を遂げたダンサーとしての大輔さんを見せてもらえそうですね!
そして今年はスケートの方にもガッツリ取り組むつもりとのこと、凄く嬉しいです!!
スケーターとしてもまだまだ進化の途中、表現者としての高みへ、
大輔さんが一歩一歩登って行く姿を見守っていきたいと思います!

yocco


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